見出し画像

「10年後、こうなりたくない」そう思った時が辞め時なのかもしれない。

昨夜7時頃。
携帯に取引先から1通のメッセージが届いた。

そのメッセージは営業職の人間にとってはネガティブな内容だった。
とりあえず返信をしたものの、メッセージの内容も引っかかるし、自分の対応が正解だったのか?が気になり、モヤモヤした。

加えて、定時帰宅な事が多い夫が「かなり遅くなる」とLINEを入れてきた。

遊び始めたら止まらない子供達を、食事、お風呂、着替え、ヨンデミー!、歯磨き…と促し、いつものように20時半に寝かせなければ。

1人でこの「促し役」をやるのは、割と大変。

「ご飯だよ」と言っても漫画を読み続ける。
椅子に正しく座らない。

小さな事でイライラしている自分がいる。

そう、携帯に届いたメッセージが影響していた。
まさに昨日の記事に書いた様な「ゆとりのなさ」を、自分が体現している💦


「気になる」という事が嫌


何も仕事に限った事ではない。

滅多におこらないけれど、ごく稀にnote記事のコメント欄に自分が意図しなかったコメントが届く事がある。

こういうコメントに出会った時も「どう返すか?」と悶々とする事がる。
人と人がやりとりしている以上、必ず「気になる事」は出てくる。

リアルな仕事でも、唐突にLINE、メール、電話と色々な形で「想定外の連絡」が入ってくる。

何度も書いているように、私はコレが物凄くシンドイと感じるようになってきた。

だからこそ、マックの様な「その場で完結する仕事」に憧れているのだ(笑)


10年後こうなりたくない


前職時代(IT企業)、転職を考え始めた時に読んだ本にこんな事が書いてあった。

「会社にいる10年、20年先輩を見て『あぁなりたくない』と感じたらその会社は今すぐ辞めろ」

私はその一文を読んで、グッと背中を押された。


そして今。

まず管理職には絶対になりたくない。

では、営業職として数十年のキャリアを積んでいる先輩方を見てどう思うだろうか?

優績で高収入な人も、ほどほどのペースで働いている人も、色々な方がいる。

ただ共通して言える事は、「24時間365日顧客対応をしている」という事だ。

勿論、有給休暇を年間5日取得するとか、長期の旅行へ行くとか、そういう事は普通に行われている。

だけど休日だろうか、旅先だろうが、顧客から連絡が来れば対応している。
電話が来た時すぐに出なかったとしても、少なくとも当日中に何らかの対応をしている。

むしろ旅行先から会社に「何か変わりはなかった?」等と連絡をしてくる人もいる。


先月記事に書いた研修で、優績な先輩達に休日の対応について質問をした。

やはり「突然の連絡」により、休日にも関わらず数時間PCと向き合って対応する様な事は頻繁に起きるらしい。

「気が休まらなくないですか?」と聞いたら

「休まらないよ~」と眉をひそめていた。

嫌だ。
休まりたい(笑)

登りたい山なのか?


嫌な事を避けてばかりはいられない。
100%理想の仕事なんてこの世には存在しない。

それは十分に分かっている。

だけど「〇〇の為に頑張る」の様な、目標とするモノ、「登りたい山」が今の仕事にあるのだろうか?

もしも私が「全国TOPの営業マンになる!」とか「年収〇億円を目指している!」とか、そういうギラギラとした目標を抱いてるなら話は簡単だ。

でも、今の私にそういう価値観は全くない。
心穏やかに、子供と楽しく毎日を過ごしたい。


自分のエネルギーを何に使いたいか?と問われたら

・自分と家族の健康
・家族と楽しい時間を過ごす事
・子供が幸せな社会を作ること

という辺りだと思う。

「子供が幸せな社会を作ること」が唯一、社会に対して自分が頑張る?事だけど。
今の仕事が直接的に、そこに関わっている感じではない。

貢献している面もあるけど、たまに「邪魔してるのでは?」と感じる事もある(経済的な負担をさせているという意味で)。


SMAPの中居君が、退所会見で「退所後に登りたい山を探したい」と発言していた事を思い出した。

今いる場所に「登りたい山」がない。

その言葉が今の私に、ジワジワと染みてくる。


元々の性格が、何か登りたい山を見つけるとイノシシ年らしく猪突猛進するタイプなのだ。

多分、こんなナマケモノな記事ばかり書きながらも心のどこかで「登りたい山」を探している(笑)

でも、次に見つける「山」は楽しい登山が良い。

山頂が素晴らしいだけじゃなくて、その道のりがワクワクしたモノでありたい。


あー、マイッタ。
10年以上同じ会社にいるので、働きやすい。
職場の仲間も良い人ばかりで、大好きだ。
もちろん取引先の方だって、みんな良い人。

なのに…

「ワクワクしない」なんてさ。
そんな理由で辞めちゃうの?

お花畑にも程がある。
そう思いながらも。

「なんでもやってみる母」なんて名乗る位なので
「ワクワクしないから正社員を辞めました」とか言ったら、ちょっと面白いかもしれない。

と、バカ丸出しな事を考えたりするのである。

〈あとがき〉
昨日の帰り道、次男が突然「幸せなら手をたたこう♪」と歌い始めたので、2人で一緒に手を叩いたり、足を鳴らしながら歩きました。
家についても中々終わらず、エンドレスリピートでした(笑)
なんて穏やか! ほっこりしすぎる。
もう、こういう時間が猛烈にスキなのです。
社会的な地位とか、お金とか、そんな事よりも、時間に追われることなく手を叩いていたいのです(笑)
親になれた事が本当に有難い。

今日も有難うございました。




いいなと思ったら応援しよう!

時本ひまり📕なんでもやってみる母
頂いたサポートは書籍や体験に使わせて頂き、またnoteでお返しいたします!

この記事が参加している募集