「勉強」が苦手な人へ
大人になってからも「努力」「勉強」「学習」という言葉にアレルギーを持つ人がけっこういます。
「別に今必要ないものを、学生じゃあるまいし、わざわざ勉強する必要ある?」とか、
「周りにそのことに詳しい人がいるんだから、自分でわざわざ調べたり本読んだりする必要無いし、そのつど聞けばいいじゃん!」とか、
「うちは親が放任主義だったから勉強しなくてよかったから~」と、大人になってもなぜか親のせいにしたりする人に出会ったことも。
人それぞれ考え方があっていいけれど、すごくもったいないな~と思うことがあります。
それは、何か深刻な悩みがあるとき、自力で解決できないと"思い込んでいる"こと。
これ、学ぶことが苦手な人に共通している気がします。
大人になってまで、何を勉強するの?って言う人にまず問いたい。
自分の悩み、放置してませんか??
耐え忍ぶことだけが努力と思っていませんか??
「努力は精神論ではない、方法論だ」という言葉があります。
これが全てだと思います!
だから、まず自分の悩みや人生の課題に真っ直ぐ向き合うことをオススメします。
そうすると、自ずと学ぶべきことが浮かんでくるはず。
自分の事例も交えて例をあげると、
人間関係で悩んだときは、ネットで調べたり本を読んだり、動画を見たり。
専業主婦になり、かつコロナ禍でおうち時間が増えたことで、生活をよりよくしたい!と思い、北欧文化について学んだり。
仕事をしている頃は、部下の育て方が分からなくなり、同じような経験のある友人知人に相談し、経験を共有してもらったり。
親との関係に悩みネット検索したところ、毒親問題というものがあるらしいということにたどり着いたり。そこから公の機関への相談の仕方まで学びました。
今の時代、学ぶ方法はたくさんありますね。
なにも座学だけが勉強ではありません!
ここまで聞くと、ある友人は「情報に振り回されない?」と一言。
それは、学ぶことが日常的でないからだと思うんです。
何か情報を手にした時、これは真実に近い情報なのか?
ただの噂レベルの、自分のことを書きたい人がただ書いてるものでは?
これは別に自分に必要な情報じゃないな。などなど…
学ぶことが日常になると、こういう"情報の取捨選択"ができるようになるんです。また、自分で対処できる範囲とできない範囲もわかるようになる。
自ら学ばない人の1番のデメリットはこれらができないことだと思います。
人の噂話やアドバイス、本に書いてあることを真に受けて、思ったような結果が出なかったら「自分は悪くない、だってそう言われたんだもん!書いてあったんだもん」と考える。
結果的に、何年も同じ悩みを抱えていることが多い。
悩みから抜け出すには自分自身が動くしかありません。
先の未来で今が1番若いから!
悩んだり迷ったりしたときには、これらのことをいつも自分自身にも問いかけています。
読書が良いことだと知ってはいるけどなんだか続かない~という人もぜひ参考にしてみてほしいです。