【睡眠第一協会会長の告白】実は睡眠が良質ではありません。
「痛いって言ってるでしょう!」
先週の真夜中、私は思わず叫んでいた。
夫の帰りが遅いため、長男・次男に挟まれて3人で寝ていた日の夜。
右にいる次男はCの文字の様な寝相で頭と足でグイグイ押してくる。
長男は突然上半身を起こす。
そして、私の顔の上にダイブしてくるのだ。
これを一晩に何回もやられる。
自称・睡眠第一協会会長を謳っているのに大変お恥ずかし話だけど。
私の睡眠の質はあまりよろしくないのだ。
真夜中の流血騒ぎ
子育て中の人にとって、「子供の寝相が悪くて、よく眠れない」はアルアルではないだろうか。
赤ちゃんの時は度々泣き声で起こされて、夜中の授乳・オムツ交換と昼間並みに大忙し。
3~5歳位になると、真夜中に「オシッコ漏れた」等と言われる。
そして5歳を過ぎた頃から、今度は体格が良くなってきて乗っかられたり蹴っ飛ばされたりするとかなりのダメージをくらう。
今、私はここのステージにいる。
数年前、友人は添い寝をしていた子供(5歳)が真夜中に唇付近にゴツンと頭を乗せてきた衝撃で、負傷した。
何と、前歯が折れて大出血したそうだ。
真夜中に歯が折れたりしたら、きっと大パニックだったと思う。
寝具も血だらけになるし。
何か特別なスポーツをしていたワケでもなく、安全な家の中でこんな事件が起きるのが子育て。
この話を聞いて「明日は我が身」と思ったにも関わらず、間取りの事情や私も子供も何だかんだ言って寂しいという理由で、今でも私は添い寝をしている。
就業規則と塾産業までメスを入れてくれ
そんな中、とても興味深いYouTube動画を発見した。
成田悠輔さんの番組に、睡眠の研究をされている柳沢教授が出演されたこの動画。
全3回に分けられていて、まだ後編の最後まで辿り着いていないけどとても面白かった。
動画の中で、ざっくりいうとこんな話が出ていた。
いや、本当にそれよ。
そして、つい最近厚生労働省からも睡眠に関する提言が発表されてニュースになっていた。
残念ながらニュース記事を保存していなかったが、こんな内容だった。
そのニュース記事に対するコメントがまた面白かった。
正に、その通り。
正社員という肩書であれば、多くが1日8時間労働。
そこに往復2時間~4時間位の通勤時間となれば、24時間の半分が終わる。
共働きで、家事・育児もあればどんどん睡眠時間が削られていくのは当然の事。
厚生労働省が出した「睡眠ガイド」には適度な運動習慣の重要性や栄養についての話も出ているけど、運動したり栄養バランスの良い食事を作る為には、どう考えても仕事+通勤に半日使っている場合ではない。
そして「小学生は9~12時間」を提言するなら、塾産業に規制をかけて欲しい。
国が完全な縦割りであるお陰で、こんな無茶苦茶な世の中になっている(^_^;)
添い寝はお互いの為に良くない
そして、話は冒頭に戻る。
動画の中では「親子の添い寝」についても語られていた。
結論から言えば「お互いの為に良くない」との事。
まさに、それ!
私は子供と一緒に20時台に寝てしまっているので、ここは良いとして。
切実な問題は「寝相」である。
正直、寝床がどんなに広くてもゴロゴロと転がってくるので「別室で寝る」以外の解決策がない。
自称・睡眠第一協会会長なんだから、こんな事ではイカン!と思う気持ちもあるが。
睡眠第一精神に負けないくらい、寝る前の読み聞かせや消灯した後のお喋りタイムが好きだ。
幸いな事に、私は夜中に頭突きの衝撃で起きる事が度々あるけれど、子供は滅多に起きない。
「子供がグッスリ眠れているなら、私の事は目をつぶろう」とさえ思えてくる。
いっその事、私自身もちょっとやそっとでは目覚めない位深く眠れるように、日中思いっきり体を動かして疲れてみようか?
いや、どんなに疲れても結局「目が覚めてしまったらおしまい」だ(^_^;)
という事で、私の「良質ではない睡眠生活」はまだ続きそうである。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように☆彡