就活することがリスク
こんにちは!お昼ご飯を食べてお腹一杯になって、ご飯をここまで美味しく食べられない人は世界に何億人もいると思うと申し訳なくなってしまうけど、改めて感謝しなきゃなぁ。って思っているこーちゃんです。
本日は、最近感じた就活することがリスクではないかということについて。
就活することがリスク
僕は今大学の3回生で、ちょうど就活をスタートさせる時期にきています。ここで、一つの疑問があります。それは、
「なぜ就活しなければならないのか?」です。
答えは、客観的には「企業に就職するため」で、もっと掘り下げると、「企業で働いて、好きなことをして、お金をもらうため」です。
ですが、一つの疑問があります。
電車のなかのサラリーマンたちの顔
僕は人間観察が好きなので、電車を乗っている時は、人を見て、その人が今何を考えているんだろうとかを自分で想像したりしています。その中で、顕著なのが、電車に乗っているスーツをきた人は、「楽しそうな顔をしている時を見たことがない」という事実です。ここからわかるのは、「会社は楽しくない、したいことが本当にできているのか?」ということです。
僕の独自の偏見ですが、きっとできていないと思います。
就活することがリスクに思えてきたわけ
ここで、就活することがリスクだなと思ったわけですが、なぜなのかを説明していきます。
1. 社会の決められた枠の中で生きていかなければならないのかという恐怖
企業に就職すると、そこでの決まりだったり、考え方、理念にしたがって生きなければなりません。そうなると、その会社は社員を都合の良いように搾取して、都合のいいように使いまわして、まるで雑務をこなすようになっているような気がします。少しでも違うことをしたり、変な考え方をすると、上司から変な目で見られ、変なように評価される。そんな生き方が果たして幸せなのか?と疑問に思ってしまう。
2. たかだか給料は20-30万
大学卒業でも、たかだか給料は20万から30万。しかも、日本の場合、所得税だのいろんな税や保険料によって、手取りは本当に少なくなってしまう。こんな状況で、日本で就職??と疑問に思ってしまう。
3. なぜかスーツを着ないといけない文化
不思議でたまらないのが、「スーツを着る」ということ。スーツを着ることで、仕事へスイッチが入るという考え方があるらしいが、ほんとうにそうなのか?電車内ですごい疲れたような顔や、ストレスがあるような顔の人たちが日中は生き生きと働いているのか?そうは思わない。それに対して、なぜスーツを着ないといけないのか?疑問で仕方ない。「日本の文化だから」とか答える人ほど、その理由はわかっていない。そういうひとに限って、自分の軸がない。僕はそう思う。軸がある人は、スーツは着ないはず。なぜなら、生産性にかけるし、スーツを着る意味がないとわかるから。
4. なぜか一日8時間、8時から17時まで
なぜか、決められた朝の8時から午後の5時まで時間を奪われる。本来、人間だって調子の良い時と悪い時があったり、朝方の人、夜型の人だっている。だから、中には夜の方が能力を発揮できるという人だっている。そんな中で、昭和から続く8時から17時までの8時間というシステムはいまだに日本に残っているような気がする。というかほとんどがこのような枠組みで仕事をしていると思う。どうして、変えないのか。
5. コロナによって顕著になったリストラ
コロナ前からも「黒字リストラ」だったりもあったが、コロナによって余計にそれが前倒しされて、避けては通れない課題となった。こんな簡単に使い走りにされて、簡単にリストラされるような企業になぜ就職する?
6. 未来は予測できない
今ある大企業だって、1年後には倒産するかもしれない。今では常識が10年前と比べて、指数関数的に変化して、すぐに変化していく時代で、未来が予測できない時に、大企業に就職すれば安泰だと思ってはいけない。
7. 就活の中の自己分析は魔界に導く占いでしかない
就活でよくある自己分析。意思の良い人やWhy?と考える力がない人は、「みんながやっているから」「周りがやっているから」という理由で自分もやろうとする。それで、たったの100問をといて、勝手にロボットがそれによって選んだ適正にしたがって就職先を探す。馬鹿なのかと言いたい。君はロボットなのかと。たったの100問を解いて、その人の人間の適性がわかるはずがない。人間は一人一人超絶複雑で、単純にできている人なんていない。そんな中で、こんな人生を決める大事なイベントに100問を解いて決めるのか?意味がわからない。
さらには、「ノートに過去振り返って、自分の感情の振れ幅を書いて、その振れ幅が大きかったところが自分のやりたいことに近い」とかいう訳のわからないことだって自己分析ツールの一つで、僕は断じて洗脳しているのか?とでも言いたいところ。
自分のやりたいことは、「行動」や「経験」したことによって見つかるもの、つまりやっている時に見つけるものであって、アンケートを解いたから見つかるものではない。でもそれを難なく解いて、就職先を決めてしまう。意味がわからない。
8. 常識人間を取ろうとする会社が多すぎる
会社によっては、面接以外にSPI試験を実施している会社がとてつもなく多い。正直言って、意味がわからない。なんで、一般教養を知っている常識人を取ろうとするのか?なんで秀でたスキルを持った非常識人、異常者を採用しないの?馬鹿なの?って思ってしまう。それに、就活をする大学生も、SPIとかいう訳のわからない人を数値で図るようなテストで点数をとるために、勉強しなければならない。すなわち、「時間」をそこに投資しなければならない。意味がわからない。
こんなに不安な要素があって、果たして就活はするべきなのか?
結論、人それぞれで考え方は違って、多様で、その人の考えに対して自分がどうこう言うのは、課題の分離ができていないのでおかしいが、就活をする方が社会の枠に囚われ、搾取されて、自分の好きなことができない人生で終わってしまいそうで、とてもリスクを感じている。だから、どうすべきは今考え中だけど、これからは大学生から就職するか、大学院へ行くかなんてたった2通りしかない道はおかしすぎるし、ワーホリだってフリーランスだって多様な働き方がある訳だから、しっかりと吟味して、自分の人生をよく考えて、行動するべきだと思う。就活をして、まず自分のしたいことはなんだろうじゃなくて、「なぜ就活をしなければならないの?」を考えて、そこの根元から変えていかないと全てが崩れてしまうから。きっちりと考えることが大事だと思う。
「みんながしているから自分もする」ということ自体が異常で、思考停止している証拠なので、そこをまず考えて、「みんなと違うことをする」というところにこそ価値があるのではないかと僕は思う。それも踏まえて、考えていこうと思う。
これは自分に対して、書きながら、考えながら自分自身に言い聞かせています。少しでも参考になればいいかなぁなんて思ったりもします。
本日は以上でーす!