育休は2歳位から取りたい、時短勤務は小6まで欲しい。
凍える寒さとなった昨日。
月曜の昼間だと言うのに、私は「アツアツのシチュー」を作るべく、せっと野菜の皮をむいていた。
次男(5歳)が退屈アピールをしていたので、一緒にお料理をしよう!とキッチンへ誘い出し、子供用ピーラーで人参の皮むきをしてもらった。
人参を持つ指の位置がいつも危なっかしい。
上から下へスーっと剝き終わるごとに、持つ場所や剝く場所をずらすのを手伝ってあげる。
全く目が離せないのし、自分でやった方がずっと楽だ。
これが夕方であれば、我慢できずに「やっぱり危ないからママがやるね」と言ってしまう(笑)
でも、ゆっくり待てるよ。
この「キッチンタイム」が親子の遊びの1つだから。
育休は2歳から欲しい
私は、長男を生後5ヵ月から、次男を生後6ヵ月から保育園へ預けて仕事復帰しました。
仕事上の理由で1年以上抜けない方が良かった事と、親子共々早くから「保育園へ通う」という生活に慣れた方が良いと思っていたからです。
でも、既に次男がもうすぐ年長というタイミングまで来た今思う事は、
「0歳の時よりも2歳位の時に育休を取りたかった」という事。
0歳児との生活は結構シンドイ。
授乳→オムツ交換→昼寝の繰り返し。
授乳中にウンチが漏れて慌ててオムツ交換タイムに切り替える。
抱っこしてあやしているうちに昼寝が始まる。
背中スイッチで布団に寝かせる事ができないまま、消毒していない哺乳瓶と洗ってない肌着が延々に放置される…。
気が付いたら今日は一度も外へ出ていない。
一日中パジャマで過ごせて、気が付けばもう夕方…。
こんな生活で良いのか?
と、悶々とする日々。
仕事復帰した時、子供と離れる事は物凄く寂しかった。
でも、保育園に預けている間は
予期せぬタイミングでウンチが漏れる事もない。
寝てると思ってランチの準備をしたのに、泣かれて中断する事もない。
正直、一日に何度も繰り返す「授乳→オムツ交換→昼寝」の一部分を委託できる事が有難いとさえ思えた。
子供と何をしようか?なんて考える暇もない位、毎日がお世話で過ぎていった。
一方で2歳位になると「会話」ができるようになる。
2歳位の子供にとっては近所の公園に出かけるだけでも大冒険。
ハトを追いかける。
石を延々と積み続ける。
車が通るのを眺めてる。
雑草を抜いてみる。
ふわふわのボールでキャッチボールする。
親にとっては「え、そこ?」みたいな所がツボだったりする。
よっぽど暇じゃないと付き合いきれない好奇心。
だけど2歳位になれば決まった時間に昼寝もできるようになる。
その時間に家事をしたり、読書をしたり、上手く1人時間を持つ事もできる。
2人きりの毎日、親にとって刺激が足りないと感じたらベビースイミングを挟んでみる。
週に1~2回は子育て支援センターへ通ってみたり?
そういう場所で出会う「その場だけのママ友」とのお付き合いも、新鮮で楽しいものだ。
何が言いたいかと言うと、よっぽどのお世話好きでもない限り
0歳児と2人きり→結構シンドイ。
2歳児と2人きり→大変だけど、割と楽しめる。
そんな気がしている。
時短勤務は小6までほしい
保育園の開園時間 7時~20時
小学校 8時~14時半(学童へ行って最大19時)
え?
こんな感じにも関わらず多くの企業が「時短勤務は3歳まで」っておかしくない?
幸い、私は職場が近いので小学校の開門が8時でも特に困っていない。
だけど、中には7時20分位から門の前で立ってるお子さんを見かける事がある。
子供に戸締りをさせるのは心配だからだと思う。
それにしても、ずっと1人で待ってるのってシンドイ。
下校時だって、家にまっすぐ帰れる子供は15時位から自由時間。
習い事に行ったり、公園で自由に遊んだり、家でおやつ食べてダラダラしたり…。
一方で「毎日学童へ通う子」は、「学童という社会のルール」を守りながら、毎日決められた時間に外遊び、中遊び、宿題タイムをキチキチ過ごす。
もし保育園に20時まで預けるとなれば、夕食が出る園も多い。
だけど、小学校の学童では殆どの場合「夕食」は出ない。
おやつは出るけど、駄菓子みたいなモノばかりだ。
親の勤務時間や勤務地がほんの少し変わるだけでも、子育て中の生活には大きく影響をする。
子供の宿題の事、学校の先生に問い合わせしたい事、大量の「お便り」のチェック・処理。
春・夏・冬休み対応。
中学受験どうする?問題。
子供同士の放課後問題。
小学生の親こそ、夫婦で分担して
「始業時間を遅く」とか「退勤時間を早く」とか調整したい。
「お楽しみは後にとっておく」という発想
こんな事を書くとよっぽど仕事が嫌いなんだろうと思われそうですが(笑)
私は仕事が好きです。
子供の頃は大嫌いだったのに、今では仕事の為に勉強する事も、周りの誰よりも成果を追い求める事も、「母親」としてではなく、1人の人間として社会に認められる事が最高に面白いです。
でもね。
子供が親を必要とする期間ってきっと10年位?中学卒業までだとしたら15年位?
むしろ成人まで見届けても18年。
恐らく私達は70歳とか75歳まで働き続けなければいけなくなる。
そうすると「職業人生50年超」になる可能性も十分ある。
その中で10年、15年位「仕事にコミットできずにもどかしい」という日々を過ごしても良いのではないか?
むしろ、「子育ての一番美味しい所」を味わっておかなくて良いのか?とちょっと悶々としてしまうんですよね。
「子供が巣立って寂しくなった頃に、また思いっきり仕事を楽しむ」という生活もアリじゃないか?
昨日も大雪警報を警戒して、在宅勤務を選択。
次男と曇り→雨→雪…と変化する外を眺めつつゆっくり過ごしたのですが。
改めて「あ~、こうして子供の安全を優先できる事は有難い。何よりも5歳位の子供と過ごす1日は楽しいな」と感じられました。
私は幸いな事に、割と自分のペースで働く事ができる環境です。
だけど多くの人は正社員で働く限り、一日7~8時間きっちり仕事をして、年間5日の有給休暇を取れたり取れなかったり。
時短勤務は肩身が狭い…なんていうケースも多いワケですよね。
そろそろこういう「会社ファースト」みたいな生き方がスタンダードな世の中やめませんか?と、言いたい。
特に、今日のような交通機関が乱れた朝は( ;∀;)!!!
最後までお読み頂き有難うございました。
今日も安全な一日となりますように。
※去年、雪の翌朝に転んで顔から流血したお年寄りの救助をしました。
本当に皆さんお気をつけて。