27・企画をどうまとめる? ~ 提出前にすべきことだな ~
企画書シリーズも最後にしましょうかね。
今日は、提出前にどういうチェックをするかと言うことと、プレゼンに対して何を準備しないといけないかを。
企画書ができあがりました。仮に40ページの大作になったとしますか。
やらなくていけないのは内容面で2点、品質面では2点の合計4点でのチェックが必要。
まず、内容面でのチェックは、「RFPを満たしているか」と「表現が適切か」の2点
RFPで求められている項目のページが存在しているか、内容に抜け漏れがないか。これは、全体を統合するリーダーの役目。ちゃんと最初から担当を決めておくこと大事ね。
あんたは、RFPの十分条件を満たすかチェックする人ねって感じ。進行管理もこの人にして貰うが良いかもね。
次は「表現が適切か」
お客様の状況や立ち位置に合わせた用語を使っているか。日本語としてシンプルに成り立っているかどうか。
相手に合わせた専門用語を使っているかどうか。相手と日常的に使っている表現をしているか。相手の会社が好んで使う言い回しになっているか。
この辺は、チェックする担当視点ではなくお客様にスッと入るかどうかで判断。なので、場合によっては業界の専門用語はあっても問題はない。
次に品質面の2点
一点は、まず最低ラインの話しだと思うが、誤字脱字や表記の揺れがないかどうか。
これは、昨日書いたがツールでチェックをするのが一番手っ取り早いが、完璧をめざしたいのであれば、書いた人間以外の複数人が、紙にプリントした上で、赤鉛筆(表現古いなw)でチェックをするのが一番確実。
残念ながら画面でやるのはまだ紙面の効率性正確性には敵わないと鷲は思っています。
ただし、画面だろうと紙面であろうと、誤脱や揺れチェックするうえで、文章に関する用法のマニュアル(まぁ、ここまでは言わずとも方針がハッキリしている)がないと、全員のチェック意図がバラバラになってしまって、それを揃えるのに逆に非効率になってしまうので要注意。
そしてもう一つは「配置や色合いの統一」
テキストボックスの位置が微妙にずれていて、アタマが何か不揃いな気がするとか、大人数で制作した結果、ページによって色合いが揃ってないなど。
最初に方針や配置は決めてあったりしても、短納期の中、大人数で作ると、必ずズレる。これは致し方ない話し。
中身が最重要なことなので、例えば位置が0.1ミリズレていても何も問題はないとは鷲も思う。
しかし、鷲が高い勝率でコンペに勝っている背景には、そこまでこだわる社員さんとかがいてくれるからなんだと思う次第。
どこまでこだわって作っているかって大事なんだとおもうよ。そんな品質もコンペに負けない本質の1つってね。
With exon.co.jp DNA
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