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大学院生活のはじまり

大学院生活が始まってからあっという間に2週間が経過しようとしている。
スケジュール的にはこんな感じだった。

9/16-20 Welcome week
9/23〜授業開始

Welcome weekでは新入生向けに様々なイベントやキャンパスツアー、Society Fairがあったりして、雰囲気を知るためにも3日間くらい顔を出してみた。
最終日にはコースの顔合わせとイベントが行われ、お茶や軽食なども振る舞われた。
結局Welcome weekでは友達ができなかったが、コースの顔合わせで今のコースメイトと知り合い、友達になれた。

私のコースは9人と少数精鋭で、内訳はこんな感じ。

・イギリス人(1人)
・アメリカ人(1人)
・トルコ人(1人)
・パキスタン人(1人)
・タイ人(1人)
・中国人(2人)
・日本人(私含めて2人)

男女比も半々で、バランス的にはちょうど良い。
イギリス大学院(特にロンドン)は中国人だらけと聞いていたが、キャンパス内を歩いていても、私の大学はむしろアジア人比率もあまり多くないように感じる。

今となってはワッツアップのグループもできて課題について情報交換したり(意外とみんなわかっていなかったりして面白い。)空き時間をカフェでみんなで一緒に過ごしたりと、コース仲間には非常に恵まれた。

そして問題の授業。
Semester1(9月〜1月)は必修授業で、Semester2(1月〜5月)は選択授業。
Seme1の授業は5コマで、曜日がうまくまとまったこともあり、月木の週2しかないが、単位には含まれない英語の授業(リスニング、発音、アカデミックライティング、スピーキング)全て履修したので週3となった。

週2しかないの…?と思うかもしれないが、実際は課題で一杯一杯である。
私の学科は特にリーディング課題が多く、Intercultural Communicationの必修授業では毎週エッセイを書いて提出し、授業内でディスカッションを行わなければならない。

毎回30ページほどある論文を読まなければいけないのだが、翻訳機を使ったところで内容は全く頭に入ってこない。結局英語のまま原文を何度も読み直し、そこに翻訳機を参考にしながら自分なりの日本語に噛み砕き、パラグラフごとに整理していく。
その作業が1セットで、これを最低3回は行ったところでやっと半分は理解できたかなと言える程度だが、ディスカッションもしなければいけないため、半分程度の理解では太刀打ちできず、最低8割は理解しなければならない。(前回の授業では、まさかの一番最初に当てられ頭が真っ白になり、大失敗を犯した。笑)
気づいた頃にはもう1日が終わっているし、おそらくネイティブの4.5倍の時間はかかっているだろう。

また、授業中は内容にもよるが、講義の8割くらいは理解できていることもあれば、半分くらいしか理解できていないこともある。
そのため予習復習も欠かせず、複雑な講義は録音し、帰宅後にレジュメと照らし合わせながら2.3回聞いて、やっと理解するという感じ。
そんなことを各授業ごとにやっていたら、週2しかないとはいえ、休みの日もほぼフルで勉強しているというような感じである。

しかしどういうわけか、あまり苦痛に感じておらず、むしろ幸せである。
多分自分の興味ある分野を、大好きなイギリスで勉強できている幸福度の方が圧倒的に大きいからだろう。
何ならロンドンにいた時よりグローバルな環境にいる気がするし、こんなにも恵まれた環境で修士課程を学べているのだから、大いに学んで大学を活用していきたいし、もう少し余裕ができたらSocietyやボランティア活動なるものにも携わっていきたい。

また、授業をうけていて、IELTSの勉強(特にリーディング)は非常に役立っていると感じる。
入学前のIELTSの条件達成はなかなかに厳しいが、決して無駄ではないし損はないので、今年大学院受験を控えている方はぜひとも頑張ってほしいところだ。

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