🏴🏴もうすぐセント・ジョージズ・デー🏴🏴
4月23日は、イギリスではセント・ジョージズ・デー(聖ジョージの日/ St George’s Day)。娘が、学校で習ってきたと言って、いろいろ話して聞かせてくれた。いわゆる、キリスト教のイベントで、イングランドの守護聖人ジョージの命日だ。ドラゴンを勇敢に退治して、プリンセスをたことで有名な聖人でもある。
イングランドの国旗は、白地に赤い十字「セント・ジョージ・クロス」。イングランドの国花は、バラ。聖ジョージのドラゴン退治の際、ドラゴンの血がバラに変わったという伝説からくる。イングランドと聖人ジョージは切っても切り離せない関係のようだ。
娘が、印象に残った情報は、聖ジョージが、イギリス人ではない事。トルコ生まれで、その後ローマ軍の軍人として活躍。イギリスには、足を踏み入れたことは無いということだ。また、ドラゴン退治は神話であって実際には殺していない。勇敢だった事からくる言い伝えだと、学校では習ったようだ。
セント・ジョージズ・デーをどう祝う
イギリス人は、セント・ジョージズ・デーをどう祝うのだろうか。娘たちは、学校で、歴史を学んだり、イングランド国旗やドラゴンの塗り絵や工作などをして祝う。
そして、パブにはイングランド国旗🏴が飾られて、みんなで飲んで、騒ぐというのが通常の光景。今年は、いまだロックダウンの規制中で、パブは屋外での営業のみ。二世帯もしくは6人までとなら、屋外で会うことができるので、ビアガーデンがあるパブは賑わうかもしれない。
この他、通常なら、パレードがおこなわれたり、聖歌「エルサレム」をうたったり、イングランド伝統舞踊「モリスダンス」が屋外で披露される風習もある。今年は、ロックダウンの規制で、キャンセルされるイベントも多いかもしれない。
▲ノッティンガムのカウンシルハウスに掲げられた、イングランド最大のイングランド国旗