元男性?元女性?トランスジェンダーって?
ニュージーランドでできた外国人の友達にサラッとカミングアウトした時の話。
もはや当たり前すぎてカミングアウトというよりちゃんと自分を理解してもらうための自己紹介くらいの感じだけど。
「自分は実はトランスジェンダーなんだよね〜」と言うと、
「Oh really! What were you originally ?(もともとの性別なんだったの?)」
みたいな返しをされてハッとした。
確かに今まで自分はトランスジェンダーと名乗ってたけど、ストレートの人には「性転換手術した人=トランスジェンダー」と思っている人もいて、自分は長年自分のことをトランスジェンダーと思っていたけどそもそもトランスジェンダーの定義ってなんだ?と思い始めた。
改めて調べてみるとやはり自分が思っていた通り、性自認と身体的性が違っている状態で、手術の有無は関係ないという定義であっていた。
同じトランスジェンダーという言葉で自己紹介をしても人によって定義の解釈の違いがあったりするんだなぁと一つ勉強になった。
確かにトランスジェンダーと言われても、手術してないのか、手術して元女性の体で今は男性の体なのか、元男性で今女性の体になったのかってわからないよな。
今自分は健康上のリスクとかワークアウトで極力欲しい体を手にしたいという目標があるから手術は一切していないけど、元女性なの?元男性なの?と聞かれることはある意味、手術なしでそう聞かれる段階まで来ているということだから喜ばしいことだなと思った。
自分にとって体はただの入れ物、悩みの種になることもあるけど突き詰めればただの体、大事なのは中身であり精神性だと思っているからどっちの性別なのかよく分からないというふうになることが自分にとっていい目標かな。
この人どっちの性別かよく分からないけど、まぁいい人だし素敵な人だし別にどっちでもいっか!って思われるような人でありたいし、そういう社会になればいいなと思う。