個別オフラインサイン会から1週間後、人生初のヨントンに挑むオタク

前回の個別サイン会から1週間後、私は生まれて初めてのヨントンに挑む。この時すでにヨントンも経験していた佐野文哉の女に相談し、必要なものやポイントを教えてもらった。彼女は物凄いスピード感で生きておりオタクの鏡だと思う。TikTokerが使うものだと思っていたリングライトも買った。ライトを付けてインカメで自分の顔面を確認したとき、これは絶対に必要だと実感した。

何を伝えようか1週間考え続けた。初めてのヨントンだということと、これからたくさん碧海くんに会いたいという気持ちを伝えることにした。30秒を計りながら何度も練習した。
何を着ようか悩んだ。白っぽい服のほうが顔色が綺麗に映るかな、でもメンカラ大好きなタイプのオタクなので黒という選択肢も捨てがたい。結局メンカラ思想が勝ち、黒のノースリーブのブラウスにした。
前日は半身浴もした。高いパックもした。小顔エクササイズもした。むくみを減らすドリンクも飲んだ。いつもより早く寝た。やれるだけのことはやった。

そして当日、私の時間は遅いほうで夕方ごろだったのだが、朝から何をするにも落ち着かなくて一日中ソワソワして過ごした。メイクもいつもより丁寧に、少しだけ濃いめにした。髪もツヤツヤさらさらを意識した。着替えてから「腕出してるの張り切りすぎって思われるかな…」とデート前みたいなことを考えた。実際デートですからね。届かないのにお気に入りの香水もつけた。佐野文哉の女にビジュの最終チェックをしてもらった。めちゃくちゃ褒めてくれてありがたかった。

いざ、入室時間になった。入室してからの流れは緊張しすぎてほぼ覚えてないので割愛させてください、すみません。しばらく待った後スタッフさんと映像・音声の確認、身分証の確認、カンペの内容の確認をした記憶しかない。そのカンペを確認してもらうときに画角の調整ができます。(のはずなのに実際始まったら碧海くんに「もうちょっと下げて」と超優しく言われたので、少し後ろ気味で持ったほうが良いのかも。碧海くんごめんね。反省。学んだ。)

あと何人、あと何人と進んでいき、ついに自分の番が来た。ドーーーーンと目の前の画面いっぱいに金城碧海がいる。普通に顔良すぎてしんだ。練習したこと全部がぶっ飛びそうだった。カンペは本当に作っておくべき。そんな私の内容はこちら。

〇〇です 初ヨントンです
これからたくさん碧海くんに会えるよう
おまじないかけてください

最初に『おまたせ！』と言ってくれたあと、大きな声で名前を呼んでくれた。その後は私のカンペを声に出して読む時間があった。本当にかわいい。そしておまじないをかけてくれた。私は碧海くん側から何か1つアクションを起こしてくれるのを予想していたのだが、こちらを巻き込んでゲームをするタイプのおまじないで、心の底からしんだ。おまじないの効力を少しでも長く保つために細かい内容は伏せますが(強欲)、とんでもないセリフを言い放ち、私が「ﾋｬｯｯｯｯｯｯｯ」と顔を覆ったところで残りの秒数のカウントダウンが始まった。
彼は続けざまに『大好きだよ🫶』と伝えてくれた。私も急いで「ｱｯｯｯｯｯ大好きｯｯｯｯ」と返した。そして残り10秒ほどのところで「先週、関東の個別サイン会に行ったので2週連続で会えて本当に嬉しい」と超早口で伝えた。そしてこの返事で私の全てが終わった。

『うん、覚えてるよ。大好き。』

「エﾞッッッッッッッ」ととんでもない声を出し、でも大好きを返さなきゃと必死に理性を手繰り寄せ「だいす」まで言ったところで幸せな時間はブチッと終わった。

サイン会もなかなかのダメージだったが、今回は誇張無しで息をするのがやっとの状態だった。しばらく椅子から立ち上がれなかった。とにかく今あったことをスマホのメモに書き込むので精一杯だった。そしてまたしても佐野文哉の女にレポを送りつけた。「分かってたけどスーちゃんやばいや」と言ってくれた。親にも自慢した。我が家は25歳過ぎた娘に対しても親バカな両親なので「さすが碧海！やっぱ覚えてたか！」「1週間前の記憶だもんね？絶対本当だよ！」と全肯定だった。

これが本当だとしても、アイドルとしてファンを喜ばせたいから言ってくれたんだとしても、どちらでも大正解。とにかく私が嬉しくて幸せいっぱいな気持ちになったのだから。次に彼と話すときは、たくさんの感謝を伝えて私も碧海くんを幸せいっぱいな気持ちにしたいと非力ながら思った。

碧海くんとはその後、12月の頭にもヨントンをした。とにかく感謝を伝えたくてHUNTER×HUNTERのとあるセリフで挑んだ。ケラケラ笑ってくれてたくさん笑顔が見れて本当に嬉しかった。感謝を伝えられて満足していたら『おれ〇〇のこと忘れへんからな』と言ってくれ、頭が真っ白になり終わった。まだまだ碧海くんには貰ってばかり。自分の大きすぎる気持ちは少ししか伝わってないと思うのでまた会いに行かなきゃ。たくさんの感謝と幸せと大好きを伝えなきゃ。

またしても自分の記録用のようなブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。やはり長くなってしまいました。貴重なお時間いただきありがとうございました。
金城碧海くん、幸せをくれてありがとう！！
貴方も幸せでいてね！！！！