
友達×公園、これ以上喜ぶ組み合わせはないかもしれない。
「おやつくじ引きにしたい!!」
連休前のある夜。
次男が突如「おやつくじ引き」を作ると言い出した。
3連休中、次男にとっては大イベントが待っている。
もう21時だと言うのに…
早く寝かせなきゃ…
そう思いながらも、あまりにも無邪気で付き合ってしまった。
まるで遠足
3連休中のとある日。
次男の保育園のお友達と遊ぶ事になった。
グループLINEに「●●公園に行くので、もし来れる人はフラッと来て下さい」というザックリとした呼びかけがあり、私を含めた数人が「行く」と表明していた。
次男の保育園友達と休日に遊んだ事は、片手で数える位しかない。
公園に行く時も、イベントに参加する時も、キャンプに行く時も。
いつも「長男のお友達」と一緒で、次男の友達じゃない。
中々、「長男の友達」と「次男の友達」にバランス良く声かけして付き合うのが難しい(笑)
だから今回の呼びかけはとても有難かった。
つい最近、卒園式の日の夜に開催される「家族全員参加の飲み会」をお断りしたばかりなので、一瞬気まずい様な気もした。
だけど、「交流したくないワケじゃなくて、夜とお酒が苦手なだけですよ!」という意志表示?にもなる気がしたので、気にせず参加する事にした。
次男は滅多にない「自分の友達と公園」に大興奮。
公園でみんなとお菓子を食べたい!
↓
お菓子を配りたい!
↓
くじ引きスタイルにしたい!
と、どんどん発想が膨らんでいった。
工作好きの夫が、丁度良いサイズの段ボールの箱と丸く穴の開いた箱をササっと作って次男に差し出した。
段ボールに書かれた文字がむき出しだったので、私と次男でカラー画用紙を貼り付け、春らしく桜のシールで装飾をした。
そして手を入れる丸い穴から中身が見えない様に、折り紙を十字に切って蓋の内側に張り付けた。
すっかり寝るのが遅くなってしまったけど。
眠い目をこすりながらも、拘りを持って作る次男が可愛かった。
いつも保育園のお散歩で行く「馴染みの公園」に行くだけなのに。
しかも、「いつものメンバー」なのに(笑)
まるで遠足だ。
喜びの爆発
お昼頃から公園へ行き、レジャーシートを敷いて、最初に来た子とお弁当を食べていると、食べている間に次々とお友達が集まってきた。
1人増え、2人増え…と増えていくにつれて、ご飯どころではなくなる(笑)
早々に切り上げてお友達と走り出した。
遊びが一区切りついた所で、次男が「おやつくじ引き」を出した。
お友達よりも、ママ達が「何それ!凄い!!作ったの?」とびっくりしていた。
次男はくじ引きを始める前に、お友達に「アレルギーない?じゃぁOK。中を見ないでね!」と言って、次々とくじ引きを薦めていた。
お菓子を大量に仕込んでいたので、ママ達にもくじ引きしてもらった。
お昼ごろに始まった「公園遊び」は、習い事や用事を終えたお友達が後から後からどんどん増えて、最終的にはクラス全体の2/3位が集まり大盛況だった。
遊んだり、おやつを食べたり、新しいお友達が来て大興奮したり…。
まるで「年末のスペシャル番組」みたいだ。
やっぱり公園でしょ
次男があまりにも嬉しそうだったので、卒園式の後の飲み会に参加しない事が可哀想な気もしてきた。
公園で遊んでいる最中にも、「来れないんですかー?」と残念そうに聞かれてちょっと気持ちがチクチクした。
最後だし。
たった1日の事だし。
そんな気もした。
だけど…。
公園で遊ぶ子供達の笑顔は「公園だからこそ」な気もした。
みんな洋服が汚れるなんて一切気にせず走り回っている。
すっかり色の抜け落ちた芝を手でかき集めて山を作ったり、土の上に座りこんだり、髪も顔も砂だらけになっても気にしない。
「お弁当を食べる」を早々に切り上げた様に、子供達は走りたいのだ。
走り回って面白い事を探したい生き物なのだ。
きっと飲み会に行き、「みんなでご飯を食べましょう」と呼びかけたところでまともにご飯を食べない。
ふざけて、暴れて、お店の物を壊すのでは?ってハラハラする。
「触らないで!騒がないで!」なんて言うのは、なんか違う気がする。
子供が友達同士で集まったら、走り回りたいだろう。
「大人しくしてほしいから、YouTubeかゲームを与える」は、良い時もあるけど「何を見るか?」とか色々と揉めやすい。
子供には公園が似合ってる。
だからやっぱり欠席でいいや!と納得した。
帰宅した後に、「くじ引き箱」をリュックから取り出した次男が言った。
「次は卵と牛乳が入ってないお菓子も持って行こう。アレルギーの子が可哀想じゃん?」
優しい…!
親バカだけど、その優しさにキュンっとなってしまった。
もうすぐ卒園だけど。
今更だけど。
次男の喜ぶ顔が沢山見られるように、またお友達を誘って公園に行こう。
<あとがき>
そうは言っても、公園に5時間近くいたのでまぁまぁ疲れました。
「子供と遊ぶ」というよりも、子供同士が遊ぶ姿をママ同士がお喋りしながら見守る…という感じなので、気が付くと我が子を見失っていてドキドキしたり、何よりも今の時期は寒い!
「お友達を誘って公園」のシチュエーションって殆どの家庭が「ママ同士」ですよね。パパ同士で行ってくれたら良いのに…(笑)
**「昨日読んだ本」コーナー**
オンライン読書教育「ヨンデミー!」に、毎日「感想提出」をしている子供達が昨日読んだ本を紹介するコーナー
〈長男〉
<次男>
<読み聞かせした本>
児童館に並んでいて一気読み。
この日ずーっと次男は「いいからいいから」って言ってました(笑)
ネコを通して「多様性」を教えてくれる本。
かなり良書!
今日も有難うございました。
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