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心の"錨"(アンカリングについて)

今日学んだある人間心理について述べたいと思う。最近はよく経済的や統計学と共に
「行動経済学」の本を読んでいる。

この学問には「アンカリング」という言葉が存在する。
この言葉は
元々持ち合わせている前提や基準が無意識に判断に影響を与えるという心理作用を意味する。
アンカーのような見えない"錨"が自分の心の中に突っかかっているイメージで合っている。⚓️
他人からの言葉や受け取った表現など含めて
日常の至る所にそれは存在しているのだという。
例えば街頭のアンケートで
「最近幸せを感じますか?」と尋ねられるか、「最近不幸を感じますか?」と尋ねられるかによって 回答者の回答が変わってくるそうだ。
幸せを尋ねられれば幸せな気持ちと共に
幸せを語ろうとする。
一方で不幸を尋ねられれば自ら不幸な気持ちを誘発し不幸を語ろうとする。
後者の場合でいうと
インタビュアーに話しかけられた瞬間から
無意識にネガティブを誘発してしまう為
回答者の目の前にはいつの間にかネガティブな世界が広がっているのだ。 

これまでを振り返ってみると
それは"無意識"のうちに自分の前にも広がって思い込みだったと今日改めて実感した。

自分を客観的に捉えられるようになる為に
こういった"無意識のバイアス"をこれからも沢山勉強しようと思う。

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