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長男の強さにホロっときた話

先日キッザニアへ行った時、次男4歳が作ったピザがとても美味しく

私が「今まで食べたピザの中で一番美味しいよ」と言ったら次男はとても喜び、その後も毎日のように

僕のピザ美味しかった?また作ってあげるよ。ママがお利口にしてたらね♡

と言っていました。

と言う事で、色んなトッピングを用意して日曜日にピザパーティーをしよう!と企画し、準備していました。

包丁で怪我

そうして迎えた日曜日の夕方、私がキッチンを離れている間に事件は起きました。

夫がキッチンに立ち、長男はダイニングテーブルでピザに乗せるウィンナーを「マイ包丁&マイまな板」で切っていたところ、左手の親指を切ってしまったのです😨

勿論「指を切り落とす」様な大惨事ではありませんが、指に対して横向きで1センチ位。かなりの出血をしました。

「痛い~痛い~!!!」

とひたすら号泣する長男。

流水で洗い、心臓より高く手を上げて、しばらくすると無事止血。

止血したものの、指先だし病院へ行った方が良いのでは?という事になりました。

縫うのは怖いけど

「病院」と聞いた途端に長男は絶叫。

実は過去にも2回怪我による出血をして救急病院へ行っています。

そのうち2回目は、瞼を切ってしまい2針縫う大惨事でした。

目の上なので私だって叫ばずにはいられない程怖かったと思います。

当時4歳の長男は大暴れだったらしく、毛布でくるまれて大人4人位で羽交い締めされた様です(夫が付き添った)。

私が救急病院を調べている間、長男は「嫌だ~!縫いたくない!行きたくない!」と叫んでいましたが、夫の説得もあり受診する病院が決まる頃には、

「傷口が汚くなったり、指が動かなくなったりしたら困るから病院に行った方が良い」と言って大人しく夫についていきました。

学校は絶対に休まない

結果、幸いにも縫う程の怪我ではなかった様ですぐに帰宅しました。

病院で「今日は応急処置なので、心配であれば明日改めて外科を受診してください」と言われました。

その日に行った病院は近所の総合病院。翌日もその病院へ行けば事の顛末を説明しなくて済むけれど、その病院は午前中しか診てくれないとの事。

「同じ病院に行くなら、明日は学校には遅刻して行かなきゃいけないね」と言うと「学校は必ず行く!学校が終わってから行ける病院にして!」と断固拒否。

私の子供時代なら絶対に「じゃぁ明日はそのまま学校休む」とか言い出しかねないです(笑)

自分で話す

という事で、翌日の放課後に私が付き添って学校と自宅の真ん中にある、個人病院へ行きました。

午後の診察開始前の待合室で待っていると、先生がやってきて「怪我しちゃったの?どうした?」と長男に向かって話を聞きに来てくれました。

一瞬、長男は私を見ましたが

「自分で説明してごらん」と言うと

「昨日、ピザパーティーで~」と、余計な情報まで盛り込みつつ(笑)怪我した経緯をきちんと説明していました。

とても優しくて良い先生で、処置をしている間も沢山話しかけてくれて、長男もペラペラお喋りを楽しんでいました。

こうして大人になっていく

病院や薬局で、受付の人にも先生にも、話かけられたら普通に会話をして、終わりには「ありがとうございました」を言う長男を見て

「これなら1人でも来れちゃうな」

と思いました。

勿論、まだ1年生だし1人で行かせようとは思いませんが、私は黒子の様に見守っていても全く問題なさそうだなと感じました。

あまりにも人見知りがないので逆の心配もありますが、知らない人と会話ができる長男は頼もしく、怪我は心配だけど母としては少し嬉しい出来事でした。

それにしても、祝日と日曜ばかり怪我をするのは勘弁してほしい( ;∀;)

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