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№338(083)Business Formation Change ~ 新しい「在り方」をどうやって生み出すか⑥ ~

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今朝(5/23)は、昨年うちで実施した千葉市産業振興財団主催創業者研修の卒業生が営むケーキ屋さんに伺うところから。

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贔屓目抜きに美味しいケーキというのかスイーツを作っているなと思う。地元でも評判での美味しさで、いつ行っても行列のできるお店。

応援している若い人が頑張っているのは、本当に嬉しい誇らしいもんです。

これから紆余曲折もあると思うけど頑張って欲しいもんです。

さて昨日は、

数字を上げるための行動変容。

まず、ここは絶対的な話しで、これはデジタルであろうが、アナログであろうが変わらん、まちがいなく変わらん。

大事なコトは、その行動変容を定着させることを「デジタルでどう実現するか」。

で終わった。

人材育成をする中で受講生の何を変えるのかと言えば、「思考」「技能」「管理」を色々な方法でお伝えして「行動」に落とし込む。

そして、その「行動」を「定着」させる。カラダに教え込むって感じかな最後は。

定着させるためには何が必要なのか。

その定着を維持するためには何が必要なのか。

研修ビジネスというのは、

研修成果 = (教材 × カリキュラム × 講師) + 受講生現状

と言うのが基本的な公式。

これに「行動変容」を「定着」まで考えると、

行動変容の定着 = 研修成果 × 現場での試行錯誤 × フォローアップ

となるはず。

で、話題を研修ビジネスの現実に切り替える。

研修ビジネスって言うのは、以前にも書いたが「高単価」であるのが魅力。そしてもうひとつ隠れた魅力がある。

大きな声では言いにくいのだが「一コマおわったらたら次の舞台へ」という特性がある。

業界的には「手離れが良い(後工程がない)」なんて言い方をする人もいる。

その日が終わったら、もう次のお座敷に意識を切り替えて次の実施場所に向かう。

なので、同じネタで繰り返し研修がスケジュール一杯に実施できたら、本当に美味しいビジネスなのよ。

全部が全部お座敷芸人(研修講師)の皆さんが、売り切りビジネスをやっていると言うことではないが、研修ビジネスの実態はそんなのもある。

単価が高くて、売ったあとのフォローがなくて良い。

こんな美味しいビジネスはそうそうないよね。

この構造に気がついている人も多いので「講師業」に参入があとを絶たない。間違いなく美味しいのよ、当たれば。

ただ、成果を上げることのできない講師も多い。

一番の理由は「講師力」がないから。

教材とカリキュラムが同じなら間違いなく「講師力」で成果の出方は変わる。

その講師力が発揮できるのが対面研修なのよね。人としての持っている「圧」がダイレクトに伝われば、受講生の意識は間違いなく変わるよね。

よく言われる「誰から習う」ってこの辺なのよね。

で、デジタルになって「講師力」が突出しなくなった。

で、デジタルになって「コマ売り」ビジネスが一気に「バルク売り」の世界に変わった。

芸能の世界でも「舞台のチケット(有限の座席数での一発勝負)」から「ラジオやテレビのアナログメディア(座席は無限だがコピーで劣化する)」に流れ「ネットなどのデジタルメディア(コピーが劣化せずに無限にできる)」と変化してきた。

たぶん、デジタルの世界になって「価値が1/5(仮に)」なるというのは、このバルク売りの世界だってことなんだよね。

いままでのビジネスモデルがひっくり返されるのはここ。

実は「荒巻順という講師名がついている特売できないブランドモノ」って思っていたことは、実は舞台(メディア)が変わったら「まとめ売りして単価を下げることができる単なるシャウエッセン」だったって話しね。

まぁ、ここまで自虐的に考える必要はないと思うが、成功モデルは調子に乗っているのも事実なので徹底的に否定してみるのも大事よ。

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研修屋という一発屋からの脱却をデジタルで実施する。

ここがうちの最大の課題とする。

で、デジタルの世界で「バルクにされないためにはどうするか」だよね。

まぁ、これは逆に考えれば「バルクにすべき所を徹底的にバルクにしてコストを下げる」ここと「バルクにできない価値をどうやってデジタルの中で創るか」に尽きる。

ここがビジネスモデルを変える上での最大テーマだろうね。

1年間考えてきた結論がここ。つか、1年も考えないとここに到達しない鷲は、根本的にはアホなんだよね。でもまぁ、考えないよりはマシだろうね。

ほんと、何も考えていないヒト大杉、お座敷業界に限らず。

口先だけで「新しい時代だから」とか言ってもしゃーないわ。

続く。

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