【大学入試】普段の勉強で「おやつ」は有効?
ちょっと小腹が減ったとき。
空腹感を補うためにおやつを食べる人もいると思います。
最近のお菓子は美味しくて、ついつい食べすぎてしまうことも・・・。
今回は、大学入試でよく聞く「甘いものを食べましょう」から少し角度を変えて、普段の勉強でおやつを食べると良いか悪いか説明していきます。
勉強のときの甘いおやつの誘惑
昔は「甘いもの」と言えば、女子が食べるイメージがありました。
最近では、男女問わず多くの人が「甘いもの」を食べているでしょう。
もちろん個人差がありますし、好き嫌いもあります。
しかし、多くの人が「甘いもの」を好きで食べているのも事実です。
昔から「勉強には甘いものを食べれば良い」と言われていました。
勉強のときに甘いものを食べる理由
一般的な情報として、勉強のときに甘いものは有効です。
脳が活動するには、ブドウ糖を始めとする糖類が関係しているから。
詳しく知りたい方は、以下のサイトも読んでみてください。とても詳しく書いてくれている記事なので、参考になるでしょう。
上記サイトを簡単にまとめると、以下になります。
甘いものを食べるメリット
・脳にエネルギーを補給できる
・快感ホルモンが分泌される
・気分がリラックスする
甘いものを食べるデメリット
・眠くなる
・イライラする
・依存リスクが高まる
また、おすすめのおやつに「ビターチョコ」「ナッツ」などが挙げられています。太ることを避けるためもあり、糖質が少ないおやつが紹介されています。
だから、大学入試を目指す受験生は思うはずです。
「美味しくないおやつを選ぶのか?」って。
いえ、バナナなどのフルーツも挙げられているので、全く美味しくない食べ物を食べろというわけではありません。
上記の記事は、あくまで医学的根拠に基づいた記事でしょう。
普段の勉強における「おやつ」は有効?
しかし多くの人は「大学入試当日におやつを食べる」と聞いたことがあるのではないでしょうか。
上記の記事を参考にしても、普段の勉強より受験当日におやつを食べれば効果的であるイメージが湧いてくるはずです。
では、普段からおやつを食べて勉強するのは効果的ではないのか?
おやつを食べて勉強するのは、一過性のものだから意味がないのか?
気分的なもので、本当は効果がないのか?
おやつが好きな高校生が少し考え始めると、想像ばかりが膨らんでどうしてよいかわからなくなるのではないでしょうか。
おやつの効果は「持続力」
結論を述べましょう。
普段の勉強のときにおやつを食べるのは、入試当日に食べるより効果が期待できます。
多くの学習塾では、教室内で飲食禁止にしているかもしれません。
しかし、その理由は「勉強への効果」ではありません。
環境としての学習塾に「ゆるみ」「たるみ」をなくし、「規律」を整えているからに他なりません。
多くの学習塾では、特に「におい」を意識しています。
多くの生徒が集まる環境が「マクドナルドのポテトのニオイ」だったとしたら・・・。
そんなことにならないために、飲食禁止にしています。
しかし、家庭学習なら話は別になります。
脳はリラックスした状態が最も働く
成績を向上させ大学入試を突破する。
目の前の壁を乗り越え、期日内に目標の成績まで突破しなければいけません。
全ての受験生は、期日がせまるほどストレスを抱えています。
テスト前になぜか掃除したくなった人はいませんか?
勉強しなければいけないと考えるほど、勉強に挑めない経験をした人もいるのではないでしょうか。
それらの原因はストレスです。
勉強を始め、結果を求めるために継続しなければならない。
大人になっても「嫌なものは嫌」と言える人生を歩みたいかもしれません。
みんなそうです。
しかし、現実的に「嫌でも仕事はしなければいけない」というのは、誰でも理解できる事実です。
では、学校の先生が職員室で、コーヒー片手におやつを食べている姿を目撃していませんか?
実は、社会人の多くはストレスに打ち勝つためにおやつを食べています。
おやつを食べれば、目の前の嫌なことを「嫌と感じにくくなる」からです。
みんな、工夫しながら目の前の仕事を乗り越えているんですね。
受験生も同じです。
おやつを食べたら勉強に有効的か?を考えるより、とにかく勉強を継続したほうが良い。
だからこそ、勉強が嫌いならおやつを食べながらでも「継続」したほうが良いんです。
おやつを食べながら勉強すれば、10時間以上の勉強にもたえられる人は増えます。
あなたもおやつを食べながらなら、長い時間の勉強ができるかもしれませんね。
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