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人生選択において、実は最近葛藤しまくっていた私の姿
先月私は31歳になった。
そして9月からは数年間イギリスで生活する。
半年前の自分ですら想像できなかった人生を歩もうとしている。
まるでいきなり変化球を投げられたような感覚。
それをどう上手くキャッチしてはね返していくのかを、我ながら試されている気がしてならない。
自分の気持ちの矛盾に苦しんだ日々と、私を救ってくれた人たち
海外で働きながら住むことは昔からの私の夢だったし、もちろん答えは1択だ。
ただ人間っておもしろい。
いざ決断となると、ある程度将来が予測できる生き方VS先行き不透明な生き方を無駄に比較して急に怖くなったり、果たして本当にこれでいいのか…?と思ったりする。
私は一生安泰な人生より多少波がある人生を好むタイプなはずなのに、この漠然とした得体の知れない不安は何なのだろう。
何だか自分の中に自分が2人いて、お互いが終わりの見えない会話をしている…。
我ながら行動力だけは人よりあると思っていたので、「なんだかんだ私って小心者なんだな。情けない。」と思う日々。
ついに限界がきて、とある旧友、そしてかつてバリバリキャリアウーマンだった親戚に全てを話してみた。するとこんな答えが返ってきた。
「そりゃ駐在妻としていくわけじゃないんだし、1人で外国に飛び込もうとしてんだから誰だって不安だわ。でもそれって、ちゃんと自分の将来や人生考えて生きている人だからこそ感じる不安でしょ。チャンスって偶然訪れるわけじゃないし、むしろあなただから掴めたんだと思う。私ならそんな勇気ないし、本当すごいよ。」
「今は自らチャンスを掴んでどんどんキャリアアップをしていかなきゃいけない時代なの。会社や組織に属しているという安心感だけで生きているようじゃダメ。まだ若いんだから、不安な気持ちなんてぜーんぶ日本に置いて行っちゃいなさい!!そこまで考えてるあなたならできるわ。」
この言葉を聞いた直後、まるで波が一気にひいていくみたいに、胸の中のつっかえたものが一気にスーッと消えていった。
数十分前まで悶々としていた自分がバカらしくなった。
こういうときはあえて両親とかではなく、親しい友人や第三者に相談してみると案外決断できるものだ。
殻に閉じこもってただ考えるより、言語化して誰かに話すことの大切さを改めて実感した。
また、ありのままの姿や悩みを気軽に打ち明けられる人が周りにいる環境も大変ありがたいし、そんな人間関係を今後も自然と築ける人間になりたい。
自分の「なりたい姿」がより具体化できた
と同時に、一度自分で決断したことを、弱音を吐かずに最後まで貫き通せる芯の強さも持ちたいものだ。
人は誰かに認めてもらえることで安心できたり存在意義を感じると聞いたことがあるけれど、まさに私だった。そういう面では、ある意味私はまだ弱い人間なのかもしれない。世界に出たら一瞬にしてボッコボコにされる気しかしない。笑
改めて今の決意と心情
そんな私にとって、全てが自己責任の世界の欧米で生きていくチャンスを今回与えられたことは非常にラッキーだ。私にとって今後の人生を生きていくうえで必要だから神様が与えてくれたのかもしれない。それを逃すわけにはいかない。今はこの気持ちしかない。
今までぬくぬくと生きてきたので、きっと苦労の方が多いだろう。泣くことも沢山あるかもしれない。でもいつかは、誰にも変えられない、自分にとって一生の財産になることだけは胸を張って言える。信じられる。
やはり私はロンドンで頑張ってみよう。
失敗してもいいから、とりあえずやってみよう。
ダメだったら、またその時に立ち止まって考えよう。
改めてこう思わせてくれた旧友・親戚には感謝だ。
いつか恩返しできるように、わたし成長してくるね!