私がバイクに惹かれる訳【DREAM日記#7】
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こんばんは、もるです!
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今日は、私の大好きなバイクについて。
バイクとの出会い
バイクにはじめて乗ったのは、
大学1年生の時に訪れたフィリピンでのことでした。
フィリピンでは「バイクタクシー」が主流です。
車のタクシーも、日本に比べると
驚くほど低価格で乗車できるので
よく利用されますが、1〜2人の移動では
ほとんどバイクタクシーを使います。
ちなみにフィリピンは
交通ルールがないに等しい(?)ので、
バイクタクシーでも容赦なく3ケツします。
普段街で見かけるバイクは
小さい子供を沢山載せて6ケツくらいで
余裕で走っていたりするので、
見てるこっちがヒヤヒヤ。
バイクタクシーは基本的に50ccのオートマ、
いわゆる原付です。
初めてバイクタクシーを利用した時、
私はバイクどころか原付にさえ
乗ったことがない状況でした。
貸してくれるヘルメットをかぶって、
シートに跨り、発進。
その瞬間、思っていた以上に身体で風を感じたのを
よく覚えています。
車と車を驚くほど速いスピードで
すり抜けていく中で、
私は今まで感じたことのない興奮を覚えました。
「バイクってこんなに気持ちいいんだ」
東南アジア特有の生ぬるい風を感じながら、
信号も標識も意味をなさないような国で
帰路についたあの20分間のことは
いまだに忘れません。
免許を取ろうと決意した日
フィリピンから帰国したのは2019年の9月。
北海道では10月頃から
ちらほら雪が降りはじめます。
冬が明けたら次はコロナ騒動。
バイクのことを考える暇もなく、
1年半以上が経ちました。
2021年春、私は大学の休学を決めました。
「自分の手でお金を稼ぎ、自分の力で生きる」
術を身につけるためです。
ちょうどその時期に先生からお声がかかり、
4月から学生秘書として
お手伝いさせていただくことになりました。
5月の第1週目、
私はバイト以外で初めて
「お給料」をいただきました。
少しまとまったお金ができたときに、
すぐに思い立ったのです。
「よし、バイクの免許を取りに行こう!!」
思い立ったら即行動。
その日に教習所に電話をし、振り込み。
5月の第3週には栃木の教習所に入校し、
第4週に卒業。
そして6月の1日に北海道の免許センターにて
免許を更新し、見事「バイクに乗れる」状況に
なったのです。
思い立ってから1ヶ月も経っていません。
それほど乗りたかったんです。
「はじめてのバイク」選び
問題はそこから。
私は「乗るバイク」をどうするか
まだ決めていませんでした。
幸い家の近くにバイク屋さんがあり、
何回か出向いて好みのバイクを検討したのですが、
どうも「バイクを買う」ことに抵抗がありました。
その時私が欲しがったバイクは
VTR250かmt25。どちらも新車で、
50〜60万円しました。
実は、免許を取った後に発覚したのですが、
私の父も元バイク乗り。
学生時代に乗り回していたのですが、
北海道で事故ってからあまり乗らなくなり、
卒業と共に手放したそうです。
父に相談すると、
「バイクにも合う合わないがあるから、
もし仮に買って合わなかった時が怖いよね。
レンタルバイクとかで、
何個か試し乗りしてみた方が安心じゃないかな。」
との答えでした。
なるほど。たしかに大きな買い物だし、
ここは慎重にいこう。そう考えました。
そんなとき「バイクリース」なるものを
発見したのです。
月額25000円で、最短4ヶ月から
好きなバイクをリースできるシステムです。
保険や保証もろもろ込みで、25000円。
色々相場を調べた末に、これは安い!となり、
バイクリースの申し込みを決めました。
そうして我が家に迎え入れた、
私のはじめてのバイクが
VTR250F、愛称はVちゃんです。
あまり見かけない白色のベースに、
赤のトラスフレームがたまらない。
Vちゃんを2021年6月30日に納車し、
2021年10月29日に返却するまでの4ヶ月間、
一緒にいろんなところに行き、
沢山写真を撮り、多くの人に「かっこいいね」と
褒めてもらいました。
「ライダーは、はじめてのバイクを忘れない」
というように、
私の中でも忘れられない1台となりました。
なぜバイクに乗るのか
バイクの好きなところはたくさんあります。
・つよそう
・かっこいい
・小回りが利く
・渋滞につかまらない
・発進が車より速く爽快
・風を切るのが気持ちいい
etc…
でも、私がバイクを愛す一番の理由は
「生を感じられる」ところにあると思います。
私は中高の6年間、登山部に所属していました。
月に1回、日曜日に登山に行き続けた結果、
神奈川の山はほとんど制覇したものです。
登山部に入っていた理由は、
自然が好きだったことや、
部室の雰囲気が良かったことなど
色々ありますが、
一番の理由は「生を感じられる」からでした。
登山は、8割方苦しいものです。
息は切れ、脚の筋肉は棒のように硬くなり、
重いザックのせいで背中は痛く、喉も乾く。
日常では感じられないその過酷さに、
私は毎回「生きている」という
実感を得ていました。
それは私の人生の中でも、
なぜだかとても幸せな瞬間でもありました。
私ってドMだな〜と常々思います。笑
私の中で、バイクは登山と似ています。
登山のように、ひどく身体が
疲れることはありませんが、
集中力を信じられないほど使います。
「下手をすれば一発で死ぬ」乗り物なので、
一瞬たりとも気が抜けません。
日常では感じない、
わずかに「死」の香りがする体験。
「冒険」や「スリル」と言っても
いいのかもしれません。
私はこの体験をしている時が
一番生に感謝するタイミングであり、
一番幸せな時間でもあるのです。
「生を感じられる」バイクは、
私のかけがえのない趣味となりました。
バイクと出会えたことに感謝し、
これからも相棒として
共に旅をしていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!