一保堂 煎り番茶の魅力
そもそも夫が「料亭で食後に出されるお茶だよ」と言って
一保堂さんのティーバッグ入り煎り番茶を買ってきたのが始まりだった。
第一印象:煙いわ!
しかし我慢して飲んでいると、だんだん煙臭さを感じなくなってくる。
そのうちに、胃が喜んでいるという感覚を覚える。
それもそのはず。
京都の人は、この番茶の湯冷しを赤ちゃんに飲ませているとのこと。
カフェイン含有量もゼロに近いらしい。
苦くはない。
渋くもない。
むしろ甘みさえ感じる。
マグカップに一杯飲み終わった後、出てきた言葉は
「…もう一杯飲みたい」
こうして私はまんまと夫の意図に乗せられた。
部屋でも飲みたいので、1リットル入りのポットに入れて
温かい煎り番茶を思う存分味わった。
次なる夫の企みは、ティーバッグではなく茶葉そのままの煎り番茶を
一緒に飲むことだった。
翌日、池袋の一保堂さんで150g入りのものを2袋買って帰ってきた。
ビニール袋を2重にしても煙臭い。
果たしてティーバッグと茶葉そのままの味の違いは?
意外にも茶葉の方が煙臭さが少ない。
ふくよかな味わいと甘みも茶葉の方が優っている。
慣れてきたからかもしれないが、これは癖になる。
ちなみにこのお茶は店頭には並んでおらず
店員さんに「煎り番茶ください」と言うと
奥から出してきてくれるのだそうだ。
注意点がひとつある。
「デートの前には飲まない方がいい」
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