R6-1漢検準1級を受検してきました!
こんにちは、大空です。
今回は、6/16に行われた令和6年度第1回日本漢字能力検定を受検してきましたので、受検した所感を詳しく書き記していきたいと思います。
少し長めですので、時間のある方はごゆっくりどうぞ。
1.受検した所感
僕は前回 R5-3の試験に不合格となっており、今回が2度目のチャレンジでした。
相当悔しかったので割と勉強して臨んだのですが、当日は本当に緊張しました。
近年の漢検上位級は難化傾向にあるようで、満点阻止問題としてテキストや過去問にないような推測力と応用力が問われる問題が多く見られます。
今回さらに難化するのではないかと、不安で不安で仕方ありませんでした。
さて、ここからは試験中に思ったことを書いていきます。
僕はとりあえず順番通りに問題を解きました。
まずは読みから。
(一)読み
満点かな?と思いましたが、15番「柏槙」、20番「亮陰」を間違えました。
後者に関しては諒闇に似ているから推測できる問題だった気がするので惜しい…
(二)表外の読み
表外の読みは5番の「惨ましい」を誤答。
「いたましい」かな?と直感が働きましたが、「むごましい」に変えてしまいました。
僕はR5-3で「脂(やに)っこい」を「ねちっこい」と誤答したのですが、このような馴染みがあってそれっぽい答えではなく、R6-1では確実に知っている読みを当てはめようと思った結果が「むごましい」でした。反省。
(三)熟語の読み・一字訓読み
ここは特に難しくなかったかな。
オの卦辞が「かじ」か「けじ」で迷ったくらい。
出だしの読みは順調でした。
ただ、(四)がヤバかった。
(四)共通の漢字
正直マジで0点を覚悟しました。
1は来◯の文から向を発想(そんな言葉はなかった)、
2は「煩労」という熟語があってくれ!と神頼み。
3「作」は発想が楽だった気がしなくもない。
4は何がなんだかさっぱり。
5は「雑」?と思ったが、◯事の文で他人事っぽいなと思い「他」に。
(五)書き取り
さて、書き取りは得点源にしたかったので意気込んでいました。
2の「タテ」は完全に推測。縦やら殺陣やらと思い付きましたが、両面があるものから盾としました。
13「シュハン」はR4-1誤字訂正に出てたんですね…。酒飯指名としてしまいました。
(六)誤字訂正
結構難しかったと思います。
3番の身上は知らん。これは無理でした。笑
4番のジを低くするは「お辞儀」っぽかったので推測して事→辞と答えました。
(七)四字熟語
今回は奇をてらった問題は出ず、満点をほぼ確信していました。やはりkanjiholicさんの準1級四字熟語656は強かった。余裕のある人はおすすめです。
(八)対義語・類義語
ここもオーソドックスでしたね。
ただ、6番の仮借は大見出し語表に載っていて意味まで調べたのに「なんだっけ?」となり、挙句「借りを作ることだったかな…」と佑助を入れ爆死。本当に情けない誤答でした。笑
(九)故事成語・諺
市販の問題集に載ってるものばかりだったような気がしますし、漢検マスターだけでほぼすべてさらえると思います。
ちなみにエンオウの契りは僕の予想模試でも出した問題でした。予想的中✌️
(十)文章題
最後。これはセイヘイが難しかったのかな?
「権柄ずく」という言葉が思い浮かび、文脈にも合っていたため政柄と推測。
また、ムヘンサイも文脈から「宏大無辺」「際涯ない」という語彙が浮かんだため「無辺際」と推測。
自分で言うのもなんですが、結構ファインプレーな気がしました。
全体を通して
全体的にはR5-3と比べ遥かに易化した印象です。共通の漢字と誤字訂正が凶悪でしたが、配点が低い上に難しいのはいつも通りなため、大ダメージを受けた人は少ないのではないでしょうか。
四字熟語や故事成語などの配点が高い分野の易化がとんでもなかったと思います。
書き取りは据え置きかな?
ということで、個人的に合格率は20%台前半と予想します。
2.自己採点
今日6/21に漢検の標準解答の公表がありましたので、問題用紙に転記した自分の答えを元に自己採点してみました。
結果は185/200点でした。
予想外の大きなミスがなければ9割合格は堅いかなと思います。
もし合格していたら、また勉強法や参考書について書きたいと思いますので読んでいただけると嬉しいです!
7/11の合否発表、7月下旬の結果が楽しみです!
長文乱文にもかかわらずここまで読んでいただきありがとうございました。
大空