【呟き】私には足りなかったことかもしれない
あるセミナーのオンライン説明会に参加した。興味があったから参加してみたし、少しだけ話もしたけどその人に言われた言葉が、私にとって足りなかったことかもしれない。
それは「じっくり味わうこと」だった。
上京してもうすぐ10年を迎え、ひとりで生活するのが当たり前になった。食事の時でも、こうやってパソコンを打つときも、何かが不可欠だった。ラジオなど音がないと気持ち悪いし、週末に何もなければユーチューブの作業用BGMをかけるのが当たり前になった。
だからなのか、何かと何かをかけ合わせていかないと効率的にならないと思っているフシもある。
そのセミナーの人がいうには、「もしかしたら自分の気持に気づく事ができてない、というと味わうことも出来てないのかもしれませんね」ということだった。
確かにそうかもしれない。手帳を書く時、スタバで新作を飲む時、ご飯を食べる時など…その良いところに気づかず、スマホ片手になにかしていないかと。そっちの方が効率がいいとはいうけど、『味わう』ということに関してはおざなりにしていなかっただろうか。
そんな状態だから、何かにも気づくことが出来ない。気づかずにスルーしてしまう。
だから、心の状態にも鈍感になっていないだろうか……と思ってしまう。
今夜のもやしと白菜の炒め物はどうだったのだろうか。
じっくり味わえただろうか。
そんなことを思いながら、今日言われたことを振り返った。