見出し画像

朱光型マナドゥムのお話

どうも、SkyBlueのSTARと申します。改めて見ると名前長いな、STARとかに変えたい
今回初のnote執筆ですが、season37、マスター1に到達した「朱光の宣告者(バーミリオン・デクレアラー)」採用型マナドゥムの解説らしきものをしていきます。

マスター1です

私自身遊戯王が上手いわけじゃないので内容に関しては保証取れないです、そういう考え方もあるんだなーくらいの軽い気持ちで読んでください。

更新ログ:
2025/1/18: 4-5と4-6で展開ルートを追記しました。


1.そもそも「朱光の宣告者」って?

1-1.効果

「朱光の宣告者(バーミリオン・デクレアラー)」(以下「バーデク」と表記)

チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 300/守 500
(1):相手がモンスターの効果を発動した時、 手札からこのカードと天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。

遊戯王カードwikiより

1-2.歴史

2009年に登場した天使族の手札誘発で、相手のモンスターの効果に反応してそれを無効破壊する効果を持ちます。
基本的に2:1交換となるため使いどころがかなり大事となり、例えば適当に「黒魔女ディアベルスター」の罪宝魔法罠セットに対して打った結果エクセル召喚などされたら、自分がただ手札2枚を捨てただけの哀れな決闘者になってしまいます。
基本的に手札コストが重いためあらゆるデッキで率先して採用されることはないものの、ドライトロン宣告者など一部の相性がいいデッキで使われるなどしていました。

しかし、2022年に「奴ら」がやってきたことによりこのカードは環境で暴れ散らかします。

暴れすぎたからもう使えないやつ
まだ使えるやつ(こっちも大概おかしい)

「現世と冥界の逆転」サポートカード、通称「イシズ」と呼ばれるカードです。
これらのカードは基本的に4枚セットで語られ、その内2枚が「手札・デッキから墓地へ送られた場合にお互いのデッキを5枚墓地に送る」、もう2枚が「墓地に存在する場合にお互いの墓地のカードを合計3枚(現世と冥界の逆転がフィールド・墓地にあったら5枚)デッキに戻す」という効果を持ちます(それぞれもう一個効果を持ってますが、ただでさえ逸れてる話題がさらに逸れるので割愛します)。
元々は「お互いの墓地が15枚以上」を条件とする「現世と冥界の逆転」をサポートするためのカードだったのですが、

かわいいね(白目)

墓地肥やしを利用して高い出力を発揮する「ティアラメンツ」に採用されることによって5枚の墓地肥やしが最強格の展開札に。さらにこのイシズ、なぜか手札から捨てられても5枚肥やしができる上に、さらになぜか天使族だったので、バーデクでモンスター効果を妨害しながら墓地肥やしにつなげて相手の先行1ターン目から超展開を行うというあまりにも無法すぎるムーブが可能となってしまいました。
その結果、2022年10月1日にOCGで制限カードに指定、マスターデュエルではティアラメンツの実装と同時の2023年4月10日に制限カードに指定されることになりました。いつもの巻き添え規制、ペルレイノ返して
その後、OCG・マスターデュエル共に5枚肥やしの2種が禁止、デッキバウンスの2種が制限に指定され、晴れて2025年1月9日にマスターデュエルで無制限となることが発表されました(ちなみに執筆現在OCGではまだ緩和されてないらしい。なんか忘れられてそう)。

1-3.誘発としての強さ

モンスター効果に対する無効破壊ということで、一番比較しやすいのはPSYフレームギア・γだと思います。というわけで相違点を挙げてみましょう。

PSYフレームギア・γの方が優秀な点
・デッキを選ばない(γとドライバーのみで出張できる)
・手札コストがない
・自ターンに打てた場合リンク2/8シンクロになる
・墓穴を受けない
・緊テレで特殊召喚できる(2チューナーの供給として使え、うさぎを採用すれば余った時に妨害として運用できる)

バーデクの方が優秀な点
・ドライバー素引きという事故が起きない
・いつでも発動可能(手札コスト以外の条件がない)
・発動後に無限泡影を阻害しない
・うらら、わらしを受けない
・1ターンに複数回使える(γの場合仮に無制限かつドライバーが2以上入っていても1体目が邪魔で打てない)
・通常召喚できる(アライブでプリズマーを持ってきて泡を貰った時にトリロスークタから妥協展開するなど)
・(マスターデュエルのみ)無制限である

γはデッキを選ばないという点において様々なデッキにも採用しうるとても強力な手札誘発となっていました(現在は制限のため出張採用はほとんど見られない)。その一方で、バーデクは天使族の手札コストを要求するため構築の段階でかなりの工夫が求められ、ほとんどのデッキには入りません。しかし、無制限化による発動機会の増加、複数回の発動などバーデクにしかないメリットもあります。

2.マナドゥムと「朱光の宣告者」の相性

2-1.マナドゥムで採用しうる天使族

天使族の手札コストが必要という面からバーデクは天使族を元から多用するデッキでないと採用は到底不可能です。ところがマナドゥムにおいては…

変なところから見つかるシナジー

展開で使う下級チューナー(主にミーク・トリッドが使われる)が天使族です。それに加えて、

よくイラストだけとか言われてる人

マナドゥム学会で
・サーチが効かない
・+ライヒでアムリターラにならない
・SS効果で出すと打点が上がってリウムハートSSできない
など言いたい放題にされているサンサーラも天使族です。
そんなわけでミーク3・トリッド2・サンサーラ3くらいにすれば、構築を大きく阻害せずバーデクを採用圏内にできます。
ただ、8枚だと少し不安が残る部分もあるので、そこはロンギヌスなど汎用で使える天使族でカバーしていけばいいと思います。

2-2.マナドゥムで採用する利点

マナドゥムにおいてバーデクを採用する一番の利点はやはり「増殖するG」への対策です。

マナドゥム使いは投げられると髪の毛が100本抜ける(嘘)

先述した天使8枚で、デッキが40枚とするとバーデクが発動可能な状態で手札に存在する確率は先行22.93%、後攻30.15%となります。実際にはうらら墓穴抹殺もあるのでより高い確率でGを弾けるようになります。

もちろんG以外の誘発に対しての対策札にもなります。マナドゥムは大体の誘発に対してどこかしらで大ダメージになる場所があるので(もちろんギミックでカバーできるならそれに越したことはないですが)確実に自分の展開を通す札としても有効です。

2-3.マナドゥムで採用する欠点

劣化版スローンとか言われてる

一番の欠点はこのカードの存在です。
なぜって?

_人人人人人人人人人人人人_
> バーデクがチューナー <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

…はい、マナドゥムを使ったことがない人でも聞いたことがあるかもしれないマナドゥムのお家芸、1600/2100(手札コストがチューナーになることが多いので実際にはほとんど1700/2100になりますが)を誘発します。これに関してはどちらかというとバーデクがチューナーであることより、カラリウムが打点を上げること、そして各種マナドゥムカードが元々の攻撃力を参照しないことが原因なのでバーデクだからどうという話ではないのですが、打点ズレを引き起こす可能性を頭の片隅において使う必要があります。

また、特にミークをコストにした場合、デッキ内のミークの枚数が1枚減るので場合によっては展開に支障をきたす場合があります。ただ、後述しますが今回は「リンク型」と呼ばれるデッキタイプをベースに改造していて、この構築ではリウムハート1枚初動でミークを2枚しか使わないので、リウムさえ引けていればミークをコストにしても最低限盤面は組めるようになっています。また、バーデクコストミークをした後にアライブ+ミークで展開する時に本来ミークを3枚使いますが、いろいろこねくり回して2枚でもできる妥協展開を作ったのでこれも後述します。

3.サンプルレシピ

3-1.デッキ構築にあたって

今回の構築は「朱光型」と呼んではいますが、そもそもバーデクは一つの手札誘発でしかないので、デッキの軸となるデッキタイプを選ぶ必要があります(そのため、正確には「朱光○○型マナドゥム」と呼ぶべき構築です)。
今回は先述した通り「リンク型」を採用しています。これは数多あるタイプから消去法で選びました。というわけで、レシピの話をする前になぜそうなったのかについて話しておこうと思います。

  • 10シンクロ型

マナドゥムの基本・基礎となる一番スタンダードな型です。ベーシックな最終盤面は基本的にバロネス、ディスパテル、ギュミル、エルフ、墓地マスカレ
このデッキタイプにしなかったのはサンサーラとの噛み合いがないからです。というか却下したデッキタイプの半分くらいはサンサーラとの噛み合いのなさが原因です。
サンサーラは基本的にアライブが入っている構築でないと強く使えず、10シンクロ型はそのシンプルさからアライブの入る隙間がないので必然的にサンサーラも抜けます。そのため天使の供給が足りなくなるのでバーデクも合わないという寸法です。

  • アナコンダ型

アナコンダ+烙印融合のギミックを採用し、白アルビオンとその素材のアルバス・シラユキを追加の妨害として用意するデッキタイプです。ベーシックな最終盤面はバロネス、ディスパテル、白アルビオン、墓地アルバス・シラユキ(アルバスからミラジェイド)
10シンクロ型と同じ理由で、サンサーラとの相性が良くないため却下。それと、デッキ内に素引きしたくないカードが多い状態でバーデクをねじ込むと事故率が上がりそうだと考えたのも理由です。

  • 咎姫型

10シンクロ型をベースに、エルフを出す前に咎姫→トリッド蘇生を経由することでティフォンに強くしたデッキタイプです。最終盤面は10シンクロ型のマスカレが咎姫になります。
却下理由は10シンクロ型と同じ。あと環境的にきついというのもあります。

  • スプリンドアライブ型

10シンクロ型をベースに、スプライト・スプリンドとゾンビキャリアorヘルガイアギミックを採用しアライブを1枚初動にしたデッキタイプです。最終盤面はマスカレがないこと以外10シンクロ型と同じ。
アライブがあるのでサンサーラの採用も可能ではあるのですが、初動として運用するには弱く、またこのデッキタイプ最大の難点としてゾンビキャリアまたはヘルガイアギミックという素引きが嫌なカードが入ってしまうというところがあり、そこにサンサーラとバーデクをねじ込むとアナコンダ型でも少し触れたように事故率の問題も発生しそうだったので見送りました。ただこうやって理由を書いているとなんか理由弱く感じたのでもしかしたらやってみたらうまくいくかも

  • 60型

60枚までデッキを膨らませてミークの複数枚素引きという事故の確率を低減したデッキタイプです。メインデッキの枠が多いので汎用パワカを多く詰め込めるのも特徴。
スロットが多いのでアライブもサンサーラもバーデクも入る枠はあります。ただ、

先行手札5枚
後攻手札6枚

デッキ60枚、バーデク3+天使11で計算したところ発動可能な確率がかなり渋いことがわかりました(ちなみに天使11はミークトリッドサンサーラ+ロンギヌス1ムドケルの想定)。まあ40枚で制限のγを引くよりは確率は高いですが
さすがにこの確率で使うのは厳しいと判断したので没に。というか60にした後確率計算して要らないカードを削る形で構築した
ただ、この型の弱点が他タイプよりGへの対応札を引く確率が低いというところにあるので、元から60型を使っている人がバーデク採用で弱点を軽減するという使い方はありだと思います。

  • ネメシス型

ヘルフレイムバンシーからネメシス・フラッグ、ネメシス・コリドーにアクセスして超雷龍を構える型です。これを採用しなかったのはそもそも展開ルートがわからないからです。特殊すぎるんです。なんなら最終盤面すら把握してません。
まあ真面目な話にするとコリドー等の特殊ギミックを入れる以上アナコンダ型のように手札事故問題が発生しそうというのがあります。使ってる人を見る感じかなり初動条件が面倒そうな感じなのでそこにバーデクが入る隙間はなさそうに感じました。

  • リンク型

というわけで今回採用したリンク型の話です。リンク型が圧迫するのはEXなので、メインに関しては誘発捲り札を削って天使を嵩増しした以外はほとんどそのままです。この型のいい点は、展開パターンによってはファイアウォール・ドラゴンでバーデクを使いまわせるところです。要するにGにバーデクを当てて展開し、相手ターンにもバーデクをぶつけられます。従来のリンク型は前盤面に妨害が偏っていた(10シンクロ型およびその派生は前だけにならないために浄心を採用でき、アナコンダ型はシラユキが墓地から生えてくる)ので手札から飛ばせる無効破壊妨害は偉いです。

とまあこんな理由で今回はリンク型を選びました。ただあくまでも個人の考えなのでこれが絶対に正しいというわけではないので鵜呑みにしないようにしてください。最初にも書いたけど遊戯王上手いわけじゃないからね。

…と、本来ならここで3-1は書き終えるつもりでした。なんですが、改定前日にとあるカードの存在を思い出してしまいまして…

  • 幻奏型

ターン1 なし  制約 なし  カードパワー あり

10シンクロ型を軸に、オスティナートを始めとする幻奏出張を投入した型です。幻奏は光属性・天使族で統一されたテーマで、オスティナートを中心とした出張ギミックは1ー9スケール+リンク値4を用意できるため高いパワーを持ち、実際にマナドゥムに出張された構築もあります(覇王眷竜ライトヴルムを軌跡の魔術師でサーチしてアムリターラを出す)。
ギミックの動かし方は後述しますが、今回重要なのはこの出張が天使族であるということです。要するに、この出張ギミックの採用は本来の構築を大きく歪ませずにバーデクの性能をフルに発揮できる最適解だったということです。最終盤面で見るならさすがにリンク型の方が強いですが、そもそもリンク型が過剰妨害気味なところがあるので妨害数自体はこちらでも十分あります。バーデク採用前提ならアライブの倍は合ってる型
そんなわけで改定前日に気づいてしまったこの構築ですが、当然前日なのでレシピ調整が間に合わないこと、そして何より

高い!!!!!

はい、オスティナートはもちろんルフラン、バッハもURなのでめっちゃ高いです。さすがに生成する勇気もパックを剥くジェムもなかったので今回は泣く泣く採用を見送りました。ただ、圧倒的にリンク型より高いシナジーがあります。天使族の採用数も展開に不要なトリッドを抜いたうえで11枚にはなるので、40枚の幻奏マナドゥムにバーデクを雑に入れた43枚構築でもバーデク発動率が24.24%/31.20%になります。いつかジェムが溜まったらやりたい構築ではあります。あとこの型を実践してくれる人がいるみたいなので、時間が取れたらその人に話を聞いて構築と使用感の話を追記したいと思っています。
追記:このnoteのほとんどは幻奏出張に気付く前に書かれているのでここ以外で幻奏の話に触れているところはほとんどありません。その上で触れているところはよほど憎しみがあったのだと察してください。

3-2.レシピ

1.マスター5→マスター2までの構築

1/5制限改定前時点の構築。アンリミルムマなどで調整してた

43枚構築に対するバーデク3+天使10枚構築です。バーデクが発動可能な確率は先行23.10%、後攻30.03%で、Gを弾ける確率(うらら指名者の素引き込み)は先行67.78%、後攻75.85%になります。なんかいろいろ考えるうちにちょっとはみ出ちゃった

2.マスター2からマスター1までの構築

着地狩りを多く受けたので幸魂を採用

マスター2に上がってから着地狩りで負けることがかなり増えたので、ロンギヌスと入れ替えで手札から手数として使える天使族の幸魂を採用。ドロバの刺さりが悪いと感じたので抜き、デッキ42枚の天使10枚構築となりました。バーデクが発動可能な確率は先行23.94%、後攻31.01%で、Gを弾ける確率(うらら指名者の素引き込み)は先行68.98%、後攻76.96%になります。

以下採用カードについて、基本的に左上から紹介しますが説明の都合で一部順番が変わります。あとなんか書いてるうちにバーデク関連の話じゃなくてマナドゥムの汎用的な話になったりしてる所もあります。知ってる人は読み飛ばして

3-3.メインデッキ

  • ドロール&ロックバード(1→0)

刺さる相手にはとことん刺さる手札誘発カードの1枚。抹殺で指名できるようにしたいこと、そもそも誘発としてのパワーがかなりあると感じていたこと、最悪Gに対して投げて妥協盤面を組みに行けることを評価して採用しました。あとGつっぱでデッキを枯らそうとしてくる人への対策です。枠の都合等考慮して1、ただ刺さりが悪くなってきたので0に変更。

  • 朱光の宣告者(3)

このデッキのコンセプト。これを抜いたらデッキのコンセプトが消え去るので当然3。強いかどうかはここでは議論しないものとします。

  • 増殖するG(3)

当たり前のように入る手札誘発その1。相手がつっぱしてくるならターン1のないバーデクで相手をビビらせましょう。

  • マナドゥム・ミーク(3)

展開の根幹に関わるカードの1枚。破壊された際に同名を呼び出せ、2チューナーと4チューナーの両方の性質を併せ持っているのでやれることがとても多いです。バーデクのコストにもなります。3枚使う展開もあるので3。バーデクのコストにした場合何かのミスで2しか入ってないものだと考えて頑張りましょう。

  • マナドゥム・トリッド(2)

展開の根幹に関わるというほどではないものの、展開にかなり寄与するカードの1枚。破壊時に後続を呼ぶ効果は下級チューナーで唯一名称ターン1があるので同名を呼ぶと展開が伸びないことに注意。素引きで誘発貫通にもなり、バーデクのコストにもなるので2。普通の型なら1のカードです。

  • 灰流うらら(3)

当たり前のように入る手札誘発その2。これを削るなら先にバーデク削るので当然3。

  • E・HERO プリズマー(1)、ヒーローアライブ(3)

基本的に併用するカードなので同時に紹介。ヒーローアライブはLP半分消費(=実質無料)でプリズマーをデッキから呼び出します(手札には対応してないので注意)。E・HERO プリズマーはコストでEXのヴィシャスを見せながらデッキのヴィサスを墓地に落とし、その後の効果処理でその名称をコピーします。無効系誘発で止められても墓地にヴィサスが落ちるので重ね引きしたカード次第で簡単に軌道修正できたりします。最大展開するときは大体絡むカードで、当然召喚権を使わないアライブの方がバリューが高いので3、プリズマーは素引きが痛いものの枠の都合で泣く泣く1にしました。ただ1でも全然回りはします。

  • スケアクロー・ライヒハート(1)

このデッキの中でもかなり1枚のカードパワーが高いカード。召喚・特殊召喚時効果でスケアクロー魔法罠をサーチ、そのままリンク1に繋がるカードです。ライトハートの項で説明しますが、無効系誘発1枚のみならこのカードだけで少なくともリンク値2つは稼げます。さらに1500/2100かつ闇属性なのでカラリウムのバフを受けず2チューナーのSS条件を満たし、リウムハートの対象に取れ、アストラウドの素材になります。役割多いな?
1枚でする仕事量がかなり多く、重ね引きもそこまで嫌なカードじゃないので2以上欲しいところなのですが枠の都合で1。カラリウムと入れ替えていいですか?

  • 剣神官ムドラ(1)

完全にバーデクのコスト要因。幻奏出張ならこんな事故要因入れなくて済むのに。このカードをコストにした場合のみ1600(1700)/2100を回避できるので積極的にコストにしたいカードです。一応レベル4なのでNSしてシンクロ素材とかにする時が来るかもしれません。似たカードでケルドウもいますが、さすがに両採用するとデッキ枠を食うので片方だけにしました。制限なので1。ちなみにケルドウはURなのでムドラにしておくことをお勧めします

  • マナドゥム・リウムハート(3)

言うまでもなくこのデッキの根幹となるカードの1つ。初動、対象無効の回避、展開要因などいろいろできます。カラリウムから持ってくる場合は墓地にチューナーがいないことを確認してください。当然3。

  • 幸魂(0→1)

召喚権を使わずに生えるレベル4です。バーデクのコストになりながら、バーデクが絡まないときはそのまま展開札・誘発貫通札になれます。上述の通り、着地狩りがきつかったので後から採用。光属性なのでアムリターラの素材にできるのが良かったです。重ね引きしても意味ないので1。URなので覚悟を持って生成してください。エクソシスターとかで使ってる人ならラッキーだと思ってぜひマナドゥムを組みましょう。

  • ヴィサス・サンサーラ(3)

マナドゥム使いが口をそろえて弱いというカード。ありとあらゆる部分で噛み合いがなく、素引き前提の上振れ札なのになぜかカラリウムが無くても自分の打点を上げ始めます。ただ、無理なく採用できる天使族という1点においてこのデッキでは貴重な存在なので3。ちなみにアライブとの組み合わせで最大展開です。

  • アーティファクト・ロンギヌス(1→0)

天使族の供給用。幻奏ギミックでいい。一応手札誘発でもあるので、霊獣とかにでも投げてあげてください。重ね引き弱いので1。天使族の手札誘発ではノーマテリアとかもありますが、ロンギヌスの方がまだ効果が強いのと、ノーマテリアはURなのでこちらにしました。一応霊獣と当たることは合ったものの、その時に都合よく引けるはずもなく、Gへの墓穴を弾くくらいにしか使ってなかったので0に変更。

  • ヴィサス=スタフロスト(2)

このデッキの根幹となるカードの1枚。自分フィールドのカードを破壊して特殊召喚する効果は基本的にライトハートか2チューナーにぶつけます。②はほとんど使わないです、対メタビとかでギリ使うかもくらい。プリズマーが落とせるカードでもあり、構築によってはヴィサス素引きでプリズマーが落とすコストがないのを嫌って3にすることもありますが、今回は枠とURの都合で2です。

  • 増援(1)

任意のハートにアクセスできるカード。基本的にリウムハートをサーチしますが、リウムハートをすでに持っている場合たまにライヒをサーチして誘発チェックに使ったりします。制限なので1。

  • 三戦の才(1)

後手捲りカードの顔をした先行でも使える札。3つの効果のどれもが強く、雑多誘発で止まりそうな時の2ドロー、相手のカードを奪って素材にしたり摘心などのコストにしたりと好き勝手出来るコントロール奪取、G受けとして最強格のピーピングハンデスとテキストの全てに無駄がないです。カラリウムとは大違い
ターン1があるのと枠に余裕がなかったので1。使っての注意点ですが、バーデクで相手の誘発を無効にすると発動が無効にされるため才が起動しません。致命傷にならない誘発をもう1枚持っていることを祈りましょう。

  • 肆世壊の新星(スケアクロー・ノヴァ) (1)

厨二病みたいな漢字の魔法カード。ライヒハートからサーチする用です。効果はスケアクローかヴィサスの蘇生で、単純にリンク値が1増えるので強いです。サーチできればいいので1。

  • 伍世壊心像(マナドゥム・イマジン) (1)

単体でマナドゥムの長所といえるカード。手札のマナドゥムかヴィサス=スタフロストを見せることで(サンサーラは見せられない。赤しゃりを見習え)、2枚ドローし、その後手札を1枚デッキに戻します。サーチできればいいカード、素引きして困るプリズマー等を、2ドローでアドを稼ぎつつデッキに戻せるのでとても優秀です。ドロソにGを打たない相手ならこの2ドローでGへの対策札を引ける可能性もあります。バーデクとコストをセットで引いて小躍りしよう
重ね引きで困ること、サーチが容易なことから1。

  • 伍世壊摘心(マナドゥム・アプシジョン) (1)

明確に役割を話すのは難しいものの、ないと困るカード。自分フィールドのカードを割りつつカラリウム(既にある場合マナドゥム魔法罠)をサーチする効果、墓地から除外して手札のヴィサスか1500/2100を特殊召喚する効果を持ちます。どちらの効果も強く、誘発貫通札としても展開札としても運用できる優秀なカードです。反面、1枚初動としては運用できず、また重ね引きも弱く、枠の都合も考えて1としました。構築によっては3枚入るカードだったりします。

  • 肆世壊=ライフォビア(1)

ライトハートから持ってくるカード。サーチ先はライヒかヴィサスで、状況を見てアストラウドの素材に足りない方を持ってくることが多いです。素引きするとライトハートが誘発受けになれないのでストレス要因です。重ね引きもうれしくないので1。バグースカの処理ができるのはとても優秀。

  • 伍世壊=カラリウム(3)

テーマのフィールド魔法なのになぜかテーマとアンチシナジーなカード。仮にも初動に貢献するカードではあるので3枚。使用方法は展開に使ってみるのが一番だと思います。ちなみに展開終了後、ティフォン受け~とか言ってバロネスに割られたり割られなかったりします。

  • 墓穴の指名者(2)、抹殺の指名者(1)

誘発を止める用のカード。双方微妙に無効にできる範囲は違いがあるものの、どちらも広い範囲のカードを無効にできることには変わりないのでそれぞれ規制範囲内で最大の2,1。ちなみにカラリウムのバフでどうしても困ったら抹殺でカラリウムを無効にできる。

  • 無限泡影(1)

この構築を作る上で一番入れるか悩んだ誘発。無効対象がモンスターなのでバーデクと範囲が被るのですが、ライヒハート等のドローで引いてうれしい事、ほとんど唯一といってもいいバーデクで止められない誘発なので抹殺で指名できるようにする事などを考えて結局入れることにしました。枠の都合で1にしていますが、環境によってはドロバを泡に変えるのはありかも。ちなみに天使1枚を泡に変えると朱光アクティブ率が21.84%/28.68%、G弾きが67.15%/75.33%です。

3-4.EXデッキ

  • ヴィシャス=アストラウド(2)

脱法融合で出てくる最強カード。除去にも展開にも使える破壊効果、墓地リソースだけで出せる、レベル8であることがあまりにも優秀です。リンク値としても運用でき、さらにシンギュラリティの弾にもなります。展開で基本的に2枚使うので2。

  • マナドゥム・トリロスークタ(1)

基本的に展開の中継カード。リウムハート1枚初動で使用し、アライブが絡むルートでは使われない…と思われていたのですがなぜかミークをバーデクのコストにした後のアライブ+ミーク展開で使用することが判明しました。ただの中継なので1。

  • アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン(1)

このデッキにおいてはディスパテルに繋げる専用のカード。基本的にレベル4ミーク+レベル4で出してミークを蘇生、そのままディスパテルという流れになります。他にドラゴン非チューナーがいないのでこれが出せないと大変なことになります。中継点なので1。

  • ヴィサス・アムリターラ(1)

このデッキに関連する魔法罠には大体触れるカード。永続効果で名前が変わっているので対象無効等を受けるとサーチが止まるどころかライトハートにすらなれず泣きながらターンエンドする羽目になります。リウムハート1枚初動では絶対に経由しますが、手札がある程度潤沢なら必ずしも経由するカードではないのでそのあたりは臨機応変に。中継点なので1。

  • フルール・ド・バロネス(1)

万能無効破壊効果を持つ最強の妨害札。何が何でも成立させたい札で、出し方は2+8か6+4がほとんどです。最終盤面に置く以外の用途はないので1。

  • 相剣大公-承影(1)

基本的に捲り札です。このデッキ、実はこのカード以外に対象耐性を突破する術がないので、対象耐性を潰しながら打点アドを作れ、場持ちもいいこのカードは後手でかなり重宝します。除去の起動は摘心、アストラウド等。最近流行りのドラグーンもちゃんと倒せます。別に2枚必要な場面は全くないので1。

  • 氷水啼エジル・ギュミル(1)

このデッキの長所の1つとなるカード。素材に水属性チューナーを要求し、水属性デッキでは10シンクロを用意するのが少し大変なのでなかなか癖の強いカードですが、マナドゥムではミーク+アストラウドで特殊召喚でき、その効果で除去札へのほぼ完璧なメタ、ディスパテルの弾の用意、リソースがぎりぎりになりがちなこのデッキで受動的ではあるものの自己蘇生持ちとかなり噛み合ったカードです。使ってみたらその強さがわかる系のカードだと思っています。最終盤面に置くカードなので1。

  • 深淵の神獣ディス・パテル(1)

妨害兼展開札のカード。除外から光闇を帰還させられ、アストラウドの素材に足りない方のカードをリンク値+1しながら戻せるのでとても優秀です。さらに状況に応じて無効と破壊を選べる妨害持ちで、破壊の場合自分のリソース回復にもなるのでかなり偉いです。攻守も3500あり戦闘破壊されにくいのも長所。1より多くは必要ないです。

  • スケアクロー・ライトハート(1)

スケアクローかヴィサス1体で出せるリンク1。ライヒハートが最強な理由のカードです。効果はライフォビアのサーチとフィールドにヴィサスが存在する場合の自己蘇生です。ライヒハートに無効を受けた場合、ライトハート→ライフォビア→ヴィサス→破壊SS→ライトハート自己蘇生で、ライトハートに無効を受けた場合ノヴァでそれぞれリンク値2が確定します。ちなみにライフォビアサーチはなぜかターン1がないです。展開では1枚しか使わないので1。

  • クロシープ(1)

リンク先に融合がいる時の効果がメインで、アストラウドで起動します。蘇生先は大体ミークかプリズマー。プリズマーはなぜか名称ターン1がないので蘇生すればヴィサスを2回墓地に落とせます。ミークの蘇生が強いのは言うまでもないですね。1枚しか使わないので1。

  • S:P リトルナイト(1)

妥協盤面と捲りで使います。このデッキの場合ライトハートがいるので最低2体から除去効果に繋がります。ライヒハートが優秀という話に繋がる
妥協盤面としてはバロネスリトルナイトという形で使われることが多いです。ちなみにこれもライヒハート1枚で作れる。一体何なんだこのカード
2枚使うようなタイミングも枠もないので1。

  • プロテクトコード・トーカー(1)

リンク型としての展開を行うのに必要不可欠なカード。基本的にクロシープ+何かで作り、そのままファイアウォール・ドラゴンに繋げます。墓地に存在する場合リンクマーカー合計が3になるように他のリンクモンスターを除外して蘇生できるので、クロシープとライトハートを除外してもう一回出します。クロシープは二度素材となる
自己蘇生後は除外デメリットが付きますが、ディスパテルの帰還が余っているときは連れ戻すことでファイアウォール・ドラゴンのバウンス量が1枚増えます。完全な展開要因なので1。

  • ファイアウォール・ドラゴン(1)

リンク型特有のカードで、妨害兼展開札。モンスターバウンス効果はデュエル中に2回使い、1回目はプロテクトコードを相互リンクになるよう蘇生し、墓地のリウムやヴィサスを回収して破壊効果からさらに展開します。2回目はシンギュラリティで吊り上げ、シンプルな妨害として運用します。基本的にシンギュラリティの相互リンクで1枚バウンスですが、上振れでプロテクトコードを添えられれば2枚バウンスできます。自分だろうと相手だろうとバウンスできるので相手の無効を躱すのにも使えます(拮抗チェーンバロネスチェーン一滴で間に墓穴を挟んでFWDバロネスバウンス等)。1枚を使いまわします。

  • ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ(1)

こちらもリンク型特有のカード。基本展開では下のリンクマーカー先にアストラウドを出しシンクロ素材にすることでファイアウォール・ドラゴンの蘇生を狙います。妨害としては墓地に融合シンクロがあるので2枚バウンスができます。バウンス対象が相手のカードなら何でもいいので、相手が罠デッキでガン伏せしてきた場合エンドフェイズに効果を使うだけで相手の妨害を2枚削れます。特に永続罠系のデッキならスキドレさえ気を付ければ往復で4枚削れるので相手を涙目にできます。一回それでアンリミ神碑に勝った
複数枚使うようなものでもないので1。

4.展開例

展開例とは言いましたが、先述の通りこのデッキは「リンク型」と呼ばれるデッキタイプをベースにして構築されており、このタイプの展開はカラメルさんという方がまとめてnoteにしてくださっているのでそちらを参照するのがいいと思います(丸投げ)

じゃあ何を解説するんだっていう話ですが、ここでは「バーデクのコストにミークを使用した」という条件下、つまりデッキと手札合計してミークが2枚しかない場合にどのように展開すればいいのかという話をしていきたいと思います。ちなみに、心像にアクセスできない/心像使用済みで手札にミーク2枚を抱えている非バーデクのリンク型でも同じ展開が使えるので、バーデクを使わないっていう方も頭の片隅に置いておくと役立つときが来るかもしれません。それと、リウムハート1枚初動・アライブ+(リウムハートorカラリウムorサンサーラ)は元からミークを2枚しか使わないので割愛します。上のnote読んで
以下展開の表記法です。

通常召喚:NS
手札からの特殊召喚:HSS (Hand)
デッキからの特殊召喚:DSS (Deck)
墓地からの特殊召喚:GSS (Graveyard)
除外からの特殊召喚:BSS (Banish)
EXデッキからの特殊召喚:EXSS
効果発動:ef
配置指定:()内に記載
また、カード名は適宜わかる程度に省略し、必要だと感じた注釈は(※)で表記します。

例:
リウムハート通常召喚、効果でミークサーチ→リウムNS、efミークサーチ
ライヒハートを素材にライトハートをリンク召喚→ライヒ素材ライトEXSS

また、以下の最終盤面の画像は制限改定前に撮った「ミークを1枚コストにしたので2枚しか使えない」という仮定の下でのスクリーンショットです。そのため、そもそもバーデクが入っておらず発動した痕跡も画像内にありませんが気にしないでください。

4-1.ライヒハート+ミーク(バーデクコストミーク済)

ライヒNS、efノヴァサーチ
ミーク①HSS
ライヒ素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアefヴィサスサーチ
ヴィサスefライト破壊ヴィサスHSS
ライトef自己GSS
ヴィサスミーク①素材アムリターラEXSS(EXゾーンの下に配置)、efカラリウムサーチ
ノヴァefヴィサスGSS
ヴィサスライト素材クロシープEXSS
ヴィサスライヒ除外アストラウドEXSS(クロシープリンク先)、クロシープefミーク①GSS
カラリウムefリウムサーチ
リウムefミーク①破壊リウムHSS
ミーク①ef、チェーンリウムef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS(中央は避ける)、トリッドサーチ、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク②リウム素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS(中央に置く)
トリッドHSS(EXゾーンの下に配置)(※盤面アムリターラ)
クロシープアムリターラ素材プロテクトコードEXSS
ディスパテルefヴィサスBSS
プロテクトコードヴィサス素材ファイアウォールEXSS
プロテクトコードefクロシープライト除外自己GSS(ファイアウォールリンク先)
(※ファイアウォールefの回収先は自由)
ファイアウォールプロテクトコードミーク①素材シンギュラEXSS(トリッドの上配置)
トリッドアストラウド素材バロネスEXSS
シンギュラef、ファイアウォールGSS
(※ティフォンケアでバロネスefカラリウム破壊推奨)

最終盤面:
ファイアウォール(相互リンク1)、シンギュラ(融合・シンクロ)、バロネス、ディスパテル
備考:
アストラウドが(ファイアウォールでヴィサスかリウムを回収していない場合)即EXSS可能な状態で1枚余ります。盤面が半壊した時にリーサル要因として活用してください。
ファイアウォールの回収先は自由です。手札に天使をもう一枚抱えているならバーデク回収で1妨害増やせます。

カラリウムはちゃんと割りましょう

4-2.サンサーラ(プリズマー)+ミーク(バーデクコストミーク済)

サンサーラNS
ミーク①HSS
サンサーラ素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアefライヒサーチ
ライヒHSS、efノヴァサーチ
ライヒライト素材クロシープEXSS
ノヴァefサンサーラGSS
ライトef自己GSS(クロシープの下に配置)
ミーク①サンサーラ素材トリロスークタEXSS、efミーク①GSS
トリロスークタミーク①素材アムリターラEXSS(EXゾーンの下に配置)、efカラリウムサーチ
サンサーラライヒ除外アストラウド①EXSS(クロシープリンク先)、クロシープefミーク①GSS
クロシープライト素材プロテクトコードEXSS
カラリウムefリウムサーチ
リウムefミーク①破壊リウムHSS
ミーク①ef、チェーンリウムef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS(中央は避ける)、トリッドサーチ、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク②リウム素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS(中央に置く)
プロテクトコードアムリターラ素材ファイアウォールEXSS
プロテクトコードefクロシープライト除外自己GSS(ファイアウォールリンク先)
(※ファイアウォールefの回収先は自由)
ミーク①アストラウド①素材ギュミルEXSS
ディスパテルefサンサーラBSS
トリッドHSS
ファイアウォールプロテクトコードサンサーラ素材シンギュラEXSS(下が空いている場所に)
サンサーラリウム除外アストラウド②EXSS(シンギュラ下に配置)
トリッドアストラウド②素材バロネスEXSS
シンギュラef、ファイアウォールGSS(シンギュラリンク先)
(※ティフォンケアでバロネスefカラリウム破壊推奨)

最終盤面:
ファイアウォール(相互リンク1)、シンギュラ(融合・シンクロ)、バロネス、ディスパテル、ギュミル
補足:
ファイアウォールの回収先は自由です。手札に天使をもう一枚抱えているならバーデク回収で1妨害増やせます。
プリズマー+ミークの場合、
①1行目: サンサーラNS
 →プリズマーNS、efヴィサス墓地送り名称コピー
②7行目: ノヴァefサンサーラGSS
 →ノヴァefヴィサスGSS
③9・10行目: ミーク①サンサーラ素材~efカラリウムサーチ
 →ミーク①ヴィサス素材アムリターラEXSS(EXゾーンの下に配置)、efカラリウムサーチ
④11行目~: サンサーラ→ヴィサス
で読み替えると同じ展開ができます。

手札のミークがバーデクのコストで本来墓地、この後カラリウムを割りましょう

4-3.ヴィサス+ミーク(バーデクコストミーク済)

ミーク①NS
ヴィサスefミーク破壊ヴィサスHSS
ミーク①efミーク②(レベル4)DSS
ヴィサス素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアefライヒサーチ
ライヒHSS、efノヴァサーチ
ミーク②ライヒ素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ノヴァefヴィサスGSS
ミーク②ヴィサス素材アムリターラEXSS、efカラリウムサーチ
ライトアムリターラ素材クロシープEXSS
ヴィサスライヒ除外アストラウド①EXSS(クロシープリンク先)、クロシープefミーク②GSS
カラリウムefリウムサーチ
リウムefミーク②破壊リウムHSS
リウムef、チェーンカラリウムef→ミーク②GSS、トリッドサーチ
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS
ディスパテルef、ヴィサスBSS
ライトef自己GSS(これをクロシープ下になるように調整)
クロシープライト素材プロテクトコードEXSS
トリッドHSS
プロテクトコードトリッド素材ファイアウォールEXSS
プロテクトコードefクロシープライト除外自己GSS(ファイアウォールリンク先)
ファイアウォールefミーク②回収
ファイアウォールプロテクトコードアストラウド①素材シンギュラEXSS
ヴィサスリウム素材バロネスEXSS
ミーク②HSS
ヴィサスリウム除外アストラウド②EXSS(シンギュラリンク先)
ミーク②アストラウド②素材ギュミルEXSS
シンギュラef、ファイアウォールGSS(シンギュラリンク先)
(※ティフォンケアでバロネスefカラリウム破壊推奨)

最終盤面:
ファイアウォール(相互リンク1)、シンギュラ(融合・シンクロ)、バロネス、ディスパテル、ギュミル
補足:ファイアウォール回収先固定、アストラウド2回使用とかなりギリギリの展開を強いられます。また、アクセルスタダの後すぐにはディスパテルを出さない、ライト自己蘇生前にヴィサスを除外など、他の展開ではあまり見ない特殊な展開を行うので暗記難易度も高いと思います。そもそもが特殊ケースなので、この手札からでも展開できるということだけ覚えておき、具体的なルートはnoteをカンペにしながらでもいいと思います。

ミークがデッキに1枚残っているので、それをバーデクのコストにしても大丈夫な状態です

4-4.アライブ+ミーク(バーデクコストミーク済)

アライブefプリズマーDSS
プリズマーefヴィサス①墓地送り名称コピー
ミーク①HSS
プリズマー素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアefライヒサーチ
ライヒHSS、efノヴァサーチ
ノヴァefヴィサス①GSS
ヴィサス①ミーク①素材アムリターラEXSS、efカラリウムサーチ
ライヒライト素材クロシープEXSS
ライトef自己GSS(※盤面アムリターラ)
ライヒヴィサス①除外アストラウドEXSS(クロシープリンク先)、クロシープefプリズマーGSS
プリズマーefヴィサス②墓地送り名称コピー
クロシープライト素材プロテクトコードEXSS
プロテクトコードアムリターラ素材ファイアウォールEXSS
プロテクトコードefクロシープライト除外自己GSS(ファイアウォールリンク先)
ファイアウォールefヴィサス②回収
カラリウムefリウムサーチ
リウムNS、efトリッドサーチ
トリッドHSS(※盤面ヴィサスコピープリズマー)
トリッドリウム素材トリロスークタEXSS、efミーク①GSS
ファイアウォールプロテクトコードトリロスークタ素材シンギュラEXSS
ヴィサス②efミーク①破壊ヴィサス②HSS
ミーク①ef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク②プリズマー素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS
ディスパテルefライヒBSS
ヴィサス②ライヒ素材バロネスEXSS
ミーク①アストラウド素材ギュミルEXSS
シンギュラef、ファイアウォールGSS(シンギュラリンク先)
(※ティフォンケアでバロネスefカラリウム破壊推奨)

最終盤面:
ファイアウォール(相互リンク1)、シンギュラ(融合・シンクロ)、バロネス、ディスパテル、ギュミル
備考:
アストラウドが即EXSS可能な状態で1枚余ります。

手札のミークがバーデクのコスト、最終盤面にまで邪魔をするカラリウム

4-5.アライブ+ミーク(トリッド)+バーデク(Ring氏考案)

Ring氏(X(旧twitter): @RingMebius2010)によって考案された、バーデクコストミーク(トリッド)でアライブを疑似1枚初動にする展開です。

アライブefプリズマーDSS
プリズマーefヴィサス①墓地送り名称コピー
プリズマー素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアef、ライヒサーチ
ライヒHSS、efノヴァサーチ
ライヒライト素材クロシープEXSS
ヴィサス①ライヒ除外アストラウド①EXSS(クロシープリンク先)、クロシープefプリズマーGSS
プリズマーefヴィサス②墓地送り名称コピー
ライトef自己GSS
クロシープライト素材プロテクトコードEXSS
プロテクトコードアストラウド①素材ファイアウォールEXSS
プロテクトコードefクロシープライト除外自己GSS(ファイアウォールリンク先)
ノヴァefヴィサス②GSS
<ここまででバーデク(コストミーク①orトリッド)を使用したかで分岐>
〇使用した場合
ファイアウォールefミーク①(orトリッド)回収
ミーク①(orトリッド)HSS
ヴィサス②ミーク①(orトリッド)素材アムリターラEXSS、efカラリウムサーチ
カラリウムefリウムサーチ
リウムNS、ef{トリッドとミーク①の無い方}サーチ
{サーチした2チューナー}HSS
{HSSした2チューナー}リウム素材トリロスークタEXSS、efミーク①GSS
〇使用していない場合
ミーク①(orトリッド)HSS
ヴィサス②ミーク①(orトリッド)素材アムリターラEXSS、efカラリウムサーチ
カラリウムefリウムサーチ
リウムNS、ef{トリッドとミーク①の無い方}サーチ
{サーチした2チューナー}HSS
{HSSした2チューナー}リウム素材トリロスークタEXSS、efミーク①GSS
ファイアウォールefトリッド回収(※朱光コスト用)
<分岐終わり>
ファイアウォールプロテクトコードアムリターラ素材シンギュラEXSS
ヴィサス②リウム除外アストラウド②EXSS(シンギュラリンク先)、efミーク①破壊
ミーク①ef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク②プリズマー素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS
ディスパテルefリウムBSS
トリロスークタリウム素材バロネスEXSS
ミーク①アストラウド素材ギュミルEXSS
シンギュラef、ファイアウォールGSS(シンギュラリンク先)
(※ティフォンケアでバロネスefカラリウム破壊推奨)

最終盤面:
ファイアウォール(相互リンク1)、シンギュラ(融合・シンクロ)、バロネス、ディスパテル、ギュミル(、バーデク未使用パターンの場合バーデクコストトリッド)
備考:
分岐直前までアライブ1枚初動の妥協展開(シンギュラ+バロネス)と全く同じ展開かつ、アライブ1枚初動の場合この直後にバロネスが立つので確定でニビルを吐かせられます(もちろんバーデクで止めて最大展開)。バーデクは使わなかった場合そのまま妨害になります。

4-6.プリズマー+ミーク(トリッド)+バーデク(Ring氏考案)

こちらもRing氏によって考案された展開です。

プリズマーNS
プリズマーefヴィサス①墓地送り名称コピー
プリズマー素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアef、ライヒサーチ
ライヒHSS、efノヴァサーチ
ライヒライト素材クロシープEXSS
ヴィサス①ライヒ除外アストラウド①EXSS(クロシープリンク先)、クロシープefプリズマーGSS
プリズマーefヴィサス②墓地送り名称コピー
ライトef自己GSS
クロシープライト素材プロテクトコードEXSS
プロテクトコードアストラウド①素材ファイアウォールEXSS
プロテクトコードefクロシープライト除外自己GSS(ファイアウォールリンク先)
ノヴァefヴィサス②GSS
<ここまででバーデク(コストミーク①orトリッド)を使用したかで分岐>
〇使用した場合
ファイアウォールefミーク①(orトリッド)回収
ミーク①(orトリッド)HSS
ヴィサス②ミーク①(orトリッド)素材アムリターラEXSS、ef摘心サーチ
摘心efアムリターラ破壊カラリウムサーチ
カラリウムefリウムサーチ
摘心efリウムHSS、ef{トリッドとミーク①の無い方}サーチ
{サーチした2チューナー}HSS
{HSSした2チューナー}リウム素材トリロスークタEXSS、efミーク①GSS
〇使用していない場合
ミーク①(orトリッド)HSS
ヴィサス②ミーク①(orトリッド)素材アムリターラEXSS、ef摘心サーチ
摘心efアムリターラ破壊カラリウムサーチ
カラリウムefリウムサーチ
リウムNS、ef{トリッドとミーク①の無い方}サーチ
{サーチした2チューナー}HSS
{HSSした2チューナー}リウム素材トリロスークタEXSS、efミーク①GSS
ファイアウォールefトリッド回収(※朱光コスト用)
<分岐終わり>
ファイアウォールトリロスークタプロテクトコード素材シンギュラEXSS
ヴィサス②リウム除外アストラウド②EXSS(シンギュラリンク先)、efミーク①破壊
ミーク①ef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク①アストラウド素材バロネスEXSS
シンギュラef、ファイアウォールGSS(シンギュラリンク先)
ミーク②プリズマー素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS
ディスパテルefプロテクトコードBSS(ファイアウォールリンク先)
(※ティフォンケアでバロネスefカラリウム破壊推奨)

最終盤面:
ファイアウォール(相互リンク2)、シンギュラ(融合・シンクロ)、プロテクトコード(リンク4以上に戦闘破壊・対象耐性付与)、バロネス、ディスパテル(、バーデク未使用パターンの場合バーデクコストトリッド)
備考:
アライブ+ミーク+バーデクに比べると、摘心でリンク値-1する必要があるのでどうしても盤面は弱くなってしまいますが割と十分な盤面ではあります。
バーデクの存在を無視してプリズマー+ミークで展開する場合プロテクトコードの代わりにギュミルを置けるので、環境にニビルが多いかで展開を変えるといいと思います。
分岐直前で盤面に6+4が揃うので、バロネス警戒でニビルを吐かせやすいです(投げられたらバーデクで止めて展開)。バーデクは使わなかった場合そのまま妨害になります。

5.使用感のお話

5-1.改定前ルムマにて

そもそも改定後のレギュで開いているルームマッチが少ないので(アンリミ参加型なども活用しましたが)そこまで回数を重ねたわけではありません。それでも、心像2ドローでバーデクを素引きしその後のGに対してぶつけるという試合があるなど、バーデクの可能性自体はちゃんと感じました。試合数が少なすぎて書くことがない

新リミルムマにて、最強の手札

5-2.ランクマにて

ランクマの戦績の話をする前に

>突然の死<

いきなり遺影になってますが、原因は当たり前ですがこいつらですね。

なんかフワロス来るの早くない?

はい、マルチャミーの実装です。関係ないけど2日前発表遅くない?
マナドゥムはフワロスが重いのはもちろん、ミークリウムヴィサス等でプルリアも重く、ついでにライトノヴァ等でニャルスも踏みます(リンク型ならプロテクトコードとかも該当します)。
ニャルスはさすがにまだですがそれでも実質G9枚です。バーデク3枚増えたくらいじゃ間に合いません。マナドゥムが死ぬって書いてます。
まあ文句を言っても何にもならないのでランクマ潜ってきました。

というわけで潜ってきたんですが、先に言っておきますが、このデッキは基本的に先行を想定して作成しているので先行勝率と後攻勝率に大きく乖離があります。そのため、総合勝率はコイントスに大きく影響を受けます。そして今回、コイントスがものすごく偏ったのでデータとしては心もとないです。

コイントス最大10連勝
最大5連敗

そんなわけで先後ごちゃまぜで話をしても意味がないので、先行、後攻、バーデクの使用感の3つの項目に分けて話していきます。

  • 先行

先行での勝ち方は主に2パターンあります。
・盤面を完成させる
・手札誘発と妥協盤面で引きの強さゲームに持ち込んで引き勝つ
前者は単純です、誘発を貫通して盤面を作り相手の心を折ります。後者に関しては、どうしても誘発の貫通ができなかった場合、ドロー系誘発が直撃した場合に、心像や才のドローでの誘発の引き込み、才によるハンデスを活用して「ターンを返してもらう」ことを目的としてゲームの決着を遅延させます。このデッキはリンク値さえ稼げれば打点が出せることも多く、またヴィシャス=アストラウドという最強の捲り札があるのでかなり雑にリーサルまで届かせることができます。
3ターン目でリーサルを取る際は、相手のデッキやこちらの手札(うららなどを持っているなら話は別ですが)にもよりますが基本的にドロー系誘発は無視します。リーサルに対して干渉できるカードは限られているので、それを引かれないようにお祈りしながら打点を作ります。スピユベヤメテ
このデッキは3ターン目にキルを取り逃すと4ターン目を耐えるのはまず無理なので、3ターン目で何としてでもキルを取ってください。

  • 後攻

まず大前提として、マナドゥムの後攻はほぼ勝てないです。その原因は着地狩りへの弱さです。たとえばアライブを持っていなかったらほとんどの場合でミラジェイドで詰みます。このランクマ中も実際に1回それで詰んでます。
そのため、いかに手札誘発で盤面を弱らせるか、いかに着地狩りを躱すかに捲りの成否はかかっています。気合でGを通してバーデクを投げつけまくり、リウムハートのフリチェ破壊SS、ミークトリッドのチェーンブロックを組まないSSなどを駆使して面を広げることを意識しましょう。召喚権が無くなったうえで盤面が空になるとほぼ確実に捲りは不可能になります。
上手く着地狩りを躱して妨害を踏み抜けたら、後は先行の3ターン目とやることはほとんど変わりません。アストラウドを活用してリーサルへ向かいましょう。ただ、後攻ではEXデッキのリソースが枯れていないので、リーサルが取れなくても諦めず妨害を構えるようにしましょう。

  • バーデクの使用感

このnoteの本題です。結論から言うとかなり使い勝手はよかったです。特に、天盃対面でのGが有効札に変わりうるのが大きいです。今までは天盃対面でGを投げてもビステが来るくらいで壁程度にしかなりませんでしたが、Gでバーデクとコストをドローできるとパイデントやファドラの蘇生効果、さらにチュンドラのダメステリクルートにも無効を当てられるので対面の思考を大きく狂わせられます。実際にパイデントにバーデクを当てて相手のリーサルを回避した試合もあります。
また、天盃以外にも当然強く、基本的に腐ることはありませんでした。バロネスを魔罠無効要員として温存できるのがとても大きいです。先行でバーデク単体だけ引いていても、展開で使ったミークをファイアウォールで回収して妨害にすることで無駄がなかったです。ダダ褒めですが、使っていると本当に非の打ちどころが見当たらなかったくらい最強でした。
もちろん後攻でも相手の想定外の誘発であることはほぼ確実なので、相手の展開を大きく歪ませられます。インフェルノイドにGを投げてバーデク2枚投げて勝った試合もあったりします。
また、コスト要員として採用したロンギヌスとムドラですが、ムドラはアライブから入った時に召喚権が余ったがリンクでしか展開が伸びないという場面でリンク素材に巻き込んで1妨害増やす等コスト以外の使い道があったので手札に単体で引いても大きなストレスにはなりませんでした。ロンギヌスは手札誘発としては少しパワー不足だったので展開の貫通札にもなる幸魂に変更しています。
まとめると、バーデクは先行での追加妨害としても後攻での手札誘発としても高いパワーがあり、天盃対面でもそれ以外の対面でも有利に働く最強誘発でした。

バーデクコストムドラ最強

最終戦績:

  • 試合統計

試合数: 89回
勝ち数: 52回
負け数: 37回
勝率: 58.43%
先行数: 59回
先行率: 66.29%
コイントス勝数: 47回
コイントス勝率: 52.81%
先行勝数: 41回
先行勝率: 69.49%
後攻勝数: 11回
後攻勝率: 36.67%
降格:1回(マスター2→3)
最大連勝数:6
最大連敗数:8
朱光の宣告者発動回数:26
1試合当たりの朱光の宣告者発動回数:0.2921

マスター5からマスター1まで
理論値に対して少し大きいが、Gのドロー等を考えると概ね期待値通り
  • 対面デッキ(細かいので拡大推奨)

天盃とユベルが多い環境。スピユベに何回キレたかわからない

6.あとがき

というわけでいかがだったでしょうか、朱光型マナドゥムのお話でした。noteを書くのは初めてなので少し読みにくいところもあったかもしれませんが、ここまで読んでくださりありがとうございます。正直最初はかなりネタ寄りかなーと思っていたのですが、実際に使ってみるとコストに対して効果がめちゃくちゃ強く、腐る場面もまずないのでかなり使い勝手のいい構築だと感じました。相手の誘発をバーデクで止めるとものすごく気持ちいいので興味を持った方は使ってみてほしいなーと思います。めっちゃ高いけど
あとがきなので謝辞もここで述べさせていただきますが、この構築はマナドゥムを研究しているdiscordサーバー、およびそこに所属している方々によって発案され、私を含めた複数人で研究して形にしたものになります。素晴らしいアイデアの発案、および共同研究してくださった方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。なお、マナドゥム研究discordサーバーはそにこ氏( X[旧twitter]ID : @__40_60 )という方の固定ポストから行くことができます。

よかったら参加してみてください。
下におまけが続きますが、本編はこんなところで終わりとさせていただきます、SkyBlueのSTARでした~






7.おまけ(幻奏出張の話)

3-1で少しだけ触れた幻奏出張の話です。
このギミックはルフランとオスティナートが初動になり、オスティナート初動だとエトワールで妨害が1増えます。

7-1.サンプルレシピ

リンク型の展開のところで紹介させていただいたカラメルさんによる構築です。抹殺とギュミルが削れちゃってますが、抹殺(とついでに泡)はちょっと枚数オーバーしていれてもいいとは思いますし、ギュミルはリトルナイトか承影あたりが入れ替え候補になるかもしれないです。

以下幻奏関連の1枚初動になります。ただ、リンク型ほどは研究していないので、もしかしたらミスがあったりもっと効率的な展開があるかもしれないです。その場合は教えていただけると助かります。

追加の展開表記について

(Pモンスター)をペンデュラムゾーンに発動・置く→Pセット
手札からペンデュラム召喚→PHSS
EXデッキからペンデュラム召喚→PEXSS

7-2.展開例1:ルフラン初動

ルフラン①NS、efクープレサーチ
クープレPセット
クープレef、幻奏協奏曲サーチ
幻奏協奏曲ef、ルフラン①クープレ素材スペクタキュラーバッハEXSS
スペクタキュラーバッハef、チェーンルフラン①ef、チェーンクープレef→クープレPセット、ルフラン①Pセット、ルフラン②DSS
ルフラン①efルフラン③墓地送り
ルフラン②スペクタキュラーバッハ素材ビヨペンEXSS
ビヨペンef、チェーンスペクタキュラーバッハef、チェーン幻奏協奏曲ef→幻奏協奏曲デッキバウンス1枚ドロー、ルフラン③GSS、ライトヴルムサーチ
ライトヴルムPHSS、ルフラン②PEXSS
ライトヴルムルフラン②素材アムリターラEXSS、ef摘心サーチ
摘心ef、ビヨペン破壊カラリウムサーチ
アムリターラ素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアefヴィサスサーチ
ヴィサスefライト破壊ヴィサスHSS
ライトef自己GSS
カラリウムefリウムサーチ
摘心efリウムHSS、efミーク①サーチ
ミーク①HSS
ヴィサスリウム素材バロネスEXSS
ライトミーク①素材クロシープEXSS
ヴィサスリウム除外アストラウドEXSS(クロシープリンク先)、クロシープefミーク①GSS
バロネスefミーク①破壊
ミーク①ef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク②ルフラン③素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS
ディスパテルef、ヴィサスBSS
<ここから採用カードによって分岐>
〇リトルナイト採用、墓地リトルナイトパターン
ヴィサスクロシープ素材リトルナイトEXSS(ef対象除外は任意)
リトルナイトミーク①素材エルフEXSS
エルフefミーク①GSS
ミーク①アストラウド素材(採用している残りの10シンクロ)EXSS
〇リトルナイト不採用orリトルナイトを返しのリソースにするパターン
ヴィサスクロシープ素材エルフEXSS
ミーク①アストラウド素材(採用している残りの10シンクロ)EXSS

最終盤面:
エルフ(、墓地リトルナイト)、バロネス、ディスパテル、10シンクロ1体(ギュミルor承影)+1ドロー(※幻奏協奏曲墓地効果)
備考:
即SS可能ではないですがアストラウドが1枚余ります。

7-3.展開例2:オスティナート初動(召喚権余らせ)

オスティナートef、ルフラン①ルフラン②墓地送りスペクタキュラーバッハEXSS、efルフラン③DSS
ルフラン③ef、クープレ①サーチ
クープレ①ef、ルフラン①GSS
クープレ①Pセット
クープレ①ef、幻奏協奏曲サーチ
幻奏協奏曲ef、ルフラン①クープレ①スペクタキュラーバッハ素材エトワールEXSS
スペクタキュラーバッハef、チェーンルフラン①ef、チェーンクープレ①ef→クープレ①Pセット、ルフラン①Pセット、ルフラン②GSS
ルフラン②ルフラン③素材ビヨペンEXSS、efライトヴルムサーチ
ライトヴルムPHSS、ルフラン②ルフラン③PEXSS
ルフラン②ライトヴルム素材アムリターラEXSS、ef摘心サーチ
摘心ef、ビヨペン破壊カラリウムサーチ
アムリターラ素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアef、ヴィサスサーチ
ヴィサスefライト破壊ヴィサスHSS
ライトef自己GSS
カラリウムefリウムサーチ
摘心efリウムHSS、efミーク①サーチ
エトワールef、自身をエンドフェイズまで除外
ミーク①HSS
ヴィサスリウム素材バロネスEXSS
ミーク①ライト素材クロシープEXSS
ヴィサスリウム除外アストラウドEXSS(クロシープリンク先)、クロシープefミーク①GSS
バロネスefミーク①破壊
ミーク①ef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク②ルフラン③素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS
ディスパテルef、ヴィサスBSS
<ここから採用カードによって分岐>
〇リトルナイト採用、墓地リトルナイトパターン
ヴィサスクロシープ素材リトルナイトEXSS(ef対象除外は任意)
リトルナイトミーク①素材エルフEXSS
エルフefミーク①GSS
ミーク①アストラウド素材(採用している残りの10シンクロ)EXSS
〇リトルナイト不採用orリトルナイトを返しのリソースにするパターン
ヴィサスクロシープ素材エルフEXSS
ミーク①アストラウド素材(採用している残りの10シンクロ)EXSS
(エンドフェイズエトワール帰還)

最終盤面:
エルフ(、墓地リトルナイト)、バロネス、ディスパテル、10シンクロ1体(ギュミルor承影)、エトワール(1バウンス)
備考:
即SS可能ではないですがアストラウドが1枚余ります。召喚権を割かないので手札によってはニビルがノーダメージになる可能性があります(受けた後に召喚権を使って再展開可能)。
ルフランバーデクオスティナートの手札でオスティナートに撃たれた誘発をバーデクコストルフランで止めた場合、オスティナートの素材を片方クープレに変えることで同じ展開ができます。

7-4.展開例3:オスティナート初動(召喚権使用)

オスティナートef、ルフラン①ルフラン②墓地送りスペクタキュラーバッハEXSS、efルフラン③DSS
ルフラン③ef、クープレ①サーチ
クープレ①ef、ルフラン①GSS
クープレ①Pセット
クープレ①ef、幻奏協奏曲サーチ
幻奏協奏曲ef、ルフラン①クープレ①スペクタキュラーバッハ素材エトワールEXSS
スペクタキュラーバッハef、チェーンルフラン①ef、チェーンクープレ①ef→クープレ①Pセット、ルフラン①Pセット、ルフラン②GSS
ルフラン②ルフラン③素材ビヨペンEXSS、efライトヴルムサーチ
ライトヴルムPHSS、ルフラン②ルフラン③PEXSS
ルフラン②ライトヴルム素材アムリターラEXSS、ef摘心サーチ
摘心ef、ビヨペン破壊カラリウムサーチ
アムリターラ素材ライトEXSS、efライフォビアサーチ
ライフォビアef、ヴィサスサーチ
摘心efヴィサスHSS
カラリウムefリウムサーチ
リウムNS、efミーク①サーチ
エトワールef、自身をエンドフェイズまで除外
ミーク①HSS
ヴィサスリウム素材バロネスEXSS
ミーク①ライト素材クロシープEXSS
ヴィサスリウム除外アストラウドEXSS、クロシープefミーク①GSS
バロネスefミーク①破壊
ミーク①ef、チェーンカラリウムef→ミーク①GSS、ミーク②(レベル4)DSS
ミーク②ルフラン③素材アクセルスタダEXSS、efミーク②GSS
ミーク②アクセルスタダ素材ディスパテルEXSS
ディスパテルef、ヴィサスBSS
ミーク①クロシープ素材エルフEXSS
ライトef自己GSS
ヴィサスライト素材リトルナイトEXSS
(ef対象除外は任意)
エルフefミーク①GSS
ミーク①アストラウド素材(採用している残りの10シンクロ)EXSS

最終盤面:
エルフ、リトルナイト、バロネス、ディスパテル、10シンクロ1体(ギュミルor承影)、エトワール(1バウンス)
備考:
即SS可能ではないですがアストラウドが1枚余ります。盤面にリトルナイトを残せますが、超融合受けが悪くなることは注意です。また、リトルナイトを出すためのリンク先も開ける必要があるので特にディスパテルの位置に注意してください(例えばディスパテル中央、バロネス右端にするとバロネスをエルフで守れなくなる)

7-5.使用者の感想

wimp氏(X(旧twitter) : @MegaAluber)という方が幻奏マナドゥムでレート1600を達成されました(ほんとにすごい)。

使用感を聞いてみたところ、

けっこうよかったです!
よかった点あげると
・リウムとルフランで召喚権が被った時にルフランが手札で暇しちゃうんですけど、バーデクを引けるとそこがさらに誘発1枚貫通または次ターンの妨害になる
・幻奏ギミックが着地狩りに対して強い動きができる上に天使族でバーデクともマナドゥムとも相性がいい

ということで、幻奏ギミック自体もバーデクとの相性という面でもかなり強かったようです。
かなり実戦的みたいなのでぜひ組んでみてください(URの量から目を逸らしつつ)


いいなと思ったら応援しよう!