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【残業したくない】ゴールから現在地までを繋ぐとどうすればいいかわかる
いわゆる逆算思考というものです。
これは当たり前と言えば当たり前のことですが…
ゴールをまずは設定する。
そうすればそのゴールを達成するためにはどうすればいいか考える。
どうすればいいか考えた時、初めて優先順位と必要なものが決まる。
こういう流れだと思います。
これは色々なところで役に立つし、巷で最近よく聞くKPIやらKGIやらのフレームワークでも使えるんじゃないかと思います。
ではどうやって身に着けるか?
自分の体験からいうとめちゃくちゃ忙しい飲食店で料理を作ると自然と身に付きます笑
うそのようですが、どの順番で何を作ると時間のロスなく料理を作れるかを常に考えないといけないので自然とそういう発想になります。
とはいうものの、そんなのところで働く機会はないよと言う人が大半だと思いますので、順を追って説明してみようと思います。
ゴールの設定
このゴールの設定とは大きいものと小さいものに分けるといいです。
大きいゴール:ここでは達成するまでに時間がかかるものと定義します
小さいゴール:これはすぐに達成できるものと定義します
仕事で例えると、終わるのに何か月もかかるものは大きいゴール、1~3日程度で終わるものは小さいゴールといったイメージです。
仕事では小さいゴールを溜めていくと残業する羽目になります。
メールなんかも返信しないとどんどん溜まりますよね?
ということで今日は小さいゴールに的を絞って話していこうと思います。
ゴール達成のためにどうするか考える
これも当たり前のことですが、ゴールを設定するからどうやって達成するのかを考えるのであって、なんとなくやると軸もブレブレで出来上がったもののクオリティも悪いといったことになりがちです。
今回は「残業せずに帰る」といったゴールを設定します。
ゴール=残業せずに帰る
まず何に時間を取られているかを考えると以下のようなものが考えられます。
1. メールが溜まる
2. 送ったメールに返信が来ない
3. 上司がいないので最終決断ができない
4. 社内の承認が遅い
5. 自分の知識不足で解決に至るまでに時間がかかる
これらをどうやって解決していくかを考えた時に、ぱっと思いつく解決策は以下の通りです。
1. 来たメールはその場で返信する
2. 電話でもなんでもいいので状況の確認を行う
3. 2と同じで状況確認を行う
4. 誰で止まっているのか確認して承認のお願いをする
5. 考えても無駄なので知識がある人に聞く
ここでわかるのは1と5は自分が止めてしまっている可能性がある。
2~4は自分以外のところで止まっている。
この整理だけでも自分要因なのか外部要因なのかがわかりますよね?
自分で解決できるものはさっさと解決して自分がボールを持たないようにするとそれだけで別の作業ができるようになるので、とにかく自分が仕事を止めないことを意識するといいでしょう。
そして、組織に属している以上人間関係はやはり大事です。
根回しするにしても、人間関係が出来ていないとうまくいきません。
打算的ですが、社内の承認一つとっても自分が思うように仕事を進めるためには社内営業、つまり相手に気持ちよくなってもらう作業は大事になってきます。
社内で嫌いな人がいると怒ったり、陰口を言っていないですか?
それ自体にパワーも使うので、もしそうであれば、相手を機械だと思って、言われたことを淡々とこなすようにすると、案外こちら主導でコントロール出来たりするので試してみてください。
優先順位と何が必要か決まる
ここまでくると、どこに力を入れた方がいいのか、何の優先度が高いのかがわかってきます。
優先順位は上から重要度が高く、
① 自分がコントロールできるもの
② 自分が行動すれば何とかできるもの
③ どうにもならないこと
です。
優先順位とは自分が決めるものではなく、ゴールから逆算すると勝手に決まるものだと思っています。
先ほどの例で言えば、自分がコントロールできるのは1. メールの返信です。
コントロールできないものに力を入れてもどうにもならないのでまずはコントロールできるものに注力します。
その次は5. 自分の知識不足で解決に至るまでに時間がかかるものです。
これは悩んでいるのは自分だけのパターンになりがちで、案外知識のある人に聞けば秒で解決できることが多かったりします。
それぐらい自分で考えろと言ってくる人もいますが、考えてわからなければ聞いた方が圧倒的に早いです。
ここでのゴールは「残業せずに帰る」であって自分で考えて知識をつけることではないので雑音は無視します。
最後に自分でコントロールできないものです。
それは自分がこうしたい、ああしたいと思っていてもどうにもなりません。
つまり下記の2~4は自分だけではどうにもならないので早め早めに動いて、ボールをできるだけ持たないようにします。
2.送ったメールに返信が来ない
3.上司がいないので最終決断ができない
4.社内の承認が遅い
もちろんごり押しで何とかしないといけないこともありますが、相手に迷惑をかけることになるので角が立たないためにも、普段から自分の中の期限をかなり前に設定するといいいでしょう。
そうすることで、少なくとも自分が責められるリスクが減り、上司や関係者に逆に無言のプレッシャーをかけることができるので精神衛生がかなり安定します。
そうしているうちにこれが必要だ!あれが必要になる、といったように物理的に必要な物や知識が自ずと見えてきます。
まあ今回の場合は自分ができることは完了しているので、残業せずに帰っても怒られることはないでしょう。
どんなこともやることは同じ
物事は複雑に見えるものをいかにシンプルに考えることが出来るかで、解決できるスピードが変わってきます。
つまり型を作ることで物事を回転させるスピードが変わってきます。
その型は常に変わってもいいですし、なんなら常に変わった方がいいです。
最近であればAIを活用で仕事の仕方が大きく変わっているのでそういうものはどんどん取り入れるといいでしょう。
やることが変わってもプロセスは基本的に同じで、
ゴールをまずは設定する。
そうすればそのゴールを達成するためにはどうすればいいか考える。
どうすればいいか考えた時、初めて優先順位と必要なものが決まる。
です。
このnoteを書いているうちに英語のゴール設定に関して書きたくなってきたので、近々英語のゴール設定に関しても書いてみようと思います。
それでは(^^)/