初のドローン事故で重傷、運輸安全委員会が原因を報告
2023年7月に大分県九重町で発生したドローン事故で、
操縦者が重傷を負った件について、
運輸安全委員会は29日に調査報告書を公表しました。
この事故は、
日本で初めて国土交通省が無人航空機による事故と認定したもので、
運輸安全委員会が無人機事故の報告書を発表するのも初となります。
報告書によると、
事故は操縦者が安全な距離を意識せずにドローンを操作したことが原因とされています。
事故当時、
操縦者は農薬散布の訓練飛行を行っており、
約10リットルの水をタンクに入れて飛行中に自動操縦モードから手動操作に切り替えた際、
道路標識の支柱に衝突して操縦者と接触し、
ドローンは墜落しました。
この事故は、
無人航空機の操作における安全性の重要性を再認識させるものであり、
今後の安全対策が求められます。
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