さらけだす
自分を「さらけだす」という作業
私は嫌いではありません。
昨日、パートナーと一緒に
『Dialogue in the SHIP』(in 恵比寿)
というイベントに行ってきました。
4つのテーマについて
若いお医者さんを中心に
トークセッションをするという内容。
テーマ1.「さらけだす」
テーマ2.「かわる」
テーマ3.「つたえる」
テーマ4.「つながる」
お医者さんといっても、人間は人間。
お客さんの半数は医療関係者でしたが
全く関係の無い職種の方でも
充分過ぎるほど楽しめるトークでした。
この4つのテーマは
ただランダムに並べただけ
とは私には思えませんでした。
トークの前に、
「両隣の知らない人と、まずは話してください。」
と言われて、左に座っていた、
年下と思われる女の子と男の子と
3人で話し始めました。
(右隣はパートナーが座っていたので。)
ここに来た動機や経緯、職業など
ひと通り紹介し合った後
「この人たちは面白そうだ」と
私の中のセンサーが反応しました。
では、そういう人たちと仲良くなるには
どうしたらいいか。
そこで「さらけだす」んです。
自分の弱み、失敗談を話す。
心理学的にいえば
「自己開示」ということです。
「あなたのことを信頼しています」
「あなたと仲良くなりたいです」
「あなたの事をもっと知りたいです」
自己開示は、こんな想いの現れです。
中には、自分の弱みを見せたくない
と自己防御の姿勢から抜け出せない人もいます。
そこで自分自身が「かわる」必要が出てきます。
弱みや失敗は、恥ずかしいことではない。
むしろ、失敗から何を学んだか。
それを「つたえる」のです。
共感してくれる人は多いと思いますし
相手も「かわる」キッカケにもなります。
「つながる」は「つなげる」ではありません。
繋がりの押し付けもいただけません。
「この人は面白そうだから、またお話したい」
お互いにそう思った時に
自然と「つながる」ことになります。
不思議です。
たまたま左隣にいた女の子と
話が予想外に弾んだので
イベントの後、勇気を出して
「この後、一緒に飲みに行きませんか?」
と誘ったら、嬉しそうに応じてくれました。
イベントの感想、自分が乗り越えてきたこと、
これからこんな活動をしたい etc…
先程の4つのテーマを
一気にやってしまった感じです。
かけがえのないお友達が
また増えました。
人とのご縁は大切です。
ご縁を大事にしたいなら
自分から「さらけだす」
そして「かわる」
それを相手に「つたえる」努力をして
自然と「つながる」。
私の人生が色づき始めました。