第38回フェブラリーステークス(2021)1週前馬体短評
今週は中央競馬2021年の最初のG1、フェブラリーステークスが2月21日の日曜日に東京競馬場で行われます。
今年は少し混戦模様、前走からの変わり身や仕上がり具合をチェックして、今年最初のG1取りたいですね。
競馬ブックさんのPHOTOパドックを見ながら、あーだこーだと個人的見解を。
掲載は14頭、前走や前々走時の競馬ブックを見ながらチェック。
個人的に注意するポイント
◎1週前追い切りの前か後か
◎まだまだ寒い時期なので、太目が残ったりしていないか
◎前哨戦を使った馬は前走の疲れがなく上積みがあるかどうか
1週前追い切りの前に撮影されたカフェファラオ、ミューチャリー、ワンダーリーデル。そしてレース間隔を考慮して1週前追い切りが無し、14日日曜に坂路で乗ったレッドルゼルは他の馬より少しゆとりのある馬体になっているか注意したいですね。
アルクトス
(11日撮影、1週前追い切り11日)
根岸ステークス出走時も少しゆとりがある感じで、そこから中2週で1週前追い切り後。
全体的にまだ余裕があるように見えます。
時期的にギリギリまで絞るのが難しいのですが、スラッと少し細めに見えるくらいまで仕上がればスピード勝負には強いだけに…。
インティ
(10日撮影、1週前追い切り10日)
東海ステークス、チャンピオンズカップ、そして昨年のフェブラリーステークスと比較して全体的に良く見えるのがチャンピオンズカップ出走時。そのシルエットよりも今回1週前追い切りの後ですがまだ絞れそうな感じ。毛艶はいいし体調は良さそう。
エアアルマス
(10日撮影、1週前追い切り10日)
チャンピオンズカップ、みやこステークスと全体的にスラッとしていた馬体が今回だいぶガッシリと。
写真撮る時の角度の違いから胴が短くなって別馬かと見間違えるくらい…。
肩周りの筋肉がついてパワーアップし、毛艶も良く体調は良さそう。
エアスピネル
(11日撮影、1週前追い切り10日)
8歳とは思えない毛艶の良さと研ぎ澄まされた馬体。トモの血管も浮き出て絶好調ではないでしょうか。非常にいいですね。
オーヴェルニュ
(11日撮影、1週前追い切り10日)
東海ステークスの時は全体的にスラッとしていて、華奢に写りましたが、今回は全体的に少しボリュームアップ。体調も良さそうですし、輸送で体重減らなければ。
カフェファラオ
(10日撮影、1週前追い切り11日)
ユニコーンステークス、チャンピオンズカップ、そして今回とガラッと変わってはいない感じ。
ユニコーンステークスの時の完成度が古馬のように見えたので、あの状態に今回あるなら前走から距離短縮でもありますしいいのでは。
今回の撮影、1週前追い切りの前日でもありますし追い切りでどう変わるか当日のパドックが楽しみです。
サクセスエナジー
(10日撮影、1週前追い切り10日)
肩周りとトモを比べるとだいぶ肩周りのほうがガッチリしたタイプ。シルエット的に前走と変わった感じはないのですが、肌艶から良い調子をキープしてそう。
サンライズノヴァ
(10日撮影、1週前追い切り10日)
チャンピオンズカップでは全体的に少し丸みがなくなっていた感じがありましたが、今回はプロキシオンステークスの時と感じは似ていていいのでは。
休み明けでも緩くはないし肌艶もいいのですが、ひと叩きすればガラッと変わる造りが得意な厩舎だと個人的には思っていますので、当日のパドックは注意してみたい1頭ですね。
ちなみに昨年のフェブラリーステークスは、2ヶ月間隔があり馬体重+10キロで0.6秒差の3着。
ソリストサンダー
(10日撮影、1週前追い切り10日)
胴が少し詰まり気味、斜尻直飛でいかにも瞬発力がありそうな造り。馬体の張り、艶と抜群でこれはいいですね。顔つきもキリッとしてて根性ありそう。
2歳時からの長期休養、前脚の腱の故障かと思いましたが、右の飛節の骨折らしいので心配はありませんね。
ミューチャリー
(9日撮影、1週前追い切り10日)
地方馬ですので、前走との比較は出来ませんが緩い感じもなく仕上がりは良さそう。もう少し全体的にパワーが欲しいような馬体ですが、肌艶もいいし力は出せるのではないでしょうか。
ヤマニンアンプリメ
(10日撮影、1週前追い切り10日)
前走から大きく変わってはいませんが、緩い感じもなく調子落ちはなさそう。
冬毛が伸びていて見栄えはしませんが、この時期はしょうがないかと。
レッドルゼル
(11日撮影、1週前追い切り無し)
いつも少し間隔をあけて出走しますが、仕上がりに手間取るタイプではなさそう。
前走の根岸ステークスは抜群の仕上がりで、肋骨が浮き出てずば抜けて良かったです。
そこから中2週、1週前追い切りをしていないので今回の写真は前走との仕上がりに違いが。
でも、14日に坂路で時計出してますし、最終追い切り+輸送もありますのでお腹の余分な肉も削ぎ落とされるのではないでしょうか。
肩やトモの張りは抜群ですし、マイルが合わないような馬体でもないのでレース間隔がどうかだけでは。
ワイドファラオ
(10日撮影、1週前追い切り10日)
11月以来のレースですが、しっかり乗り込み緩い感じはない。全体的にガッチリしたタイプでもないのでスピード勝負に強そうな雰囲気。
10日に1週前追い切り、そして13日に坂路で15-15をやって14日にも坂路で53.5-12.0と結構ハードに攻められているので、最終追い切りそしてパドックの気配と注意したい。
ワンダーリーデル
(10日撮影、1週前追い切り11日)
昨年のフェブラリーステークスと比較しても年齢的に変わった感じもなく非常にパワフルな馬体。
前走の調子をキープしているのが分かる張り艶で。
いいですね
以上がフェブラリーステークスの1週前馬体短評になります。
個人的にかなり良く見えたのは
ソリストサンダー
エアスピネル
の2頭です。
当日のパドックでも同じように高気配なら買いたいですね。
長々と見づらい文章を最後までご覧いただきありがとうございました。よろしければ是非他の回顧記事等も。
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