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分娩時間57分『マタニティスイミング』のススメ

私は、小1と年中の男の子を二児の母です。

昨日、子供が赤ちゃんの頃に通っていたベビースイミングの記事を書きましたが↓

実はベビースイミングどころか、出産前にマタニティスイミングにも通っていました。

長男・次男共に安産で、特に次男の時は「分娩時間57分」という驚異的なスピードでした(笑)

その安産に大いに貢献したのがマタニティスイミングです。

今妊娠中の方、これから妊娠を希望している方に是非お勧めしたい!
また、職場に妊婦さんがいたら是非「スイミング休暇」をあげてほしい(笑)

そんな思いで今日はまとめてみました。

マタニティスイミングを始めたキッカケ

通っていたスポーツジムを妊娠により強制退会する事になり、体力や体重の維持、運動習慣の継続のために「マタニティスイミングをやってみたい!」という気持ちがありました。

すると偶然にもお産予定の病院のすぐ近くにマタニティスイミングを行っているスポーツジムがあったので、すぐに詳細を調べました。

マタニティスイミングに参加できる時期

安定期~出産直前まで(!)です。

この「安定期に入るまで」が一番身動きが取りづらく、悶々としますよね。
やっと安定期に入りプールに入った時は心の底から幸せを感じられました(笑)

どんな事をするのか?

大まかな流れはこちらに掲載されています

水中体操みたいな感じかな?と想像していましたが、HPにある「自由遊泳」の時は普通に25メートルプールで
「行きはクロール、帰りはバタフライで戻ってきてください!」等、結構スパルタでした(笑)

でも泳げない人は歩くだけでもOKです!

ネックになること

私が通っていたクラブは、チケット制ではなく「月謝制」でした。

安定期~出産直前まで約4カ月程でしたが、入会時に2カ月分の月謝を支払い、途中で「お腹の張りが強い」等経過トラブルがあると入れない週もあり、しかも何月まで通えるかはお産次第なので、
正直支払った分パーフェクトに参加するのが難しいです

又、入会にあたり「医師の診断書」が必要となるので、文書料3千円程度が実費負担になります。

実際に通ってみて良かったところ

①助産師さんに相談ができる


私が通っていた産婦人科は高齢のベテラン先生が担当でした。
質問すれば答えてくれるけど、口数が少なく愛想が良い感じでもなかったので、「些細な事」は聞きづらい雰囲気でした。

マタニティスイミングでは、入水前に必ず助産師さんが体重やお腹の張り具合をチェックしてくれるので「足が浮腫む」とか「すぐに張りが強くなる」とか、ちょっとした気がかりを相談できてモヤモヤを解消できました。

②情報交換ができる

時期にもよりますが、多いと最大で10人程度の妊婦さんが通っていました。
「安定期~出産直前まで」という、妊婦さんの中でもかなり限定的な時期しか通えない為、大体「予定日が同じ月」という仲間が見つかり、話が盛り上がりました。

妊娠中って「1か月の重み」がかなり強いので、予定日が近いだけでかなり結束が深まります。

「マタニティ旅行に行ってきた」とか
「上の子がいる妊婦生活」とか
「胎動で眠れなかった」とか
「どこの下着が快適か」とか
「お腹が大きくなって尿漏れするようになった」とか

その時期だけの話が盛りだくさんでした。

そしてコーチや上の子がいるママからは「産後の授乳」等子育てについてのお話も聞く事ができて、とても良かったです。

③逆子が治った

妊婦検診で「逆子」が指摘されると、マタニティスイミングで対処してくれます。
その方法はズバリ「水中逆立ち」です。

コーチ、助産師さんに足を持ってもらい水中で逆立ちします。

「息が続くかぎり逆立ち」を4~5回やります(笑)

次男妊娠中に逆子になってしまった為、私も逆立ちしました。
すると次の検診では見事に治っていたのです!

私以外にも何人か逆子で逆立ちをした方を見ましたが、100%と言って良い程皆さん治ります。
ちょっと原始的ですよね(笑)
でも効果が凄いのです。

※勿論必ず治るというモノではないと思いますが。

④一期一会

「出産直前まで通える」ので、先週まで元気に通っていた妊婦さんが出産により突然来なくなる…という事は毎週の様に起こりました。

出産の神秘ですが、全員が必ず「予定日通りに出産」するわけではないので、「あの人が先に卒業するだろう」と思われていた人がずっと通っていて、「あなたはまだまだ通えるわね」と言われていた人が急に出産して来れなくなったりするのです。

私も長男・次男共に予定日より早く産まれたので、「予想外の卒業」を経験しました。

35週を超えた頃からプール終わりに「来週も会えるかねー?」なんて言いながらお別れしていました。
妊婦から見ると出産した人は急に「あちら側(出産を無事終えたママ)の人」という感じになり、いつ自分がそっちへ行くのか…とドキドキしたものです。

マタニティスイミングのお陰で『超安産』でした

マタニティスイミング最大の効果は「お産に役立つ」ところです。

マタニティスイミングで行ってた水中座禅が本当に私のお産を助けてくれました。

①息を吸って、吐いて、吸って、止める
②水中で座禅をする
③肩を上から押してもらい、限界まで息を止めて座禅を続ける

という練習をするのですが、この「息を止める」が長くできる程、出産も息む時間を長く保てるのでお産が早く進みます。

私は分娩の時に心の中で、コーチの
「吸って~吐いて~吸って~、止める!!」という声を思い出して呼吸をしていました。

この練習のお陰で私は分娩室へ移動してから分娩が終わるまでが物凄く早く、次男の分娩時間は57分でした。

この57分のうち「分娩室」にいた時間は20分位です(笑)

その為、自分が出産した後に妊婦さんに出会うとマタニティスイミングの効果を熱弁していました。

期間限定の習い事になる為、実施してるクラブも少なくハードルも高いですが、心身ともに健康になれて安産にも繋がる最高の習い事だったので
現実的に通えそうな方は是非試してみて頂きたいです。


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