1人で抜歯に挑んだ小1の長男と、睡眠のスゴイ話。
年末に、前歯(永久歯)が折れた長男。
折れた歯の治療はすぐに終わったものの、二重歯列が発覚して正月早々に大学病院で抜歯をする事になりました。
1人で診察室へ
紹介された大学病院は「子供の自立」をとても大事にしている。
その為、診察室への入室は「子供のみ」。
抜歯当日、診察室のカウンターで先生から改めて手術の説明を受けました。
「1時間程度の見込みです。では、お預かりします」
と言って、先生は長男を連れて行った。
私は廊下でただ待つのみ。
診察室は何人もの子供が治療を受けられるようで、中から子供達の叫び声や泣き声が聞こえてくる(^_^;)
長男の泣き声も聞こえてくるかもしれない…
そう思いながら、noteの記事を書いていた(笑)
結局、長男の泣き声は一切聞こえてくることなく1時間後に再び呼ばれた。
長男は口を開けて心底グッタリした様子だった。
唇や前歯には血がついているし、前歯の脇から黒くて太い糸が見える。
先生によると麻酔の時は「ちょっと泣いた」けど、全体的によく頑張ったとの事。
抜歯と言っても、一部骨を削ったりしているのでちょっとした手術だ。
もし私が小1の時にこんな目に遭っていたら確実に大騒ぎだったと思う。
普段は落ち着きがなくて、手に負えない…と感じる事が多い長男。
一方で、こういう時は本当に強い。
我が子ながら、よく頑張った。
口の不快感はシンドイ
手術当日は色々な制限があった。
長男は口を閉じるとキツイと言って、ずっと口を半開きにしていた。
その為、水を飲む時も口を閉じる事ができずダラダラと出てくる。
口の中に広がる「血の匂い」や違和感が嫌だったようで、大食いにも関わらず夕食もスキップして、水分も殆ど取らず20時には寝てしまった。
シンドイよね。
美味しい飲み物も、お菓子も、大好きなマグロも受け付けない。
睡眠は不快感をリセットしてくれる
実は前回もチラっと触れたが、私も過去に大学病院の口腔外科で口の中を手術した経験がある。
その時は手術時間8時間、「術後1週間絶食」という大変な手術だった。
全身麻酔だったので、いつの間にか手術が終わって日が暮れていた。
だけど、目覚めた時の口の中の不快感は尋常ではなかった。
しかも口だけじゃなく、手術から目覚めるまでの数時間の間に不意打ちで生理まで来てしまい、上から下から大出血で自分の体はこんな状態で大丈夫なのか不安になった。
食事は全て鼻の穴から胃まで通したチューブから、点滴みたいなパックに入った「流動食」を注入する。
1日3食同じメニューだけど、味わう事はできないので同じでも気にならない。
起床、食事、就寝の時間がきっちり決まった1週間。
多少の暇つぶしをしつつも、ちょっとでも「シンドイ」と感じたら昼寝もしていた。
すると「寝て、起きる」を繰り返す度に、痛みや不快感が減っていった。
汚い話で恐縮だけど、流動食みたいなモノしか食べていないのに毎日決まった時間に排便も起きるようになった。
(私としては、これは奇跡のような出来事だったw)
全然運動していないけど、体重も減る。
そして肌も物凄く綺麗になった。
中学生以降で一番、毛穴がキュっとしまって綺麗な肌になった。
自称・睡眠第一協会会長な私を作った原点は、この経験にありなのだ。
睡眠第一協会の話はこちら↓
翌日はすっかり元気に
手術当日は不快感でいっぱいな顔をしていた長男。
11時間程ぐっすり眠って、翌朝にはすっかり元気になっていました。
朝食はおそるおそる食べていましたが、慣れてくるといつも通りの食欲が戻り何事もなかったかのように過ごせています。
やっぱり睡眠パワーは凄い。
週明けには冬休みも終わりバタバタした日々が戻りますが、なるべくよく寝かせようと思います。
今日も有難うございました。