【Vol.24】 声優になるということ🔶所属オーデイションについて 🟦 スカイ@わくわく塾
「自分軸 マインドクリエイター」のスカイです🥰
声優になりたい ”あなた” を応援します✨
先々週は【声優が体調不良】どんなことが起きるのか?! その対処法は? をお話しました。
先々週の記事はコチラから ↓ ↓
これまで
・声優になるにはどうしたらよいのか?
・声優養成所と、声優専門学校の選び方。
・声優になるための心構え。
・声優になるための基礎訓練。
・アフレコのやり方。
・声優のランク付けについて。
・演技というのがどういうものなのか。
など、 過去23話にわたり色々なお話をしてきました。
一概に「声優になりたい」といっても、戦略を持って望まなければ、残念ながら昔と違い簡単になれる職業ではありません。
むしろ、戦略をもって望まないと、よほどの逸材でない限り、プロ声優になるのは厳しいかと思います。
今日は、その最終段階
【所属オーディション】
についてお話ししていきたいと思います✨
憧れの「プロ声優」になるためには、どうしてもこの【所属オーディション】に受からなくてはいけません。
専門学校や、養成所の2~3年間、必死に頑張ってきても、この【所属オーディション】に受からなければ、全てが無になってしまうのです。
今回はそこをご説明したいと思います。
🟢所属オーディションとは
以前もお話ししましたが、ここで「所属オーディション」について簡単に説明しておきたいと思います。
プロ声優になるには、一般的に「声優事務所に所属」するのが一番王道となります。
フリーでやる人もいますが、相当 実力がない限りお仕事は来ないと思っていた方がいいでしょう。
声優の養成所に入った人も、専門学校に入った人も、結局はどこかの声優事務所の【所属オーディション】に受かることが最終目標となります。
この所属オーディション、いろいろな声優事務所で行なわれていますが、注意しなくてはいけないことがあります。
🟡自分に合った声優事務所に所属すること
「所属オーディションにとりあえず受かればいい!」
と思って、自分が受かりそうにない大手事務所は最初から受けずに、受かりそうな事務所だけオーディションに行く。
こういう人も中には多いかと思います。
とりあえず【所属】になってしまえば、あとはどうにでもなるだろう。
もしそう考えていたとしたら、ものすごく後悔することになります。。。
声優事務所には向き不向きのお仕事があり
・ある声優事務所では、アイドル声優を育てるのが得意
・ある声優事務所では、顔出しありの俳優に近い感じの仕事がメイン。
・ある声優事務所では、ナレーションが強かったり
・またある声優事務所では、 大きなお仕事というよりは、WEBなどの小さな仕事が多い
など、自分が目指している「声優」がいったいどんな声優なのか?
ここをまずは明確にして、自分がやりたい仕事に強い声優事務所を選ぶ必要があります。
そうでないと、一生懸命 頑張ってプロ声優になったのに、やっとアニメのお仕事ができると思っていたら、その事務所はアニメに弱かった…。
これは結構あるあるです。
まずは自分がアニメのお仕事をしたいのか、外国映画の吹き替えをしたいのか、ナレーションがしたいのか、歌も歌えて踊れるアイドル声優がしたいのか、マルチに活躍する能力を発揮できるお仕事がしたいのか。
どういう未来像を描いてプロ声優になりたいのか。
そのビジョンをしっかり持って、所属事務所のオーディションを選ぶようにしましょう。
🟢所属オーディションで気を付けること
正直、 プロ声優になるには ものすごい倍率を勝ち抜かなくてはなりません。
当たり前の準備では、周りのライバルと差をつけて合格を手に入れるのは難しいかと思います。
自分には何の強みがあり、得意なのか。
これをしっかりアピールできるようにしておきましょう。
そして、その強みはできるだけ明確に、分かりやすく伝えられるのがベストです。
審査をする皆さんは、数時間のうちに下手すると100人を超える声優志望者と面会をすることとなります。
その中で皆さんに与えられた時間は、数分から多くて数十分。
この短い中で、自分というものをしっかりアピールできなくてはなりません。
相手の気持ちになって考えてみるとよくわかるのですが、どんな演技が得意で、どんな持ち味があるのか。
ここが本人もわかっていないようでは、お話になりません。
少しでも相手に興味を持ってもらえるような「自己アピール」をどれだけ凝縮してできるか。
自分が言いたいことではなく、相手が必要としてくれるかどうか。ここが最大のポイントとなります。
自分よがりなアピールをしていては
「はいはい、そうですね。で?」
あまり印象にも残らず大切なオーディション時間が終わってしまいます。
「爪痕を残す」
ではないですが、相手に強烈なインパクトを与えられるような何かを「自分らしく」用意しておくのが大切になります。
このオーディションの用意は、本当に大変だと思います。
自己アピールで失敗してしまったら、そこで終わりだからです。
自己アピールの原稿ができたら、身近な人に見てもらったり、自分よがりな仕上がりになっていないか信頼のおける人にチェックしてもらうのもいいと思います。
あとは、自分が与えたいキャラクターのイメージを、髪型、服装、醸し出す雰囲気、すべてにおいて整えておくことをお勧めします。
アイドル声優を目指してるなら、それらしく誰からも好かれるような容姿でなくては相手も気に留めてくれることはないでしょう。
逆に、ナレーターのような企業からの案件も扱うような声優を目指しているなら、信頼がおけるような服装や所作をもって、オーディションに臨むのがベストかと思います。
「自分プレゼンテーション」
ではありませんが、そこまでしっかり作り上げてアピールするからこそ、「おっ、この人はいろいろと分かっているな。」
と、最初のハードルを超える事ができるのです。
常識も、容姿の整え方も、自分プレゼンテーションもできないような人と、それらを兼ね備えてオーディションに臨んでいる人と、あなたならどちらを採用したいですか?
同じ技術を持っているなら、もちろん後者を選びますよね。
プロ声優になって「すぐ売り出せる新人」と「1からいろいろ教えていかなくてはいけない新人」とでは、雲泥の差ということがよくお分かりになるかと思います。
プロ声優として所属するわけですから、教育をしなくてはいけない人を合格させるわけがありません。
【今すぐ仕事になる人】
ここがポイントだと思って、しっかり生徒のうちに切磋琢磨して、自分磨きをしておいてください。
🟢所属オーディションだけが人生ではない
所属オーディションを受けて落ちてしまうと、人生が終わったみたいな感じになる人もいるかもしれません。
あきらめきれずに、ほかの専門学校や、養成所に入り直す人も多いと思います。
諦めきれない気持ちはわかりますが、自分がどこまで頑張ってダメだったらどこで諦めるのか。
これを最初に決めておくのも大切なことです。
プロ声優になれる確率は、本当に低く、なかなかなれるものではありません。
精一杯 頑張ってもなれなかったときは、自分でどこで諦めるのかを決めておき、次の人生に向けて勇気を出して一歩踏み出す。ということも、最初から頭に入れて計画をしておきましょう。
そこを決めておかなかったせいで、大切な人生を「芽の出ない声優になるという夢」を追いかけるだけになってしまう人を、今までたくさん見てきました。
もちろん皆さんにプロ声優になっていただきたいですが、それだけが人生ではないということも、しっかり理解した上で、後で後悔することのないように、頑張ってみてください😀
🔴まとめ
所属オーディションは、専門学校を選んだ人も、養成所を選んだ人も、プロ声優になるための最終関門となります。
2~3年間、必死で学んできたことを、しっかりと所属オーディションにぶつけるとともに、技術だけでなくプロの声優として自立したひとりの人間という側面をオーディション時に見せられるように、創意工夫をしてみてください。
プロ声優になれた!!
ここがゴールではありません。
プロ声優になって初めて、声優のスタートラインに立ったのです。
そこからが本当の苦難の始まりです。
キラキラとした声優ですが、レジェンド声優ですら日々修行をかかさない世界だということを、決して忘れないでチャレンジしてみてください。
皆さんが「声優」という夢の職業につけることを、心から応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございます🥰
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