「横須賀基地『いずも』護衛艦ドローン撮影事件:防衛省が真実性を確認」
防衛省は横須賀基地に停泊中の海上自衛隊の護衛艦「いずも」
をドローンで撮影したとされる動画が実際に撮影された可能性が高いとする分析結果を公表しました。
この動画は当初、
偽動画の可能性があるとされていましたが、
艦番号の比較や周辺環境の検証を通じて、
その真実性が確認されました。
この事案は防衛上非常に深刻に受け止められており、
海自は横須賀基地の警備強化を進めています。
無人機等飛行禁止法に基づき、
地域内でのドローン飛行は厳しく制限されています。
防衛省によると、
この動画は3月26日に中国の動画投稿サイトに掲載され、
現在は削除されていますが、
3月29日にはSNSプラットフォームX(旧ツイッター)に転載されました。
動画の撮影者や撮影の目的については公表されていません。
この事件は、
ドローン技術がもたらす新たな挑戦と脅威に対する防衛策の見直しを迫るものです。
護衛艦「いずも」は、
海自最大の護衛艦であり、
最新鋭のステルス戦闘機F-35Bの発着艦を可能とするための改修が進められており、
その重要性からも、
無許可の撮影行為が引き起こすセキュリティ上の問題は、
一層の警戒が必要であるとされています。
防衛省はこの事件を受けて、
さらに詳細な調査を行い、
必要な対策を講じる方針です。
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