〈私立か公立か迷ってる保護者さんに届けたい〉公立小・初めての懇談会
4月に長男が小学校へ入学し、先日初めての「懇談会」がありました。
ここ数年のコロナで近隣の在校生ママに聞いても、学校の様子がイマイチ分からなかったので、学校も懇談会も全く想像がつかないまま参加して結構驚きがあったので書いてみようと思います。
想像していた公立小学校のイメージ
私自身が子供の頃に小学校が好きではなく、特に高学年の時の担任の先生は今思うと虐待行為と思われる事をしたり、他のクラス担任だった男性の先生は宿泊行事で飲酒して女子生徒にちょっかいをだしたり…と、そもそも良い印象がありませんでした。
親になってからも、小学生の子供がいる旧友や、職場の人、ニュース等で
「子供の担任の先生が鬱で休職してる」
「職業別自殺者ランキングの第一位は教師」
「先生一人に対して子供が多すぎて全くフォローしてもらえない」
等とネガティブな話をよく聞いていたので、小学校入学がとても怖かったのです。
ただ、今思えばこれも「こども行動経済学」で紹介されていた
「確証バイアス」の一種だったと思います。
〈驚き1〉想像より遥かに先生が元気だった
懇談会の会場(体育館)に到着すると校長先生の姿が見えたので、また入学式のように管理職の人の話が長いのかな~?と思いましたが、結局管理職の先生は一切登壇がありませんでした。
1年生各クラスの先生がそれぞれのパート別にお話をしてくれましたが、皆さんマイクを片手に身振り手振り、時には面白くお話してくれて
「学校の先生ってこんなに明るいんだ!」と驚きました。
もっと「嫌々やらされてます」みたいな雰囲気かと思ってました。
(偏見持ちすぎ)
〈驚き2〉ほぼ女性の先生しかいなかった
1年生のクラス担任、主任はすべて女性の先生でした。
支援級の担当だけ男性の先生でした。
女性の先生は20代、30代位の先生が殆どで、一人だけ定年間近?みたいな先生がいましたが、この先生もお話がとても面白くて一番感情豊かに子供の事を話して下さいました。
主任の先生が、まるでガッキーのように可愛くて目の保養になりました(笑)
幼稚園、保育園は女性の先生が多いので、小学校入学と同時にいきなり担任の先生が「ザ・おじさん」みたいな感じだと親子共に戸惑うな~と思っていたので、これも嬉しかったです。
〈驚き3〉意外と和やか
学年全体の懇談会の後、各クラス別の懇談会がありました。
入学説明会で、資料を読みながら「めんどくせぇなぁ」と呟く
スウェット姿のヤンキー風ママが近くにて少し怖かったので
懇談会で一人一人自己紹介する時も
「あぁぁ?」みたいな態度に出るママとかいるかもしれない!と勝手にドキドキしていましたが、そもそも強制参加ではない懇談会にわざわざ参加する保護者さんなので、そんな怖い人は一人もいませんでした(笑)
長男が仲良くしていると口にしていたお友達のママも参加していて、怖くなさそう(どんな基準?)だと確認できてホッとしました。
〈驚き4〉PTA役員もアッサリ決まる
PTAについて事前配布された資料に、「在学中1回は役員をお願いします」と記載されていたので、「早めに終わらせちゃおうかな」と漠然と考えていました。
担任の先生から「どなたか立候補頂けたら有難いです」と言われると、すぐに事前打ち合わせ済と思われるママ数人が同じ役に立候補していたので、
「もしやるなら〇〇がいい」と決めていた役があったので、私もすぐに立候補しました。
結局全ての役員が「早い者勝ち」みたいな勢いで決まったので、
5分位でアッサリ決まって終わりました。
もっと誰も手を挙げずに「シーン」とした空気に耐えられなくなって引き受ける…みたいなパターンを想像していたので、こちらも驚きの連続でした。
〈驚き5〉夜なのか~い!
PTA役員が決定した直後に早速「第一回委員会のお知らせ」が配布されました。
日時を確認すると平日の夜。
てっきり平日の昼間に開催されるから、共働き世帯にはハードルが高い世界なのかと思ったらまさかの夜でした。
働く保護者への配慮かもしれませんが、夜は子供の食事、お風呂…と何かと忙しいので、子供が学校にいる時間に設定してほしかったです。
この辺りは仕事を休むのが難しいとか、事情も様々なので難しいですね。
公立小学校の情報はもっとオープンになった方が良い
結局、4月は
①入学式
②懇談会
③個人面談
④PTA委員会
と、一か月で4回も来校する事になりました。
正直「近くて良かった」と心から思いました。
私立に合格していたら凄く嬉しい反面、負担感も大きかったと思います。
何よりも親以上に子供は毎日通うので、「慣れる」と言っても無意識に疲労やストレスが溜まってたのでは?と感じます。
ポジティブな気持ちで小学校生活をスタートできて、良かったです。
公立の小学校は、先生の異動もあるので一概に「どんな学校」と聞かれても時期によって変わるとは思いますが、積極的にアピールする公立小は少ないのでもっと世の中にオープンな組織になれば入学前の不安が解消できると思いました。
私立と公立で迷っていた時も、結局幼児教室が書いた
「最後は私立へ誘導する記事」にアクセスする事が多くなりがちなので、未就学のお子さんを持つ保護者さんに何か参考になればと思い、記録してみました。
これからも続けていきたいと思います。