私のこれまでのオタク人生と"この人たち好きになったら終わりだ"と感じた瞬間、そして終わるまで
~金城碧海という男と出会うまで〜
私は小学生の頃からいわゆるオタクだった。
まず初めは母の影響で5人時代の東方神起を好きになり、そこでK-POPと出会った。ユンホに夢中だった。真っ直ぐ努力家な性格と寸分違わぬダンス、キリッとした顔が好きだった。周りの友達が嵐とAKBに飲まれていく中、なけなしのお小遣いで東方神起のCDを買った。たくさんの曲を聴きたかったけどアルバムを買うほどお金に余裕がなかったので、リミックスを買った。英語の勉強用に買ってもらったCDラジカセでひたすら聞いていた。BIGBANGやKARAや少女時代も好きになった。
2010年、東方神起が活動休止した。めちゃくちゃ泣いた。
2011年、東方神起が2人になった。かわらず推したい気持ちと、さすがに嵐の波に飲まれてみたい気持ちとがあった。
嵐の波に飲まれた。大野智を好きになった。優しい、かつどこか掴みどころのない性格と、透き通る歌声、軽やかなダンスが大好きだった。生まれて初めてコンサートに行った。この事務所のコンサートの楽しさを知り、激戦の中で何度か行った。他にも色々なグループを好きになり、私はいわゆる「○ャニオタ」となった。
2020年、嵐が活動休止した。大野智の状況が一番分からなかった。めちゃくちゃ泣いた。
2021年、ふいに日プ2の開催をネットで見つけた。高校時代の友達に韓国のサバ番好きがいたのでどのようなものかは知っていた。試しに見てみるか〜の気持ちで見始めた。練習生一覧の中で、まず顔で池﨑理人を選んだ。オンタクト評価の動画を見て絶対に彼をデビューさせようと決めた。
友達がたくさんいるわけではないし、ちょうど社会人になりたての時期だったのであらためて誰かに連絡を取るのも憚られ、1人で黙々と投票した。
そして彼はINIとしてデビューした。私はそこで満足してしまい、デビュー後のINIを推すこともなかった。○ャニーズのほうが好きだった。
久々に会うことになった学生時代の友達に布教され、Snow Manが気になるようになった。ラヴィット!を見て宮舘涼太に惚れた。なんて面白い人なんだ、と気づいたら好きになっていた。Snow Manのコンサートにも行った。やっぱりすごく楽しかった。
宮舘涼太好きとしてTwitter上で仲良くなった人たちと一緒にSnow Manが出演する音楽番組を見ていた。
そこにINIもいた。池﨑理人を応援していたとつぶやくと、そのうちの1人が西洸人に興味を持った。私が色々と伝えるうちに彼女はminiになった。と同時に私も気持ちを思い出し、miniになった。そこからはトントン拍子で2人でFCに入会し、日プ2を見返した。当時とは違う気づきや楽しさがあった。その後ラポスタ2024を配信で見た。私の知らない池﨑理人がいて、INIがいて、とてもキラキラして見えた。
それと同時にJO1のパフォーマンスを知ってしまった。反射的に「これ以上この人たちを見たら好きになってしまう」と思った。ダメだと感じた。なるべくINIに集中するように見たが、どうしてもJO1が、特に背が高くて三白眼で強面なのに繊細な声で歌う彼が気になってしまう。ユニットのラップグループとして出てきた。ヒソカ!?となった。私はHUNTER×HUNTERも大好きだ。特にヒソカが大大大好きだ。プロポリスってなに?喉シュッてするやつ母が使ってたな……頭がグルグルする中、池﨑理人がとんでもないラップを披露し、カッコよくてなぜか一安心した。
その後、西洸人の女と一緒にINIの京セラ公演に2日間とも入った。めちゃくちゃ楽しかった。どちらも注釈席だったにも関わらず、2日目はスタンド最前という席を引き当て、思う存分楽しんだ。
しかしその後も頭の中にずっと『金城碧海』の4文字がグルグルしていた。たぶん既に好きだった。ラポスタで一目惚れしていた。INIに謎の罪悪感を感じながらも、JO1のことを調べ上げた。はいじぇおを見漁った。毎回爆笑した。金城碧海ってお笑い担当なんだと知った。彼がしばらくお休みしていたことも知った。そして日プ無印に手を出した。
終わった。全てを掴まれた感覚だった。最初から最後までひたすら金城碧海の分量を求め続けていた。レベル分けテストの歌声からもうダメだった。見た目もどタイプすぎた。スマホを投げた。あまりにも好きビジュすぎて。ビジュアルだけでなく、彼の諦めない姿勢、仲間のために寄り添う姿勢、置かれた場所できっちり花を咲かせる結果、何もかもが私の"推したい"という気持ちを掴んで離さなかった。なんでもっと早く出会えなかったんだろう、なんでリアルタイムで日プ無印の存在に気づかなかったんだろうと後悔した。
Black Outでトドメを刺された。まず彼にチョーカーを付けさせたスタイリストさんは誰ですか?顔と髪型と衣装と全てが完璧すぎる。そんで歌い出したら声良すぎて泣いた。力強いような、でも震えるような、繊細で儚くて…ダンスも素晴らしかった。Fクラスとは?となった。YouTubeのコメ欄が気になり見に行くと「好きな子がいたけど勇気が出なくて告白できなかった」エピソードを発見し悶絶のあまり自分の枕をドカドカ両手で叩いた。
一気に最後まで見た。ファイナルの曲とパート決めでは胸が苦しくなって泣いた。でも彼はやっぱり置かれた場所で綺麗に咲いた。10位で名前を呼ばれていた。JO1としてデビューしていた。見事に11人みんな大好きになっていた。はいじぇおを見ている間に全員の良さには気づいていたが、無印を見て印象が変わったり、逆に変わらない人もいたりした。間違いなく言えることは、見る前より見た後のほうが格段にJO1全員に尊敬の気持ちを持ったこと。すぐにFCに入会した。ちなみに西洸人の女も私がとんでもない勢いでJO1に落ちたため無印を見てくれたのだけど、無事に佐野文哉の女となった。今はとても楽しそうにOWVを追いかけている。
これが私がJO1と、金城碧海という男と、出会ってしまったすべて。初めて生でパフォーマンスを見たのは5月のKCON JAPAN。まさかの東方神起のカバーを披露してくれた。私が5人を好きになったキッカケのMIROTIC。涙を流しながら見た。母と幕張まで飛んで行って本当に良かった。
今は私にSnow Manを教えてくれた友人と2人でJO1の活動を追いかけ回す生活をしている。彼女にカラオケでKIZUNAのDVDを見せた日を忘れない。與那城奨を好きになってくれてありがとう。
以上、私の沼落ちブログでした。
JO1はどうかいつまでも11人で幸せに過ごしてください。できればできるだけ長くステージに立っていてほしいです。どんな11人も大好きだけど、やっぱりステージで輝く11人が一番大好きです。しがないスJAMからのお願いです。よろしくお願いいたします。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。長々と書いてしまいました。貴重なお時間いただきありがとうございました。
どうか貴方も幸せにJO1を推し続けられますように!