#9【湾岸探訪】◯年ぶりの葛西臨海公園
9月、海男と湾岸ドライブに行きました。
今回のルートは、葛西臨海公園⇒有明ガーデン⇒勝どき&晴海です。晴子の自然のあるところ好き好きアピールに、とうとう都会大好き海男が折れて、「葛西臨海公園は?」と提案してくれました。晴子は10年くらい前に葛西臨海水族園へ行った以来、海男は、学ランが街で一番似合う男(自称)だった高校3年生のときに来た以来とのことでした。
久しぶりの葛西臨海公園
首都高都心環状線から、首都高9号深川線へ。車窓右手に、東雲のタワマン群を眺めます。辰巳LCTを西へ、新木場、荒川を越えて、葛西臨海公園に到着です。ちなみに、Google MAP 先生によると、HARUMI FLAG のららテラスあたりから葛西臨海公園までは、10.6㎞、首都高で12分の道のりだそう。入居までは2年以上ありますが、少しずつ、湾岸の地理が頭に入ってきました。
観覧車を見上げながら、園内を散策。海辺だけに松の木が目立ちます。この日は、雲がかかった空模様。「こりゃ、ピーカンの真夏だったら、とっても歩いていられないね」などと、ひーこら言いながら、海辺を目指します。
知らなかった!葛西"海浜"公園
地図を見ていて、気がついたのですが、葛西臨海公園の先にある人工の干潟「西なぎさ」「東なぎさ」などは「葛西海浜公園」というそうで、また別の公園なんですね。いずれの公園も、平成元(1989)年に開園しています。
葛西臨海公園と西なぎさを結ぶ、葛西渚橋からは、左手に東京ディスニーリゾートが、右手に湾岸の高層ビル群がよく見えます。
砂浜に降り立つと、ちょっと鼻につく潮のかおりが。「東京や神奈川の浜辺って、こういう匂いするよね…」「海がもっときれいにならないかな~」などと話しながら、しばし砂浜を散策。
東京都港湾局の「葛西海浜公園の歩み」(令和3年3月発行)によると、昭和30年代半ば頃まで、葛西沖には漁村があり、海水浴やハゼ釣りなどの行楽の場でもあったそうです。高度経済成長で東京湾の汚染が進み、昭和40(1965)年に、葛西沖の漁村は姿を消しました。そうした中、自然保護の機運が高まり、自然と調和した公園の開発が計画されることになるんですね。
西なぎさには、「かさい海浜公園 なぎさBBQ」があり、テントや機材、食材などを用意してもらい、手ぶらでもBBQを楽しむことができるようです。
この日も、何組かBBQを楽しんでいる人たちがいました。
久々に砂浜の歩きにくさを痛感しつつ、足元に目をやると、かわいらしい海浜植物がお花をつけていました。
なんというお名前かしら?と思い、Googleレンズで検索してみました。「ハマゴウ」というらしいです。
中年は、水族園には行かない
中年は、あっという間に歩き疲れ、葛西臨海公園に戻ってちょっと休憩です。晴子は、ワッフルサンデーを食べ(海男にも半分シェア)、海男は、前日予約開始した新iPhoneの予約内容を間違えたとかで、Appleのサポートセンターにコールを。「まもなくおつなぎします」と自動音声に言われ続けながら、20分くらいつないでもらえずに断念しました。
「わたしたちの年齢になると、水族館行こう!とかいう感じでもないね~」と、公園をあとにしました。
新木場で海男の思い出の場所に立ち寄った後、この日の一番の目的地である、有明ガーデンへと向かったのです。「泉天空の湯 有明ガーデン」で体を癒すためでした。スーパー銭湯好きの海男の評価はいかに?