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2021年、ベストパートナーであり続けるための3つの抱負。
TOKYO BRANCH代表の沢田です。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年の最終営業日は自分自身のnoteをこんなテーマで綴らせてもらいました。
2020年4月に発出された緊急事態宣言からの数ヶ月を過ごしながらも、1月決算の弊社は短期的な影響はなく、幸いにも過去最高の売上まで伸ばすことができました。
中長期的な影響を想定すると2021年からが危機の本番であり最大級に警戒する必要がある、と個人的に年末の内容は〆たのですが。。。最終営業日に「年始一発目のnoteお願いします!」と依頼を受けて悩んでいたのですが、全く考えがまとまらないまま初日を迎えました。
そして悩んでいるうちに、1月7日に2回目の緊急事態宣言が出たわけです。
多分悩み続けても答えは出ないし、環境に合わせて柔軟に対応し続けるしかない。
原点である「私たちはお客様のベストパートナーとして指名され続ける存在になり続ける」という想いを込めて、今回のnoteタイトルをつけました。
そのためにしていくことを3つ、抱負としてここで宣言します。
1.打ち手は広く。逆から考えて初めて指名される。
昨年、「非営業職に“営業力”をどのように身につけてもらうか」のセミナー配信を実施させていただくことになりました(全3回、最後の1回は今年開催予定です)。
元々私個人の感覚値だった「営業」でのポイントを、「顧客の意思決定モデル」と重ね合わせることで、「非営業職には想定しない領域での出来事だ」という気づきがありました。
逆にその気づき部分を分かりやすく伝えて、チームで取り組めば営業職でなくても新規案件を獲得できる、もしくは非営業職だからこその信頼関係をビジネスコミュケーションに昇華させることができれば、数字で悩まなくても済むと考えて話をさせていただいています。
ノウハウの公開という少し勇気の必要な決断でしたが、最終的にパートナーとしての仲間が増えていき、私たちが単独で開拓することがない領域の新たな顧客とのプロジェクトが創出されるのは“共創型デザインファーム”を名乗っている私たちとしては本懐ではと考えて公開に至りました。
今考えているのは、これを“仕事を受注する側のモデル”ではなく、”仕事を発注する側のモデル”に切り替えていくことです。
私たちがビジネスコミュニケーションで昇華させたいと考えている領域は、「デザイン経営に関心があり本気で考えているがコストとのバランスで身動きがとりきれない」企業における課題解決です。その糸口になってほしいと考えています。
自社の課題→業界の課題まで広げた後に、発注側の課題にまで視点を切り替えることにより、新たなベストパートナーとして指名される市場が広がるのではと考えています。
2.強く、しなやかな課題解決型の組織を作る。
今年一年、TOKYOBRANCHとしては人員増加ができませんでした。
理由はシンプルで、リモートシフトした状況において教育制度が追い付かなかったことを理由としておりますが、正直に言うと手が回らなかったことと優先順位的にコロナが落ち着いてからと判断していました。
1月7日に発出された2回目の緊急事態宣言を踏まえて、「これが日常である」と心に刻みながら組織編成や組織運営を実施していきます。
特に私たちは2020年4月にリニューアルしたSKwordとしてのミッション・ビジョン・バリューの定着と、TOKYOBRANCHでの組織文化の活用を徹底してきました。
クレドに関しては日々共有を続けているため、新たに加わるメンバーはその文化を共有できるかが一つの目安になり、採用する側もスキルよりカルチャーフィットを前提に考えていくことができます。
単独の職能ではなく、当社の顧客のニーズに合わせたスキルセットで課題解決に協力し合えるメンバーと、マネジメントではなくプロジェクトで繋がる組織を目指していきたいと考えています。
TOKYOBRANCHというチーム文化を成長させ、魅力ある人材がお客様と共に社会課題を解決していけるようにしていきます。
また、課題解決に対して協力してくれるパートナーも随時募集していますので、少しでも気になったらお声がけください!
3.知ってもらうことが大切、全てはコンテンツと考えて発信しつづける。
実績やノウハウやサービスを紹介するTOKYOBRANCHのWebサイト。
文化や知見を紹介するTOKYOBRANCHのnote。
上記の継続的な運営に加え、今年はFacebookページとYoutubeの運営にも着手していきたいと考えています。
今年は「プロセスエコノミーが本格的に注目を浴びる時代がくる」と信じています。
その中で、私たちは情報を発信することも大事ですが全てにおいてストーリーを重視して、発信するプロセスに共感をしていただき、仕事のご依頼をいただくレベルにしていきます。
私たちに依頼をするための疑似体験を、当社の発信する情報や運営する媒体で未来のお客様候補に見ていただき指名していただけるようになれば最高です。
また、具体的なプロジェクトとしてプロセス公開をご協力いただけるお客様がいていただけると、より体験価値が増すと考えています。
いずれでも是非お声がけいただけると嬉しいです。
また、私自身も自分の考えやノウハウを開示できるように努めていきたいと思っています。
2021年もTOKYOBRANCHを是非ご期待ください!