献血が趣味でよかった話(子宮筋腫発覚①)
遊び場の献血ルーム
わたしには、高校時代から年に2~3回献血に行く習慣があります。
高校生の時は良くも悪くも遊び場感覚でして。
予選を勝ち抜いた英雄たちは、漫画を読みながら献血をする。
予選敗退組は、漫画を読んで英雄たちを待つ。
いま思うと、無料の漫画喫茶状態でした。
(ちゃんと献血ルームのルールは守っていましたよ!)
いつも献血ルームのスタッフさんたちは、暖かく出迎えてくれました。
なんとなく時間があったら献血!という感じで、ライブの遠征先でも献血に行っていました。
地元以外の献血ルームに行くことが楽しかったのもありますが、いま思うとライブハウスのライブ前に献血って危ないですよね…
ピアスを開けた、海外旅行した等を理由に献血を休むことはありました。
それでも、好きなメンバーの誕生日やCD発売日、デビュー日などに献血に行くなぞ習慣は30歳代になっても残っていました。
(献血履歴に日付が残るので、高校時代はメンバーの誕生日に行く習慣があった笑)
献血予選落ち
ここ1~2年、ヘモグロビン値が不足していることを理由に断られることが増えていました。勝率は5分。
わたしがよく協力していた「血小板」の成分献血は、ヘモグロビン値12が基準です(現時点でね)。
以前は「おしい!」と落選していたのが、徐々に全く惜しくもなくなってきました(月経前後でもなく体調もいいのに、10以下のことが増えました)。
採血担当の看護師さんから婦人科や内科受診を提案されるもあまりにお気楽な反応をしたら、医師診察にまわされました。
献血ルームの医師はご高齢だったりパートかな?という少し軽めの方が多いのだが、その日は違いました。
「真剣に聞いてください」
恥ずかしながら医療従事者のわたし、注意されました。
可能性として高いのは婦人科系の疾患とのことで、月経についてよく思い返すように言われました。
健康診断よりも多いヘモグロビン値のデータが残っているので、推移が分かるからこそのお話でした。
また、内臓から出血している可能性もあることも話されました。
本来なら献血ができないと検査結果の持ち帰りはできないのですが、値を紙に書いてくれました。
「これを持って、今日のことを伝えてください。原因があるなら、原因を治療して。そうじゃなければ鉄剤さえ飲めば、また献血できるますからね」
ここまでしてもらって、病院に行かない選択肢はわたしにはありませんでした。
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