専業主婦が兼業主婦になったよ!の巻
この1年、なんとも激動の1年でした。
今回は、約7年の専業主婦時代を脱却すべく就活ストーリー(といっても週2~3日のバイトだが)を、記録の意も込めて話していきたいと思います。
(補足:
記事を書いていて思ったのですが、これから社会に出ようとする若い女性、専業主婦(夫)から何かパートやバイトでも始めようかなと思っている方々にも参考になる内容ではないかなと思いました。
これが現代社会の”主婦のリアル”…です。
結論的なことを言ってしまうと、兼業主婦も専業主婦も、どちらも大変。
もちろん、男性だって世の中渡っていくのはかなり大変。
自分を削っている人たちを男女問わずたくさん見てきました。
その中でいうと、私はやらなければならないことはやってきたけど、しなくていい苦労はちゃんと捨ててきた、いわゆる取捨選択してきました。
それでも、いろいろあります。
結局、自分次第というわけです)
お小遣いがなくなった…!
諸々あって持っていたボロ家を数万円で知人にずっと貸していたのでそれが私のお小遣いでした。が、去年の秋、ついにその人が家を出ていくことになり…収入がなくなったのです!!!!これはピンチ!!!
家計の助けにもなっていたし、家を建てたばっかりで家具やら何やら買いそろえるために分割払いなども溜まっていたので、支払いを家計や貯金から出すことになり、一気に実質赤字となってしまいました。
これは働かなきゃだ…!!!
下の子(当時1才)がほんとに育てやすいタイプで、病気もなくすくすくと育ってくれた&上の子ももうすぐ卒園!私がいなくても主人が面倒を見れる日が数日あってもたぶんいけるんじゃないか?そんなことも考えたのですが、家事育児でかつかつといえばかつかつなので主人と話し合った結果、在宅ワークで副業に挑戦してみよう!ということになりました。
在宅ワークにトライ!が…
まずはクラウドワークスとやらに登録してみようと思い、初心者歓迎の案件に応募。初めての案件の内容は、「1000円でご自身の状況を聞かせてください!」といったもので、キャリアサポート関連の会社が私のような主婦や在宅ワークを始めようとする人たちがどういう状況や理由で始めようと思ったか、どのようなスケジュールでなら働けるのか、どんな勉強が必要か、何が足りないのかといったデータが欲しいので1時間ZOOMにて面談させてほしいとのこと。その代わり、1000円お支払い&キャリアプランのアドバイスできます!というものでした。仕事ではないね(笑)でも、結構これがよかったというか当たりだった。
これまでの経歴や今の稼働可能スケジュールなどお伝えし、さらにやりたいこと・やりたくないこと(ちなみにプログラミングはもういいかなと思っています。ブランク10年以上だし、現役バリバリな人に勝てないのは現場経験を経てすでに知っているから)など話してみたら「どうしても週2程度でできる仕事は在宅でも限られるので、短時間でしかも高単価となると、そのためのお仕事スキルを身に着けた方がいい」「元SEならある程度のPC能力があるので独学でもOK。だが、すぐに稼ぐはやはり難しいので、金銭的にいけるならオンラインスクールの受講を」と言われました。ちなみにやりたくないけどやれることとしてプログラミングはどうか聞いたら、「大変な割に単価が意外と低いので、やりたくないならなおさらオススメしない」とのこと。ここでオンラインスクールへ誘導などの怪しい案件もあるのですが、ここはそれ以上なくちゃんとした会社でした。とくに昨今は情報商材などの詐欺案件も多いと聞くので、せっかくならオンラインスクールとしての実績や口コミが分かるところにしようと検索してみたら…まぁピンからキリまであってびっくり!
SEになったときは新卒で文系大学からも入社できたので、プログラミング技術は完全に現場で仕事をこなしながらパワハラなどあらゆるハラスメントを受けながら(時代が時代だったので…苦笑)必死に覚えたので、こんな勉強する場があるんだーと驚きました。しかも、オンラインなのに数十万する…!はじめに話したとおり、私お金がないんです。
勉強できないじゃん(泣)
お金がないから稼ぎたい⇒稼ぎたいから勉強したい⇒勉強するにはお金がいる…(ループ)
という、なんとも言えない世の中の摂理というかジレンマにハマっていることに気づきました。
とにかく外で働こう!と決意
結局、今できることは上の子の卒園・小学校入学までは子育てに専念すること、その合間に本やYouTubeなどできる範囲で勉強することにしました。それでも…良い本は2~3000円もする。主人に毎月「買っていい?」と確認を取って生活費や貯金に手を付けるのも心が痛くて。やっぱり近所のバイトでもいいから自分の力で働きたいなーと思い始めました!
最初の面接で落ちた…
近所に本屋さんがあり、本が好きだし一度は働いてみたいな~と思っていたら求人が出ていました。
✓お子さんの急病などにも対応!
✓週2~OK
これはいけるんじゃないか!と面接を受けたら…ダメでした。
面接の担当者いわく、パートさんにも必ず決まった人が1人教育係としてつくことになっているとのこと。私がどうしても主人の仕事に合わせての出勤になるので曜日固定にできないので、教育係もそれに合わせなければならなくなる…それが懸念事項とハッキリ言われました。実際、それで落ちたのだと思います。週3ならね~とも言われましたが…必ず週3は無理なのでハッキリと難しいと伝えていたので、それも原因かな。仕方ないとはいえ、このような面接で落ちた経験があまりなかったので正直ショックでした。
主婦・子持ちになれば、学歴や経歴って見て貰えないんだな~とつくづく実感。そりゃ週2ならそうだろと思うのですが、悲しい現実です。
面接再挑戦!
もう外に働きに出るのは難しいのかーと諦めかけたのですが、せっかくだしもう少し探してみたら?と主人が応援してくれました。選ばなければあるだろうし、週3日いける週もありますって言ってみたら?と。学生時代の頃のような初心に戻って、とにかく働かせてもらえればそれが社会復帰になるなと思い直して、何度か行ったことがあって印象がよかった飲食店のバイトの求人をたまたま見つけて面接再挑戦!前回の反省をこめて、「基本は週2、3日入れる週もあります!土日も入れる日あります!」と伝えた結果、その場で採用してもらえました(わーい)
こんなに嬉しいなんて…ほんとに初心に戻ってる!!!笑
半年働いてみての感想
飲食店のホールの仕事なのですが、数時間立ちっぱなしが辛いのなんのって。研修が終わって、今はほぼ4~5時間勤務。ランチタイムの忙しい時間帯に入っているので駆け回り続けて気づいたら数時間なんて当たり前です。結果、帰ってから横になるのが日課になりました。
でもでも、ほんとに主婦の方々は優しくて。逆に、店長が変わったりバイト生の中にムカつくやつ合わない人が出てきたりなど諸々あるにせよ…
その諸々が、社会の一員として働けてる実感に繋がるんだなって、それがほんとに嬉しくて。たった週の数日間でも社会の役に立てるって、こんなに幸せなんだって再確認している日々です。
妻でもなく母でもなく自分自身として人間関係を一から構築していける過程も、これは幸せなことだなと実感。
そして学ぶことも素直に多いです。ファストフードのバイトはしたことあったのですが、今回はまたちょっと違ったり。でもチェーン店なので共通点や経験がちょっと役に立つこともあったり。
はたまた、あんなに落ちなかった体重がストーンと落ちたり!!!これはまじで嬉しかった(笑)ジムに行くとなると月数千円取られるけど、こちとら数時間働いただけで4~5万もらえるんやで!?最高やないか!!とホントに思ってる(笑)
1つ想定外だったというか、バイトというくくりでは学生時代と同じでも、やっぱり主婦枠なんだなーと改めて実感させられる場面が多々あって。歴は他のバイト生より浅くて週2~3日勤務でも、ピークタイムは気の利かない(先輩なのにごめんよ)バイト生に指示出したりリーダーシップ取らないといけないよと昨日も店長に言われてしまいまして…うーん、私、後輩なんですけど。気楽に働ければいいやーと思ってたのに、主婦枠はそうはいかないようです。
今後の予定、目標
体力的に厳しいのと、働きはじめた理由はあくまで勉強するためなので、下の子が来年幼稚園に入っても今のバイトは週3以上入ることはないと思います。それまでにお金を貯めてガッツリ勉強して、一年後くらいには在宅ワークである程度稼げてればいいなーと思っている次第です。それがうまくいけば、もう少し体力的にマシなバイトに切り替えてもいいかも。先輩方は大好きなんだけどね~。
在宅ワークについては調べれば調べるほどライバルがたくさん!とくにコロナ禍を経て爆増しています。気後れしそうになることもありますが、まずは結果にこだわらず、やってみたいなと思うことを少しずつ積み上げてやっていこうと思っています!主人が安定した職業に就いてくれてる、子育てもしっかりやってくれるからこそいろんな経験ができるっていうのもあるなぁ。それも本当に感謝!
最後に1つ。私のこれまでの人生のモットーは「笑う門には福来る」だったのですが、この1年ですっかり変わりました。
「自分で正解を作っていく!」
家事育児に専念してそれが数年だけでも、そういう意思が一層強くなった気がします。専業主婦じゃなかったら、こういうハングリー精神は出てこなかったんじゃないかと思う。
ライバルは過去の自分!がんばるぞ!!