小学校入学。それは人生の中で最も純粋に喜べる節目かもしれない。
「僕のランドセルどこ？」
３連休ど真ん中の日曜日。
次男は目が覚めるなり開口一番にランドセルを探し始めた。
土曜日にランドセルが届き、大喜びした。
そして翌朝もパジャマ姿で早速背負って「写真撮って」とせがんでくる。
可愛い。
小学校入学。
これって一番子供が喜ぶ節目かもしれない。
お勉強する場所って分かってる？
いつの間にか始まっていた文部科学省の「幼保小の架け橋プログラム」の一環で、今年に入ってから何度か保育園の保育時間中に近隣の小学校へ行き交流をする…という機会があった。
普段は裸足で過ごす保育園生活。
小学校へ行く日は上履きを持参し、みんな大喜びで小学校へ行く。
小学校の中では、実際に通う在校生と学校の中を探検したり、国語と称して名前を書く練習をしたり、図工と称して折り紙をしたり、クイズ大会をしたり…と、盛沢山だ。
小学校へ行く前もテンションが高いし。
小学校へ行った後もテンションが高い。
最近は保育園にお迎えに行くと、子供同士で「４月から…」の話を沢山している。
・ランドセルの色
・放課後の過ごし方（民間学童に行くとか、学校の学童に行くとか）
・上履き、体操服等のアイテムについて
一体何が楽しみなんだろう？
親から見れば、小学校より保育園の方が楽しそうだ。
午前中は公園で走り回って遊び、給食の後はお昼寝して回復し、午後は部屋で好きな遊びができる。
それに対して、小学校は体育がなければ朝８時半～14時半頃まで殆ど座りっぱなし。
「勉強する場所」って分かってるのだろうか？
とは言え、みんなチャレンジ、公文、塾など、それぞれの形で「入学準備」と称したお勉強もしている。
だから勿論、「遊ぶ場所」ではない事は分かっている。
それでもこんなに小学校入学が楽しみなのだ。
唯一無二の節目かも？
当てはまらない子もいるかもしれないけれど。
私が見る印象だと、殆どの子が「小学校入学」を楽しみにしている。
でも、これってよく考えたら「唯一無二の節目」かもしれない。
保育園入園 → 子供は覚えていない。
幼稚園入園 → 泣く子が多いよね。
中学校入学 → 学校の現実を知って、純粋に喜べない。
高校入学 → 以下同文
大学入学 → ちょっと嬉しい？
親から見ると「普通の軽いリュックで良いのでは？」と思ってしまうようなランドセルも、子供は何故か大喜びだ。
小学校入学の時ほど、子供が嬉しそうに写真に写ってくれる時はないかもしれない。
我が家の様に2人とも男の子だと、中学の入学式なんて「ぎこちない作り笑い」か「無表情」の写真になりそうだ。
更には中学以降に「受験」が伴うケースだと、結果によっては心の底から喜べない入学式もあるかもしれない。
学生時代を終えた後も。
入社式は緊張するし、結婚式は喜びに負けない位の「気苦労」も存在する（笑）
そう考えると、小学校入学ほど「あ～！楽しみ！！」って喜ぶ子供の顔が見れる節目はないのかもしれない。
スゴイな、小学校。
思いっきり盛り上げよう
私自身は、小学校入学を楽しみにしていた記憶がない(笑)
だから、純粋に入学を楽しみにしている我が子を見ると本当に可愛いと思うし、その気持ちを大切にしたい。
ランドセル以外にも小学校の準備は沢山ある。
それは「入学準備」と称したドリルをやらせる事じゃない。
小学生が登校する時間に合わせて、一緒に通学路を歩いてみたり。
小学校の給食のメニューを見ながら、どれが美味しそうか？と話してみたり。
体操服や文房具などのアイテムを一緒に選んだり。
この前、学童用のお弁当箱に名前シールを貼ろうとしたら「僕が貼りたい！」と言ってきた。
そう、こういう気持ちだ。
キレイにまっすぐ貼りたい。
だから私がやりたい…って思っちゃう(笑)
だけど、自分の持ち物に愛着が持てるように。
曲がっていても、汚くても、名前が読めればいいか！と割り切って、子供ができる事は何でもやらせてみよう。
「入学式」というハレの日の服装を張り切る事だけじゃない。
「入学式の次の日」が楽しみになるような、ワクワクする話を沢山したい。
学校が大嫌いだった私の幼少期の記憶は、こうして「楽しい学校生活」に上書きされていくのかもしれない。
これから入学を迎える皆さん、楽しみましょう。
<あとがき>
皮のランドセルよりも、モンベルのランドセル風なリュックの方が良くない？って思っちゃいますが、やっぱり子供はあのフォルムが好きなんでしょうね。
それにしても、中学以降なんてボストンバック？みたいな、カッコ良いとも可愛いとも思わない、１万円もしないような（予想）鞄で通うのに、なぜランドセルだけこんなに高級品なの？(笑)
最近はGIGA端末しか持ち運んでいないし、もはやPCバックで良いのでは？って感じです(笑)
＊＊「昨日読んだ本」コーナー＊＊
オンライン読書教育「ヨンデミー！」に、毎日「感想提出」をしている子供達が昨日読んだ本を紹介するコーナー
〈長男〉
<次男>
今日も有難うございました。
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