【Hi_SONGS】1.『いつも何度でも』木村弓 Pt.2
こんにちは、そしてこんばんは。
今週もお送りします【Hi_SONGS】
今日も先週に引き続き、
『いつも何度でも』の感想を述べていきます。
この感想は、わたし個人の受け取り方であって
こんなふうに聴く人もいるんだな、わたしもこんな時にこんなふうに聴いたらすごく慰められそうだなと思ってくれる人がいれば、幸いです。
では、歌詞2番からスタート〜🐉
「呼んでいる胸のどこか奥で
いつも何度でも夢を描こう」
1番と同じく心の奥から望んでいる
夢へのときめきを
いつも、
そして
何度諦めそうになったり
もう諦めるしかなかったり
違う夢を持つことになっても何度でも
追い求めて生きていいんだよ
あなたが求めるものならば。
さらに
描いてっていう強制ではなく、
描こう
と一緒に寄り添って言ってくれるのが
この歌の優しいところだと思います。
「悲しみの数を言い尽くすより
同じくちびるでそっと歌おう」
悲しかったとか苦しかったとか悔しかったとか
全部吐き出して自分の外に出し切ってしまって
罪悪感を感じたり
愚痴を吐いて自分自身や他人を傷つけて
悲しい言葉を放ったり聞いたりすることは
苦痛になって
口が災いすることもあるけれど
悲しい歌は誰かに寄り添って
癒していくから
あなたの傷は誰かを癒すために使おう
同じくちびるならあなた自身を汚す必要はなくて
悲しい歌にしてあなた自身も救われてね
そう言われている気がして
悲しい経験も受け入れられるような
気がします
「閉じていく思い出の
その中に今も
忘れたくないささやきを聞く」
閉じていく思い出というのが
自分が閉じていく見ないようにしてしまう思い出なのか
誰かとの別れで不可抗力で
終わりを迎え閉じていく思い出なのか
無意識に忘れていく思い出なのかは
分からないけれど
ここは聴く人に任されている部分なのかなと思います
あなたの閉じていく思い出はなんでしょうか
その中にある
忘れたくない小さな、
でも私に語り掛けてくる思い出はなんでしょうか
誰かと食べた味や、どこかを歩いた時の匂い、
すぐに誰か分かる足音、
その場所のある季節の冷たい空気、
その空気に鼻がツンとする感覚、
今も思い出すそんな色んな忘れたくないささやきは
誰の閉じていく思い出の中にも
あると思います
「粉々に砕かれた鏡の上にも
新しい景色が映される」
粉々に砕かれた鏡、
鏡には自分の姿が映されます
そして自分を見ようとした時に使われます
自分が粉々に砕かれて
もう自分と向き合えないように感じても
また自分を見つめようと
少しでも覗き込めば
また新しい貴方や
今まで見れなかった景色がそこに
キラキラと映るよ
自分を見失った時も
怪我をするかもしれないけれど
少し勇気をだして覗き込めば
きっと新しい景色に出会えるよ
そんな元気がもらえます
「はじまりの朝の静かな窓
ゼロになる体 充たされてゆけ
海の彼方にはもう探さない
輝くものはいつもここに
わたしの中に見つけられたから」
わたしの1番好きな部分です😌
はじまりの朝、
朝は何度も来ます
でも、はじまりの朝。
そして静かな窓。
何かが終わりを迎えて
暗かった周囲が
少しずつ日光に照らされて
キラキラと音もなく風もなく
窓から静かに光が入ってくる様子が
思い浮かびます。
「ゼロになる体
充たされてゆけ」
はじまり、ゼロになる体
1番と同じくさよならの時にはゼロになって
何かを始める時は
何かに別れを告げなければいけなくて
ゼロになって空っぽになるけれど
朝の陽の光が暗かった街に降り注ぐように
たくさんの光で体を充たされてゆくといい
そんなエールに聞こえます
「海の彼方にはもう探さない
輝くものはいつもここに
わたしの中に見つけられたから」
窓の外を眺めて遠くに
キラキラしたものを求めて
憧れを描いていたけど
窓には自分自身が反射して映っていて
そこに陽の光が差して
自分自身も周りもしっかり見えるようになって
分かったような
歌詞の流れがとても好きです
自分の中にある
叶えた夢たちや今から叶えることたち
生きている自分自身の大切さ、
大切な人、そしてものは
いつもここにあってわたしの中にある
そう気付かされます
生きていく中での
別れや、夢や、挫折や、自己嫌悪や
たくさんの苦楽が
この歌には全部描かれているようで
全部優しく包み込んでくれる感じがして
いつ聴いても何度聴いても
癒してくれる曲じゃないかなと思います
何度でも立ち上がらせてくれたり
寄り添ってくれる
素敵な歌です
はい、
この歌は、こんな風に聴いています
実際はもっと深いかもしれないし
わたしの解釈が全然違うかもしれないけれど
わたしはこんな風に聞こえています
みなさんが聴く『いつも何度でも』はどんな姿で
どんな色なんでしょうか
この歌がわたしの、そして誰かの慰めになる
癒しになる曲であり続けてほしいなという願いを込めて、
今週の【Hi_SONGS】締めさせていただきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう、!!
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