ヌードル・ハラスメントなんて言われるけれども🍜
今日は日本の"食文化"について勉強した。
普段から接している日本の食文化やマナーなどを細かく見つめ直して調べてみると色々と面白かった。
なぜご飯は左に置き汁物は右に置くのか。
日本には元々「左の方が右よりも優る」という考え方がある。
その為左大臣の方が右大臣よりも位が上だった。2番手はお偉いさんから見て左側に座るというのが基本であったのである。
日本人にとってお米は大切な存在でもあることから「主食」であるお米は左手に置くべきだという認識になったのだ。
さらには箸を持たない左手でいつでもすぐにお茶碗を持てるようにという意味も含まれている。
お茶碗と汁物の配置にはこのような意味があったのだ。
なぜ外国ではタブーであるにもかかわらず
唯一日本という国では麺類を"すすって"食べる文化が根付いているのか?
これには日本人が昔から愛してきた食べ物である「蕎麦」が大きく関係している。
蕎麦は勢いよく"すすって"食べる事で蕎麦の風味を味わう事が出来るだという。
他の食べ物のように音を立てないように細かく噛みながら食べると蕎麦本来の香りを楽しめなくなるそうなのだ。
外国人は日本人の啜る行為に対して不快に思ってしまう、それはよく「ヌードル・ハラスメント」なんて言われたりもする。
しかし食べ物の香りを楽しむ事が出来る
日本独自の"啜る"という食文化は、
外国人の方々に尋ねられた時には
しっかり説明してあげて理解してもらうべきだ。