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出国前の手続きを簡単にまとめてみた②お金・NISA編

①に続いて、今回はお金関連について、私が整理したこと・準備したことについて。


クレジットカードについて

私は3枚準備。
・ANA WISE ゴールドカード(VISA)
・JGC CLUB-Aカード(MASTER)
・エポスカード(VISA)

日本でも愛用していたクレジットカードなのでそのまま使用。
JALカードのみ有効期限が迫っていたので、渡英3か月前に新しいものを更新してもらった。(カスタマーサービスに問い合わせればOK)。
途中で有効期限切れになってしまった場合、海外在住だと日本のクレジットカードは作成不可能なので、必ず有効期限をチェック!

また、引き落とし口座も日本の銀行口座となるので、渡英前に予め資金を入れておく、wiseで送金などの手配が必要。
私は両親に一式預けたので(もちろんキャッシュカードの暗証番号もすべて教えた。)残高が危うい場合は入金をお願いした。

デビットカードについて


こちらも3枚準備。
①Sony Bank WAKKET(ANAと提携しているもの)→手数料が1.79%とオトクなので、海外利用時の際は是非作成を!
②三菱UFJデビッドカード
③住信SBIデビットカード

現地通貨での利用相当額が円換算され、即時に日本の銀行口座から引落とされ、使いすぎる心配がないのがクレジットカードとの違い。

私はソニー銀行の口座ももっていなかったので、渡英3か月前に作成。オンラインで開設ができたので1週間で作れたが、余裕をもって作成しておくのがおすすめ。ANAマイレージクラブ会員の方は、申請時にお客様番号を書けば自動的に紐づけされる。(カードに表示されるお客様番号が従来のマイレージクラブの番号とは異なっていたため、カスタマーサービスに問い合わせたところ、ちゃんと紐づけられているとのこと。)

使い方は、ソニー銀行の普通口座&外貨普通口座を開設し、円を外貨普通口座に入金すれば、使用時に外貨普通口座から即時で引き落としされる。
詳細は以下リンク。

UFJの口座は元々持っていたので、デビットカードのみ渡英1週間前に申請したが、5日後というギリギリのタイミングで届いた。
海外では何かとリスクが伴うので、クレジットカードやデビットカードは複数枚作成しておくことが重要!

積み立てNISAについて SBI証券の場合

これが一番頭を悩ませたが、一言でいうと、海外移住=非居住者となり、非居住者の株取引や投資信託は禁止されている。取引を停止し、特定口座の廃止手続きを出国までに行わなければならない。

書面でのやり取りになるため、早めな申請が必要。

積み立てたものは売却するか、一般口座に戻し保持しておくかを選べるが、一旦一般口座に戻したものは課税対象となってしまい、戻すことも不可能とのこと。
※野村証券&楽天証券は、赴任が5年以内の場合、帰国時に手続きをすれば(出国中の取引は一切禁止なので、規則を守った場合のみ適用。)特定口座に戻せるとのことだったので、海外移住の可能性がある人は野村證券か楽天証券での取引がおすすめ。

SBI証券は上記に当てはまらなかったので、私は特定口座・一般口座ともに廃止手続きをし、積み立てNISAは売却。
売却したものの利益は、紐づけされているSBI銀行のハイブリット預金に入金されていた。

手続きをしないまま出国してしまうと非居住者の不法取引とみなされ、帰国後も一切取り引きができなくなってしまう可能性が高いので要注意。


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