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紀行文 20/01/02 巻03拾遺
山手駅へ
位置:横浜市中区立野
ザ・駅
液構造を支える鉄とコンクリートの駅構造と車道が交差する.前後の駅に比べると乗降数が少ないのか,歩行者空間への配慮は少ないが,その無機的な重量が剥き出しの交通を顕わにしている.
大和町の直線
500m以上の北東-南西方向に伸びる直線道路の沿道に商店街が形成されている.これも交通的ともいえるが,明治期以来の射撃訓練場に由来する.この方向は,西北西-東南東方向の主谷にほぼ直行する一帯の支谷の方向とも一致をみせている.谷戸の開きを利用した射撃訓練場であったことがわかる.
「大和」(ヤマト)の名称は,大和屋シャツ店を創始した石川清右衛門の所有地がこの地にあったためとされる.「山手」(ヤマテ)との音が通じる点には注意したい.
裏手の眺め
YC&AC通りのひとつ裏手の通りからは施設の裏面に配管や配線類を眺めることができる.トマソン物件にも近づいた鋼製建具もみえている.
尾根筋から
米軍住宅のあった跡地が本牧山頂公園として開放されている.製油所方面の眺めを気持ちよく愉しみながら尾根道を歩くことができ散歩に適している.
山手町へ
開発の合間から
ワシン坂を上がり尾根を歩いていると,住宅地が道路沿いに連続している.仮設ゲートからは次の新築する者を待つように敷鉄板で押さえられた土地とその向こうの景色が望むことができた.展望のある宅地らしい.
元町から中華街へ
元町を飛び立つ鳥
元町商店街の入口には光るフェニックスがみえた.明るすぎない照明と商店街という印象を受ける.
色々の神
媽祖廟の夜は,ライトアップされ,とりどりの色がより強調されているようにも映る.