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苦手なことから逃げなければときっといいことがある

唐突ですが僕は今まで色々失敗してきました。

大学受験は勉強をしていなったわけではなかったのですが上手くいきませんでした。

一浪して何とか志望校に入りましたが背伸びして入った大学だったので周りのレベルが高く、本来大学の制度で行けるかもしれなかった海外留学もテストの結果が悪く、その制度では行けませんでした。

社会人になっても仕事で何度もミスをして、会社の人やお客さんに迷惑をかけてしまいました。

それでも自分は負けず嫌いな性格なので絶対にあきらめない!
そんな気持ちを持ってその時その時をできる限り全力で走りぬいてきました。

その中でもふと思うのが、自分は努力をしなかったわけじゃないのに失敗していることが多々あるということです。

特に大学受験に失敗した時にそれを強く感じました。
冷静になって自分の分析をすると、苦手なことから逃げていることに気づいたのです。

大学受験の時は苦手な世界史から逃げ、得意科目ばかり勉強していました。
社会人になった今であれば得意なことを伸ばす方が効率的なのではと思うこともありますが、テストという枠組みの中では最低とらないといけない点数があります。

それさえもクリアできないのでは話になりません。

その時はっきりと、無駄な努力と身になる努力があるんだと気づいたのを今でも覚えています。

それはそうです。10時間も勉強していたのに中身は得意なことの繰り返し。
上限のあるテストでは伸びしろがなかったのです。

念願の第一志望の大学で第一志望だった英文学科に入学した時にも、受かった理由はなんとなく自分の中では持てていました。

それは、苦手なことから逃げなかったということです。


自分が受験に失敗したのは明確に世界史がダメとわかっていたので世界史にほぼ全振りしました。

得意なものというのはいつでもある程度できてしまいますが、苦手なものはそうはいきません。

大学の制度で海外に行けなかったのも、英語力が基準の水準に届いていなかったからです。でも英文学科なのに英語ができないと言われるのが嫌で、それならと休学をしてカナダに行きました。

現地に行って話せるようになって帰ってきてやる!とここでも負けず嫌いな性格が出て、極端な行動で無理やり自分を変えるために行動しました。

他のnoteでも何度か書いていますが、最初は現地のマクドナルドで言葉が通じなさ過ぎて、店員さんに激怒されました。

それでも、そこから逃げては成長はないと思い、そのマクドナルドに嫌がらせのように毎日通いました。
メニューに指をささずに言葉通じるまで。

そのおかげもあって今は英語を使って仕事をするまでになりました。

社会人になってもある程度の成績を残して、3年目に社員表彰をしてもらうことがありました。

その時も同じです。
苦手なお客さんから逃げなかったからです。

ただこの苦手なお客さんから逃げないというのは自分の性格があったからだと思います。

苦手な人といつまでも関わっていると心が疲弊するのは間違いありません。
自分は運よく助けてくれる人が周りにいたから耐えれましたが、そういう助けがないのであればさっさと逃げてもいいと思っています。

ここでも思うのはすべき努力の方向を間違えてはいけないということです。

失敗を受け入れるのは自分のプライドが傷ついたりもするのでなかなか簡単なことではありません。
時には周りの人に笑われることだってあるかもしれません。

ただ、失敗を受け入れて自分が努力する方向さえ間違えなければ大概のことはうまくなる、うまくいくと信じています。

受験のように時間に制限がなければ、人の2倍・3倍時間をかければそれなりにはできるようになるなという感覚もあります。
なので最近は、できないなら人の2~3倍時間をかければ同じぐらいできるようになるのであればその時間を作ろうという発想に至っています。

どうせ何かをやるなら全力で!でも方向だけは間違えないように!
そのためには自分の苦手なことから逃げてはいけない。


この思いの再確認と自分への宣言のためにここに記しておこうと思います。










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