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出産祝いに選ぶ絵本 3冊セレクト

我が家には6歳の長男、4歳の次男がいます。

長男を出産した時に沢山の方からお祝いを頂きましたが、赤ちゃん用品が多い中で長く活躍してくれたお祝いが「絵本」でした。

面白い事に、1年で4人位の方から絵本を数冊づつ頂きましたが、1冊も重複する事がありませんでした。

その後、私は自分でも沢山の絵本を購入し読み聞かせをしてきました。

長男誕生後、周りに赤ちゃんが生まれると私も必ず絵本をプレゼントしています。

そんな私がよくプレゼントする絵本をご紹介します。

贈る絵本は平均3冊


私が出産祝いに贈る絵本は、大体3冊程です。
3冊の選考基準は

①1~2歳の時に楽しめる絵本

②3~4歳頃に楽しめる絵本

③親向けの絵本

というパターンが多いです。

①1~2歳の時に楽しめる絵本


一番プレゼントした回数が多いのはこちら

しろくまちゃんのほっとけーきです。


こちらの記事でも熱く語りましたが(笑)

ほっとけーきが焼ける過程を表す音「ぽたあん」等を子供がマネしてくれる事が多く、ほっこり幸せな時間を味わう事ができます。

他には、「絶対に持っていない」事が確認できていれば
「だるまさんシリーズ」を選ぶ事もあります。

だるまさんの中で最初の1冊としてプレゼントする時は
「だるまさんが」を選びます(王道)。

一緒に「どて」とかやってくれるようになると、めちゃくちゃ可愛いですよね♡


②3~4歳頃に楽しめる絵本


男女問わず、ほぼ「こんとあき」です。

「あき」という主人公の女の子の豊かな表情

多くの子供が一度は「ぬいぐるみ」に愛着持っていた時期あるよね?という懐かしさ。

特急列車での旅。

芸術作品みたいな絵の細かさ。

「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という読んでいる親が癒されるセリフ。

プレゼントとして受け取ってくださった方のほぼ全員が、砂丘のページで
「うわぁ、綺麗」と感動してくれます。

詳しくは↓ 過去にもかなり熱弁しています(笑)

③親向けの絵本

主にママへ向けての絵本になります。

産まれた直後、子育てに慣れてきた時、子供の手が離れてきた時、子供が独立した時。

どの時代に読んでも「刺さる1冊」として、選んでいます。

女の子が生まれたら

「ちいさなあなたへ」です。

すぐに読めるのに、言葉の選び方があまりにも秀逸で未だに読むたびに泣けてしまう名作です。

自分が産んだ子供が母になり、お婆ちゃんになる。

私の祖母(89歳)もたまに母親の事を思い出すのかな?そんな事を想像すると、命を繋いできた歴史に胸がいっぱいになります。

この絵本について3月にも解説しています。
書きながら号泣した記憶があります(笑)

男の子が生まれたら

「あんなに あんなに」です。

絵本の中に出てくる子供が男の子という事もありますが、やはり男児二人を育てる身としては「あるある!」と思えるシーンが多いです。

子供と一緒に読んでも、前半は「もうこんなかよ~!」等と子供も突っ込みながら笑えるシーンが多いのですが、後半に子供が孫を連れてくるシーンでは読みながら毎回泣けてきてしまいます。

「ちいさなあなたへ」は海外の絵本という事もあり、描かれるシーンが自分の現実とはかけ離れてる部分も結構あります。

一方で「あんなに あんなに」は、今子育てをしている人にとってはとてもリアルな世界が描かれています。

オムツからウンチがはみ出してるとか

ママチャリで一緒に歌っているとか

私は、駐輪場と家だけが描かれているページが毎回何とも切ない気持ちになります。

今は駐輪場に停める時に煩わしく感じている子供乗せ自転車も、買い替える日が来て懐かしく寂しく思う日が来るだろうな…と。

絵本の世界はやっぱり素敵

久しぶりの絵本記事で、熱くなってしまいました(笑)

こんなに絵本が好きな私ですが、ふと振り返ると未就学児の頃は近くに図書館も書店もなく、自宅にあった5冊に満たない絵本の記憶しかありません。

「しろくまちゃんのほっとけーき」も「こんとあき」も、私が子供の頃からあったんだよなぁ…と思うと、不思議な気持ちです。

先の事は分からないですが、いつか孫に子供が読んであげている姿を見る事ができたらとても幸せだなぁ…と思います。

出産祝いに迷っている方、これから出産を控えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。


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