【呟き】自己紹介の作り方
知り合いに自己紹介の作り方がわからない、と言われたので私なりに考えてみました。
自己紹介とは
そもそも自己紹介というのは、自分のことを他者に紹介するという言葉のとおりです。いかにして「自分のことをわかってもらえるか」ということではないだろうか。
例えば、私についていうとこんな感じ。
こんな感じで、メモに箇条書きで書きます。たくさんあればあるほど、ネタには困らないと思ってます。
これをひとまとめにすると、こんな自己紹介文が出来ます。
この自己紹介文をコミュニティに沿った形で、修正することがあります。
コミュニティというのは、学校やサークル、好きなものの集まりなどいくつかあると思うので、それに合わせた形でやっていくのです。それはもともと「こういう団体である」というのがわかって参加している前提にあるので、改めて言う必要もないかなって思ってるからです。
例えばサッカーで応援しているチームが一緒の集まりだと、「サッカーが好きです」とはいいません。それが前提で集まっているのですから。
だから、こういう時は細分化した形で「チームで一番好きなのは、◯◯選手です」というと、相手にも伝わると思います。
つまり、『私は』『チームだと◯◯選手が好き』という計算式?が出来上がるのです。それが伝わるといろんな形で認知されるのです。
認知されるということ
認知されるということは、それまで記号としかなかった『言葉』がつながっていくことになります。
『Aという言葉』+『Bという言葉』+…=『私』
これが伝わると、相手の中で「認知」されるようになります。AとBの情報が脳内で出来上がって、その人自身につながるのです。そして、RASという脳内物質の影響で、情報が蓄積されて次回以降に会った時に「この人はAとBの情報を持った人」と認識されるのです。
人によっては、「この話をした人」「このおやつをくれた人」の印象がつよいとさらなる情報が生まれます。例えば『おやつ』がその人の好物だったとか、自分以外の情報があれば印象はさらに深まるのではないでしょうか。
よく推し活で「推しに認知されたい(認知されたくない)」という話がありますが、相手の好みと自分の話がつながれば認知されるんじゃないかなって思っています。
認知されたくないというのは色々ありますが、「自分自身を推しの視野に入れてほしくない」などが大まかな理由だと感じています。しかし、この辺の話は別枠なので今回は書きませんが。
相手はゼロの状態であなたを知る
最近流行っていることもあってか、SNSをいくつもされている人がいます。例えばTwitter(エックス)、Instagram、LINEなど身近になって生活に浸透しつつあります。しかし、人によってはそういったSNSをしていない人もいます。会社の都合、家庭の都合、政治的心情など…それが理由でやってないのです。だからなのか、「みんなSNSをしている」という前提で会話を進めてはいけないと思っています。だから、Twitterなどで流行っているネタを日常の会話にいれるのは極めてリスキーです。知らない人から見たら「なにそれ?」でしょうし、せっかくの関係が壊れてしまう可能性もあります。
特にオタクに多いのが「Twitterでこんなのが流行ってるんですけど」といって、話題にすることです。前述の通り、相手はあなたの情報について「知ってるか、知らないかわからない」のです。自分が知ってるから相手も知ってるとは限らないのです。つまり、相手にとってはゼロの状態で、あなたの会話に参加しているのです。
もし最初の段階で「Twitterをしています」「LINEのアカウントを持ってるので交換しましょう」などいえばいいけど、最初からそれができるとは限りません。だから、自己紹介をした時点では相手についてゼロの段階で話すことになります。
まとめ
最後になりますが、自己紹介文を作る時は相手の情報がゼロの状態で進めなきゃいけないです。だから、最初はたくさんの情報を小出しにして、相手によって作り変えることができるようにします。作り変えるには、コミュニティの状況によったり、相手の状況によってなど…その時に合わせるとよいと思います。
突然の情報提供などされると相手がびっくりされるので、わかる範囲内で進めていきましょう。
あと、自己紹介で気になるのは「どこまで小出しにすればいいのか」ということでしょうか。それはマニアックにならないことだと思ってます。あとは、赤裸々にならないことが大事だと思ってます。
誰も出会った直後に「家が貧乏だった」などいったら、びっくりしちゃいますよね?私もそれを突発的に言われた経験があります。あとは、突然「〇〇さんがこういったの」など、『どこの誰さん』について話題を出してきたことでしょうか。前述の「Twitterではやっていることを話題にする」ことと同じで、びっくりしました。
何度もいうように、相手がゼロの状態であなたと会話をするのかもしれませんので気をつけてください。
ちなみにきっかけづくりは、「挨拶」とか「共通点探し(好きなチームなど一緒など)」が一番やりやすいかもしれませんね。