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兼業主婦を目指していた私が専業主婦になった経緯

おはようございます!今日も朝から子供を幼稚園に送ってきました♪

今日は、専業主婦になるまでの経緯を話したいと思います。

専業主婦になったことを独身時代の友達に話すと「えー!?働いてるイメージしかなかったからびっくり!」と言われることが多いです。

私が暮らしているのは九州の田舎の方なのですが、それでも今は兼業主婦の方が圧倒的に多いですね。

私も子供ができるまでは兼業主婦を目指していました。

妊活を始めて半年、このとき29歳だったかな。

職場は自分が辞めたら本当に回らない状況で(支店を任されていました)、でも不妊治療で通院し始めたので月1回は有休消化するように。そのたびに本社から助っ人を呼んでいたので、なにやら休みすぎでは?という疑問の声があがりはじめ、居心地が悪くなってしまいました。

これは事情を話した方がいいなということになり、以下のようなことを社長と総務の人に話したのを覚えています。

「私事ではありますが、現在不妊治療で通院しています。有休消化のため毎回本社から来ていただき大変ご迷惑をおかけしているのは承知していますが、自分の人生一度きり、後悔したくありません!治療はピンポイントで日付指定されることが多く、どうしても別日にずらせないことがあり調整できない日があるのですが、できる範囲で調整できる部分は調整します(半休にする、時間休にするなど)。なので、どうかご協力よろしくお願いいたします!!!」

ここまで説明しないと理解されないのか~と思ったのも正直な気持ちでしたが、なんと社長も若いころ不妊治療でお子さんを授かった経験がある方でした。

「君の事情はわかったよ。できる限り協力するよ!」と言っていただけたのは本当に今でも感謝しています。

しかしながら、なかなか治療の結果が出ず、仕事でも多数のトラブルを抱えはじめ、だんだん両立が難しくなってきました。


よく妊活にストレスは大敵と聞くし、いったん仕事を辞めた方がいいのかな…

でも、治療にもお金がかかるし…兼業主婦になるという選択肢ももっておきたいし…

と、ものすごく葛藤がありました。

そんな矢先、一緒に仕事をしていたパートさんと社長が揉めて、パートさんが急遽辞めますと言い出しました。ただでさえ本社も支店も人手不足…ついに、自分の有休がとれなくなってしまいました。

2人のトラブルについて詳細は書きませんが、これが会社への信頼をなくしたきっかけとなってしまい、これはもう辞めよう!と思い立ち、正直にこのままでは両立する自信がないので辞めさせてくださいと申し出ました。

引き止められるようなことももちろん言われましたが、本当に気持ちをリセットしたくて。仕事もお金も大切だけど、まず「今」を大切にしようと思った瞬間でした。

そして、自分の代わりになる新しい人を採用して、いざ退職日まであと1か月という頃になんと妊娠が発覚!

親や親族に会うのもずっと嫌で(田舎なので「子供はまだ?」とストレートに聞かれる文化…これもストレス)会うこと自体控えていたのですが、聞かれたら「なかなかできないんだよね~だから不妊治療してるんだよ!」って堂々と言おう!と、セリフを用意してればきっと毅然と対応できるとも思えるようになった矢先でした。

たまたまかもしれないけど、やっぱりストレスが原因だったのかもと実感したのを覚えています。

そんなこんなで、妊娠したから辞めたのではなく、辞めようと思ったら妊娠できたという流れで、専業主婦生活が始まりました。

兼業主婦を目指していたけど、あの時の自分はこの選択しかできなかった。

でも、この選択に後悔は全くありません!前向きな選択です。

仕事の代わりは求人を出せば見つかるけど、自分の人生に求人は出せません。

今の私より少し若い世代の人や悩んでいる人にも、こういうことがあるんだよということを知ってほしく、書いてみました。

将来も大切だけど、まずは「今」。無理しないでね。

もともとは夫も私も将来を見越してなんでも準備しておこうとするタイプだし、今の時代金銭面的にも夫の協力・理解がかなり必要で、生半可な気持ちで専業主婦はできない。でも、どうにか頼れるなら頼って、今を大切にしたいと夫婦2人とも人生で初めて思えた出来事でした。

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