卒業文集

卒業文集を書かなくてはいけない。
本当に困りました。私には高校で学んだこと、得たものと言われても思いつくものが全くない。

現在高校三年生、受験期真っ只中で、本当はこんなことしている暇なんてない私です。

卒業文集、何で書かなきゃいけないんだよ…とため息をついた経験ある人多いと思うんですが、私もその一人です。もちろんあまり考えなくても、学校生活の総括などもっともらしい理由はたくさん浮かぶのですが、現在進行形で筆が止まり困りまくっている学生にとって、そんな理由は腹の足しにもならず。

それに、今この時期に書かせなくてもいいじゃないかと思います。受験が終わってからじゃ駄目なんでしょうか…印刷の事情もあるはずなので無理なことは分かっているのですが、どうしても愚痴を吐きたくなってしまいます。

私が文章を書くことが好きで、変にプライドを持っているせいもあります。

私は文章を書くことが大好きですが、下手くそです。それに気づかず小学生の頃、親に言われて創作コンクールみたいなものに応募していたのを思い出します。黒歴史ではないけど、今考えると小学生にしても酷い文章だったように思う。
まあでも、選ばれていた人たちはひと握りの才能ある人たちだから、仕方ない。周りの人間には、書くことでは負けないぞ。
と謎の自信を持っていたのですが、これも中学生の時にあえなく撃沈。私の一番の仲良しだった友達が、読書感想文で県の何かの賞を貰い、さらにもう1人仲が良かった友達も学校内で優秀な成績を修めたとか何とかで、2人揃って壇上で表彰状を受け取っているのを、私は体育館の床に体育座りで仰ぎ見る羽目になりました。
当時その3人で仲良くしていたものですから、私以外の2人は周りから拍手を受け、先生から褒められている、しかも私の自信があった文章を書くという分野において、という、私にとって隕石が降ってきたようなダメージは、当時の小さなプライドを打ち砕くには十分すぎる出来事でした。

しかし結局、今でもなけなしのプライドの破片を持ったままだから、文章を書くことに対するハードルが高いのでしょう。正確に言うと、自分という存在を知っている人間に、自分の文章を見せるのが怖い。恥ずかしい。自分の文章力が無いことを知っているからです。
こういった匿名の場で話すのは簡単で、言いたいこともたくさんあるのに。

これを書きながらも、つまらないのではと考えて、またまた自信が無くなっていきます。殴り書きだから…そう勢いで手を動かしてるだけだから…(言い訳)

卒業文集というテーマから大きく外れているので、話を戻そうと思います。

卒業文集といえば、3年間で学んだことがベタ。
だけど私は3年間何をしていた？
打ち込んだことで真っ先に思いつくのは推し活ですが、卒業文集のテーマには、ちょっと…
それを取ったら私には何が残るんだろう。
そこそこ仲がいい友達もいるけど、これといった思い出もなく、学校行事に精を出した記憶も全くと言っていいほどない。部活はといえば、何かしらに入りたいけど運動部や拘束時間が長い部活は嫌だ→写真部という何とも言えないもの…(私の写真部での記憶はパッとしないものでした、全国の写真部のみなさんごめんなさい)

何が楽しくて、なんて言われてしまいそうですが、これでも毎日それなりに楽しく生活していました。まぁその、先程卒業文集に書けないよなぁと割愛した推し活の割合が、私という人間の90%、いやもっと真剣に考えて88%くらいを占めているという訳です。

でも卒業文集に推しがどれだけ好きで〜、なんて書く勇気もなく。
本当に書くことがなくてさっき血迷って見ていたYahoo知恵袋にも、卒業文集で好きだったアイドルについて語ったことが黒歴史って言ってる人がいて頭を抱えました。

高校生活は平穏で振り返ってみれば全体的に楽しかったと言える日々でしたが、見所が無い。
YouTubeで例えると、パソコンで動画開いて再生バーにカーソルを合わせたらリプレイされた回数のグラフが薄く出てくるの分かるでしょうか、あれが一生真っ平らで変わらない感じ。

私の人生ってどこまでも水平でつまんないのかな〜とまで考え始める始末。だからこんな時期に卒業文集なんて書かせるもんじゃないんですって、ねぇ先生。

こんな風に色々書いてるけど、最終的にはありふれたつまんない文集を提出して終わるのでしょう。
たぶん、自分が何を学んだのか今から捏造して、それっぽく理由とか具体的な出来事とか書いて。
でもこの前それやろうとしたら、それすらも出来なそうなペラッペラの高校生活だったけど大丈夫かな…

ともかく私がそれをできるかは別として、みんな結局そんな感じでしょう？本当になんの意味があるんだろうこれ

卒業文集の内容を考えたくてつらつら書いてみたものの、愚痴で終わってしまいそうです。
初投稿にしては尖りまくってますが、色々言えたのでちょっとスッキリ。書き始める前より真剣に考えられそうです。
支離滅裂な文章ですが、どうせならということで、ここにポイ捨てしていこうと思います。