37・問いの立てをよくするには ~ 違和感大事にせぇっていわれないか? ~
昨日書いたのは、
ビジネスでの観察とはなんぞや。映像としてどう捉えるか。
って話し。
お客様の所におじゃましてたまたま事務所全体が見渡せるスペースに案内されました。その時に何を観察するかって話し。
しかし、最近は事務所の中で打合せができるお客様も少なくなったわね。昔は、どんな会社でも事務所の中でできたもんだけどね。
ヘタすれば、社員さん同士でつかう部長の目の前にあるスペースとかもオッケーとかね。営業にはありがたい時代だったねぇ。
部長席の頭上には、その期の目標やスローガンも張り出されていて、そのキーワードを商談に組み込めば楽勝でお客様との会話が成り立つなんて時代もあったわ、笑うしかないけどね。
なかなか、そんなお客様は存在しなくなったが、仮に事務所が見渡せるスペースで打合せができたとする。
さて、大事なのは定点観測の結果をどう活かすって話しだね。
定点観測は「同じ場所から」とか「同じ位置で」とかビジュアルでどう捉えるかだよね。朝顔ならメジャーという測定器で「形状(高さとか)」を数値化もするね。
さぁ、お客様の事務所を見渡して何を見るか。
色々と見えることはあると思う。
席に座っている人が少ないなぁ。
おっ、今日は社長がいる。
まぁ、色々と見えてくる。
で、1つの例ではあるが鷲なら、座っている席を定点観測するかな。特にお偉いさんの座る位置を必ずチェックする。
一般的な会社は、オフィスの席次が組織を表すことがいまだに多い。最近は、フリーアドレスとか、在宅勤務の時代でもあるので席順はよくわからなくなってきた気もするがね。
席位置が変わるという場合は、組織が変わったと言うこと。
組織が変わるというのは、企業の戦略が変わると言うこと。
組織図って言うのは、その会社の意志決定の流れと序列だからね。誰がどこの組織に行くというのは(とくにお偉いさん)、その会社の戦略が変わったと言うこととほぼイコールと思うべしだ。
戦略が変わると言うことは、課題の組み替えがあったと言うこと。
課題解決がコンサルティングセールスの役割だとしたら、課題の組み替えがあったら、我々の攻め口も変えにゃあかんわね。
わかるり?
はい、席が替わるって言うのはそんな話しにもつながるのさ。
だから、常に誰がどこに座っているのか、お偉いさんの座っている場所はしっかり目に焼き付けろって話し。そして、変化があったらアンテナをビビビってうごかせってことさ。
席替えがあったことに気がつかないのは、話にならないわけ。
「へぇ席替えがあったんだ」って気がつくだけじゃ抜けさくなんだが・・・まぁ、違和感に気がつくだけヨシとするか。
まぁ、こういうのを鋭く、たくさん気がつくようにトレーニングしないさいって話しね。
【勘】ってこうやって磨きはじめるわけだ。
で、気がつくだけでは磨けない。アンテナに何かが引っかかるだけじゃ【勘がいい】とは言わないんだなぁ。
で、1,000文字超えたから次に続く
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