▼初めに
二藍のヒスイゾロア可愛いすぎんだろ。
どうもソラ(@sky_pokemoncard)と申します。
初noteですので生暖かい気持ちで見ていただけると嬉しいです。
何度かまじめなデッキ考察noteを書こうとしましたが、途中で挫折してしまい完走したことがないので、今回は完走できるといいなー、、勝つためにはちゃんと言語化して纏めないとなー、、と思う今日この頃。
CL横浜で入賞して師匠に褒められたい!!!!!
その願望だけが彼を動かした。
良い成績を残せばヨネダタクヤ様みたいに「よくできました。」と褒めてくれるはず!!!!!!!!!この気持ちだけを原動力に最後まで書いていこうと思っていた、、
そんな中、、彼を襲ったのは無情なる通告だった、、
悲しいですがつらつら書いていきます。
少しでもCL横浜に出る方々の助けになれば幸いです。
今回の相棒はヒスイゾロアークVSTAR!!!!
いざいざ本題へ。
※前置きがアホほど長いので、構築だけでいいよって人はデッキレシピまで飛ばしてください。
デッキの特徴の項は読まなくてもいいので、出来ればデッキの方向性の項から読んでくれると、筆者がとても喜びます。
あとこれは余談ですが、投げ銭全文無料となっておりますので、よかったと思った方はお金ください。(直球)
▼ヒスイゾロアークVSTARデッキの特徴
構築の前にヒスイゾロアークVSTARデッキの特徴から見ていきます。
所謂テキスト確認のお時間です。
まずはヒスイゾロアークVSTAR。
特性のVSTARパワー《ファントムスター》で博士の研究と同じ効果を使えるため、相手のVがバトル場にいるなら打点を伸ばす要求を揃えるのに特性で引いた後、追加で博士の研究を使うこともできますし、相手のVがベンチにいるなら特性でボスの指令を探しに行ける、単純ながらも強力な特性を保持しており、こいつ自身がアタッカーにもなりつつ、デッキを回すエンジンにもなれるのが優秀な点です。
ワザ《のろいをきざむ》により最大で300点出せる高打点アタッカーであり、VSTARであるためサイドを2枚しか取られない進化ポケモン。
エネルギー要求が無色2のためダブルターボエネルギーの手張りのみで動くことができ、軽減-20点が入っても280点でVSTARをワンパンできるのが魅力。
また280点を先2から出せる可能性があり、パワーとスピードを兼ね備えたアグロの権化。
無色タイプなのでパワフル無色エネルギーにも対応しており、こだわりベルトやかがやくルチャブルと合わさると、その打点はVMAXですらきぜつさせる一撃となります。
呪いの力ってこえー。
また白熱のアルカナに収録されているVガードエネルギーにも対応しており、270という乏しい耐久を底上げすることに成功しています。
ワザの性質上、自身にもダメカンを1つ乗せないと打点が出ない為、実質耐久が260となりVガードエネルギー込みだと耐久は290になりますので、高耐久高打点のアタッカーとして申し分ない性能を獲得しました。
Vガードエネルギーの効果は重複しませんが、2枚貼ることでワザ《のろいをきざむ》のダメージが300点になる点も忘れてはならないポイントです。
無色タイプである恩恵として特性《ふしぎなすあな》を持つノコッチにより、弱点を無くすことが出来る点も高評価です。
続いては進化元のヒスイゾロアークV。
エネなしで打てるワザ《うつろがえり》が、前に30点与えながら自らベンチに下がることができます。
この技のお陰で後1の動きとしてディアンシーの特性《プリンセスカーテン》により、先2ボスの指令からヒスイゾロアークVを守れます。
A. 無理です。あきらめましょう。
A. 無理です。あきらめましょう。
現実は非情。
まぁそれは無理でしてー、あなぬけのヒモが絡む対面の場合、ベンチにヒスイゾロアークVのほかサイドを1枚しか取られないゲンガーなどを出しておくことで、ボスの指令まで要求したいところです。
またワザ《くいあらす》を持つアイアントや、特性《とおせんぼ》のカビゴンのようなエネを枯渇させ、ベンチを縛ることでLO戦略を取るデッキにも、《うつろがえり》が有効です。
ヒスイゾロアークVのみの盤面を作ることで毎ターン30点を与えることができ、エネルギーが残るのであればワザ《シャドーサイクロン》で攻撃することもできます。
ここだけの話ですが、《シャドーサイクロン》ってダブルターボエネルギーを2枚貼っても90点出せるんですよ。(本質情報)
おうえんYホーンのようなこんらんが絡む場合はふうせんをヒスイゾロアークにつけることで躱すことができるますし、ガラル鉱山を貼られてもスタジアムは多めに入るデッキの為、後貼りを意識して割っていきましょう。
またトラッシュにヒスイゾロアークV以外のたねポケモンを、落としてしまうとやまびこホーンから縛られてしまうので、自ら落とさないのはもちろんのこと、《くいあらす》で落とされないようにボール等であらかじめ抱えてあげると、その辺のケアを出来なくなくもなくもない。(じゃあマリィで)
スタートポケモンがヒスイゾロアークV以外の時は頑張りましょう。
そのほか非エクのヒスイゾロアークのように強制的に気絶させるワザ《はめつののろい》も、《うつろがえり》で無効化できます。
などなど《うつろがえり》のおかげで、こいつ不器用に見えて意外と器用に戦えるんっすよ。(後方彼氏面)
最後にヒスイゾロアークVSTARの打点を押し上げてくれるギミックが、ゲンガー、ダメージポンプ、大口の沼です。
ゲンガーは特性《ならくのうらもん》によりトラッシュからダメカンを30点乗せて出てきてくれるので、流行りのセイボリーや崩れたスタジアムへの返しに、盤面を復旧しやすいのがゾロアークデッキと噛み合っています。
ダメージポンプとも噛み合っており、トラッシュのゲンガーを《ならくのうらもん》で出し、ダメージポンプを使えば追加で2体のポケモンにダメカンを乗せることができ、ゾロアークVSTARの打点を上げることができます。
またダメージポンプを使えば、インテレオンの特性《クイックシューター》や、ヤミラミのワザ《ロストマイン》などを誤魔化すこともでき、ばら撒き系のデッキのプランを崩しやすい点も覚えておきましょう。
ゲンガーとビーダルは30点乗っていると、かがやくゲッコウガのワザ《げっこうしゅりけん》の圏内だから覚えておいてくれよな!!
大口の沼の効果によりゲンガーやダメージポンプがなくとも、ヒスイゾロアークVSTARの打点を上げてくれるほか、スタジアムを割れなかった相手のポケモンにもダメカンを乗せることができる為、微妙に打点の届かない場面で決定打になりえます。
グッズロック時にダメカンを乗せられる、手段であることも頭の隅に置いておきましょう。
上記のカードが基本パーツとなり、その他にも基本エネルギーと非エクアタッカーを採用した型、特殊エネルギーのみの構築で見れない対面はキャンセルコロンを採用し対策する型、ガラルマタドガスを採用した型、ブラッキーVMAXを採用した型などが散見されます。
またどの型にも共通する点として、top tierに位置するパルキアVSTARやミュウVMAXと違い、サイド1の強力なサブアタッカーを構築段階で組み込みにくいのが難点です。
デッキの必須パーツであるゲンガーが、その位置に該当し超エネを複数枚採用することで運用可能だが、主な役割対象となるミルタンクに対し、1回の攻撃で突破できない点が弱く悩ましいところ。
ゲンガー以外のサブアタッカーを採用する場合、追加で基本エネルギーの枠とアタッカーの枠で合計6から8枚ほど、デッキの枠を作る必要があり、あまり現実的とは言えないが、基本エネルギーを採用することでジュラルドンVMAXの突破が容易になる点は利点と言えます。
これらの要素から先攻から押し切る制圧力は高いが、サイドを先に取られると巻き返し難いのも特徴です。
ここまでつらつらと、お前に言われなくてもそんなこと分かってるよっ!!みたいな内容を書いてきたわけですが、ご安心ください。
このnoteには皆さんがご存じの内容しか書かれておりません。
じゃあ帰りますって人はまた機会に。
予防線も張ったところでここまでの内容をまとめると。
ざっくりこんな感じ。
これらを元にデッキの方向性を決めていきます。
▼デッキの方向性
特徴はわかったけど、じゃあどんなデッキにしようかって話ですよ。
そんなん決まってるでしょ!!もちろん!!超速攻!!!超攻撃型!!!デッキでしょ!!!(ムキムキ)
というのは冗談です。
いやいやメダリストがおもろいのは冗談ではなく、ガチガチのガチにおもろいので読んでください!!!!
というのも、白熱のアルカナ以前までは超速攻攻撃型ヒスイゾロアークを使っておりまして、それはそれでめーーーちゃ強かったんですよねー。
ですが白熱のアルカナに収録された、Vガードエネルギーの存在がこのデッキを変えました。
白熱のアルカナ以前だと、耐久に寄せたヒスイゾロアークVSTARを組もうとすると、大きなおまもりを貼り、かがやくサーナイトで耐久してから、カウンターで切り返すデッキがほとんどでした。
ですがこのタイプのヒスイゾロアークVSTARには最大の弱点がありました。
それはヒスイゾロアーク側からも、相手の大きなおまもり+かがやくサーナイトのコンボを越えられないということです。
大きなおまもりを貼り耐久するというとこは、こだわりベルトを貼れないので、相手の大きなおまもり付きVSTARを突破することができず、ヒスイゾロアーク側が仮に相手の攻撃を大きなおまもりから一撃耐えたとしても、相手にも耐えられてしまうので優位性を奪い返せていないことがわかります。
そのため白熱のアルカナ以前の構築は、パワフル無色エネルギーやこだわりベルトを複数枚採用し、かがやくルチャブルまで採用することで、相手の大きなおまもりや、かがやくサーナイトがあろうがなんだろうが、一撃で突破してサイドを最速で取り切る、フルパワー理論最強!!のヒスイゾロアークデッキとなっていたわけです。
ですが今はVガードエネルギーがあります。
これにより耐久を上げながら大きなおまもり以外のポケモンのどうぐを貼ることができ、ヒスイゾロアーク側の攻撃力を落とすことなく耐久だけを上げることに成功しています。
ここから生まれたのが新生ヒスイゾロアークデッキ、、いや、完全体ヒスイゾロアークデッキとでも言っておきましょう!!!
名付けて攻防一体超速攻型ヒスイゾロアークデッキがこちらです!!!!!!!
まぁそーなるわな。
ここまで5000文字も書いてたら、そりゃノブもキレるわ。
じゃあ方向性も決まったので、構築の話をしていきます。
▼デッキレシピ
デッキレシピの前書きとして、このデッキは環境に蔓延るレジギガスデッキとの対面をみていません。
その点はあらかじめご了承ください。
対策する場合はマナフィ、ノコッチ、ヒスイのヘビーボール、ふつうのつりざお、チェレンの気くばりまでは確定で必要になると考えているので、対策したい方はこの5枚を採用することをおすすめします。
レジギガスデッキが多い中、それでも切る理由は何点かあるのでつらつら書いていきます。
これらの事項から本構築ではレジギガスデッキの対策はしないものとし、他対面への勝率を上げることに注力した構築となっています。
その点ご了承ください。
大変お待たせしました!!
こちらがデッキリストです!!
▼採用カード解説
◾️ポケモン 17枚
◾️グッズ 26枚
◾️サポート 8枚
◾️スタジアム 4枚
◾️エネルギー 7枚
▼不採用カード(クロススイッチャー)
※他より多い文量となりましたので、不採用カードの中でも、クロススイッチャーのみ分けて書いております。
表題にある通り、このデッキではクロススイッチャーを採用しないという結論を出しました。
そこに至った経緯を書いていきます。
クロススイッチャー型について思案する中で、他のクロススイッチャーを採用し成功していたデッキの性質を書き出すことで、本当にゾロアークとクロススイッチャーに親和性があるのかをまず検討しました。
ここから分かる通り①②③④の全ての項目にヒスイゾロアークは該当しておらず、運良くクロススイッチャーが揃えば強いが揃わなければ、デッキの安定性を下げてしまうカードになり得てしまうため、今回の構築では不採用となりました。
▼不採用カード【追加:9/11】
▼サイド落ち【追記:9/11】
意識的に確認することが大切です。
勘違いが命取りになりかねないので、時間をかけても丁寧に山にある枚数を確認するようにしましょう。
◆序盤 1ターン目
・ヒスイゾロアークVSTAR
・ヒスイゾロアークV
・ビーダル
・ビッパ
・ヤレユータン
・ゲンガー
・Vガードエネルギー
・ダブルターボエネルギー
・チェレンの気くばり
・セレナ
・ダメージポンプ
・大口の沼
◆序盤(盤面次第)
・こだわりベルト(VMAX対面の場合)
・ふうせん(バトル場がゾロアークV以外の場合)
◆中盤 2ターン目以降
・ヒスイゾロアークVSTAR
・ヒスイゾロアークV
・ともだちてちょう
・ふうせん
・ダメージポンプ
・大口の沼
・博士の研究
・チェレンの気くばり
・セレナ
・ダブルターボエネルギー
◆終盤 詰め
・ヒスイゾロアークVSTAR
・トレッキングシューズ
・ダメージポンプ
・ふうせん
・大口の沼
・博士の研究
・セレナ
・ダブルターボエネルギー
▼主要デッキとのマッチアップ【追記:9/10】
▼終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
誤字脱字も多く、その上あれもこれもと書いていたら、とんでもない文量になってしまったことを、お詫び申し上げます。
ここまで書いておいてなんですが、レジギガスデッキが多い現環境において、CLにヒスイゾロアークデッキを持ち込むのはかなりリスクがあるとは思っていて、
ヒスイゾロアークが好きで使いたい!!
ヒスイゾロアークで勝ちたい!!
という強い意志がないと、勝てなかった時の精神的ダメージは大きいと思っています。
それでも自分のようにヒスイゾロアークで勝ちたい!!と思う人の背中を、少しでもこの記事で押すことができていれば幸いです。
大体のとこはここに書いてしまったので、答えられることは少ないかと思いますが、感想、意見、質問はTwitterのDM(@sky_pokemoncard)にてお待ちしております。
いくら投げ銭とはいえ、有料部分に何も書かないものあれなので、自分が時々行くトーナメントセンターバトロコ高田馬場店(通称ババロコ)周辺の美味しいご飯処を書いておきますので、良ければご購入いただいて読んでみてください。
改めてここまで読んでいただきありがとうございました!!