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出演者から作品を観てくださる皆さまへ vol.1

 出演者から作品に興味を持ってくださっている皆さまへ
 作品の見所や登場人物についてご紹介していきます。
 ご観劇のご参考にしていただけたら幸いです𓆟𓂂𓏸


vol.1 碓井 縁 役 多田祥太朗


┈┈┈   今作品の見所は?   

停滞していた人生が動き出す瞬間。
過去と向き合い、原点を見つめ、恐る恐る殻を破ってみる。
そこでの恐怖心や葛藤、勇気、そして少しの希望……
そんな感情たちを繊細に描きお伝え出来ればと思います。


┈┈┈   演じる碓井 縁は?  

硝子雑貨屋の店主。
地元を離れ、遠い親戚である碓井淡路(演:浅野)の住んでいた家を譲り受けて店を営んでいます。
しかしながら硝子製作への熱意は衰退しており、また自身の生への執着も希薄です。
これまでの経験から基本的に他者に対して心を閉ざし、自分自身のことも信用していません。
天邪鬼で内弁慶、抑え込みはするものの沸点も低い、そんな未熟で不器用な彼ですが、一方で純粋さや表に出さない思いやりも持ち合わせています。


┈┈┈   2度目の飴玉社ですね。  

役者としては2度目、スタッフも含めれば3度目のお付き合いとなる飴玉社さんですが、今作品のファンタジー色の強さに最初は驚かされました。
しかし登場人物が人間だけではなくなっても、特有の繊細で重厚な感情表現は健在なので、心の動きを大切にひとつひとつ積み重ねて素敵な作品に仕上げたいと思います。


多田 祥太朗(ただ しょうたろう)

空降る飴玉社 初の京都・東京二都市公演『ここは野分前夜、朱の麓』にて、文月 菜津朗 役を演じる。
最近は劇団 朋友の夜明け『魔術師』(原作:谷崎 潤一郎・脚本/演出:高橋 あみか)、劇団12秒『俺たちに明日はない』(脚本・演出:上原 良太)に出演した。

「純」を出せる人。その場に静かに佇みながら、生きづらさの重さの中に希望を捨てない微かな熱に、彼自身の融解し続ける強い熱を感じます。(加藤)


空降る飴玉社の小さなBONUS TRACK
『Gipsしたソウルフルの蚤湧くシンパシーに命が宿る』

 ⧉ 2022/3/25(fri)〜27(sun) 
 ⧉ ライト商會 2階ギャラリー(京都)

 ✦ 出演 𓂂𓏸𖤣𖥧𖥣
   多田 祥太朗|そふぃ|浅野 有紀|加藤 薫

 ✦ スタッフ 𓂂𓏸𖡡𖥧𖤣
   美術・小道具:加藤 薫|浜本 めぐみ
   照明:鈴木 永遠
   音響:民(劇団洗濯氣)
   衣装:高橋 あみか(ツクネル/劇団いちいち)
   当日制作:てんま1/2(爆劇戦線⚡︎和田謙二)

 ⧉ 日時 ✧
   2022年3月
     25日(金) 18:00
     26日(土) 13:00 / 18:00
     27日(日) 18:00

 ⧉ ご予約 ✧
https://www.quartet-online.net/ticket/gipssympathy
  ※ 受付は公演当日の0時までとなります。

 ✦ 料金 ✦
   前売 1,200 円|当日 1,500 円 
   学生 1,000 円(一律・要証明)

 脚本・演出 ✦ 加藤 薫
 企画・製作 ✦ 空降る飴玉社

 【 物 語 】
   都会の片隅に小さく息づく硝子雑貨店。

   故郷で呪いを患い、
   人と生きられない店主と幽霊が織り成す
   生死を越えた先に在る友情のお話。

   お店にふらりとやって来たのは、
   強さの中に侘しさの幼子が潜む女性と
   その守護霊。

   四人の邂逅が
   店主と幽霊に隠された秘密を解き明かす。

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