液状化が不動産投資に関係ある理由
2024年1月1日16時06分に石川県能登地方で地震が発生しました。大地震ではよく液状化の話を聞きますが、本地震においても液状化現象が発生しています。
本記事では、この液状化現象が不動産投資において影響があるのか、また、対策するにはどうしたら良いか解説いたします。
1.液状化現象とは
そもそも液状化現象とは何でしょうか。よく耳にしますが、いざ調べてみてもイメージが沸かずに、理解を断念する方も多いのではないでしょうか。
地震が発生して地盤が強い衝撃を受けると、互いに支えあっていた土粒子がバラバラになり、土粒子の間に含まれていた水に浮いた状態になります。その結果、土粒子が下に沈み、水分が上に集まることで、地盤全体がドロドロの液体のような状態になります。この現象を液状化現象と呼んでいます。
液状化現象が発生すると、いままで安定していた地盤が急に柔らかくなり、地盤沈下や亀裂が発生します。地盤から水が噴き出すこともあります。
液状化による被害は、人命に関わることは稀と言われております。しかし、噴水・噴砂の発生や地盤沈下、亀裂により、建物の沈下・傾斜・変形等により、建物価値の低下が危ぶまれるため、地震対策をしている建物であっても、不動産投資のリスクが生まれます。
以下Youtube動画は、液状化現象が視覚的にわかりやすく、イメージがつきやすいと思います。
https://youtu.be/6zVCEGOzNak?si=Yb1lWJq020E7blfn
2.液状化現象への対策
地震発生を抑えることはできませんが、地震による被害を少しでも減らすためには、耐震・制震・免震を行うことが重要です。しかし液状化現象への対策については、地盤転圧、地盤改良などをしっかりと行うことも重要になります。
また、各都道府県で液状化現象ハザードマップを公開しているので、比較的安全な地域で不動産投資を行うというのも手段の一つとして考えられます。
地震大国である日本において、どこの土地でも大きな地震が発生する可能性はぬぐえません。だからこそ、不動産投資を行う上で資産価値を損なわないように、対策を練ることが重要になります。
3.まとめ
液状化現象のリスクと、それが不動産投資にどのような影響があるかがご理解いただけたと思います。
東京においても液状化現象の可能性が高い地域は存在します。不動産投資をする上で、長い期間で資産運用を行うならば、ハザードマップを活用することも重要です。
スカイフィールドコーポレーションでは、不動産投資向け集合住宅の建築サービスを提供しております。地盤改良をしっかりと行い、安定・頑丈な地盤を作り、安全な建築を行うことをお約束いたします。
不動産投資向けでアパート・マンションを建築する際には、ぜひお声がけください。
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