35・問いの立てをよくするには ~ 勘の鈍い奴に共通するのは ~
考えながら問いをたてるのではなく、【勘】でできる様になるといいよねぇと思う次第。
【勘】は、考えずに判断行動(問いをたてる)できるって状況。
何も考えずに質問が口から出てくるなんていうのは、口からでまかせ状態だわね。だから、あくまでも考えずにできるって言うのは比喩的に捉えてね、当たり前だが。
とにかく、とにかく、最適な問いが「間髪入れずスパッと」でてくる。
こんな状況を作るために【勘】を磨けって話しです。
先読みともちょっと違うんだよね。
状況判断の正しさって奴。
先読みは【洞察力】だろうね。
これは、スカンクワークスの最終的に目指したいスキルのトレーニングテーマ。
で、今回は【勘】を磨くためにはどうすれば良いのかだね。
まぁ、色々なやり方はあると思うんだが基本は1個だけだと思う。
「みる」って言うのをどれだけ意識できるかだろうなぁ。
まちがいなく「よむ」じゃないね。
【勘】って状況判断の「素早さ」と「適切さ」と鷲は思っている。
答えは簡単。
素早く適切な判断するためには、正しい経験を積むと言うこと。
経験は知識の学習と、その知識の実践。
技術(道具)を持っているだけじゃダメと同じ。技量をどうやって上げていくか。その結果技能になるのが職人の世界。
トラブルとかが起きたときに、経験のある職人は、なぜか最短距離でいけるでしょ。それが【勘】ってやつだ。
最後はマニュアルじゃないってここなんだよねぇ。マニュアルはメチャクチャ大事なんだよ。マニュアルの読めない奴は本質的に役に立たない奴だからね。
でも、マニュアル通りにしか動けないんじゃダメなのよ。世の中想定外がある。その想定外に正しく判断せにゃあかんのは判るよね。
その想定外というのがお客様のとの会話、とくにヒアリング中なんて言うのは想定外の塊。
つか、想定外の話しが出てこなきゃだめなのよ、ヒアリングは。
ここは判ってない半可通が多いよねぇ。
で、【勘】磨くには、まず【学習】。
知識の習得が大前提。
判断するときに大事なのは情報。その情報の接着剤でもあり、根底でもある知識をとにかく頭にたたき込む。
で、その知識というのは別に本からだけあるモノではない。
先に「みる」の違いが判るってあったよね。
知識から情報にするのか、情報から知識を求めるのか。まぁ、これはどっちでもいい。鷲の学生時代はロクデナシの典型なので勉強大っ嫌い。なので、どちらかというと後者の「情報から知識を導き出す派」だけどね。
答えは「観察せぇや」って話しね。
観察は、定点観測と類似比較だな。
「変化をみつけること」と「同類との差違をみつける」
じゃぁ、何を観察すれば良いのか。
お客様を観察すればよしってね。
えっ?意味が判らねぇ?
もっと具体的に書けって?
じゃぁ、次ね。
With exon.co.jp DNA